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MVP ARCHIVE NASA | SEARCH FOR LIFE Phase 01-01 : Search for Life / 人類はなぜ生命を探すのか

Search for Life / 人類はなぜ生命を探すのか

人類はなぜ生命を探すのか

私たちは、まだ地球以外で生命が存在する証拠を見つけていない。
それでも人類は半世紀以上にわたり、生命の痕跡を探し続けている。

火星へ探査機を送り、木星や土星の氷衛星を調査し、遠くの惑星の大気を観測し、さらには宇宙から届く人工的な電波の可能性まで調べてきた。
なぜ、それほどまでに生命を探し続けるのだろうか。

地球以外にも生命が存在するなら

その理由は単なる好奇心だけではない。
もし地球以外にも生命が存在するなら、生命は宇宙では特別な存在ではなく、ごく自然に生まれる現象である可能性が高まる。

一方、どれだけ探しても見つからないなら、生命の誕生には極めて限られた条件が必要なのかもしれない。

つまり、生命探査とは「 宇宙に生命はいるのか 」という問いだけではなく、「 生命とは何か 」という根本的な問いに挑む研究でもある。
NASA は、この問いに答えるため、さまざまな方法で生命探査を進めてきた。

Viking計画

1976年には、Viking計画 で火星の土壌を直接分析し、生命活動の有無を調べる世界初の本格的な実験を実施した。
その後も火星探査は続き、現在では過去に生命が存在できる環境だったかどうかを詳しく調査している。

また、木星の衛星 エウロパ や土星の衛星 エンケラドゥス では、氷の下に広大な液体の海が存在すると考えられており、地球外生命探査の有力な候補として注目されている。


アストロバイオロジー( 宇宙生物学 )

さらに NASA は、アストロバイオロジー( 宇宙生物学 )の研究を進めるとともに、地球外知的生命体 との通信を探る SETI研究 も支援し、生命という現象を多角的に調べ続けている。

現在のところ、人類は地球外生命を発見していない。

しかし、その「 見つかっていない 」という事実もまた、生命の希少性や宇宙環境を理解するための重要な観測結果である。

Search for Lifeとは、一つの探査計画ではない。
それは、人類が「 私たちは宇宙で孤独なのか 」という問いに挑み続ける、最も長く、最も壮大な科学探査なのである。


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