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馬は嘘をつかない。第24回|番外編|ラーイ産駒 ジュビラントソングの記憶

※シリーズ目次(第1回〜最新)はこちら

※第1回:1983年、ミスターシービーの衝撃
https://note.com/masudaya01/n/n8beb00becc52       

第20回「牧場ツアーという名の分岐点」

https://note.com/masudaya01/n/nfa73d69e87a4      

第21回|1998年、ユニオンで夢を買った頃 — サンデーサイレンス/ブライアンズタイムの時代 

https://note.com/masudaya01/n/nc8fdd5a2d153

第22回|1999年、持ち込み馬に夢を見た頃(デヒアとコジーン)

https://note.com/masudaya01/n/n50f1f607b769

第23回「買えたのに、買わなかった一口」

https://note.com/masudaya01/n/n162c624d6e55

第24回|番外編|ラーイ産駒 ジュビラントソングの記憶

https://note.com/masudaya01/n/nb9ebbcab140c

第25回「クロニカという一日(2005年・持ち込み馬の夢)

https://note.com/masudaya01/n/n49a5756bd5ab

※本稿は特定の個人・団体を批判する意図はなく、当時の個人的体験と印象を記録したものです。

2001年の春。


クラシックは相変わらず、サンデーサイレンス旋風の真っ只中だった。

アグネスタキオンという怪物が現れ、4連勝で皐月賞を制覇。
だが、俺が応援していたのは別の馬だった。

札幌3歳ステークス、ラジオたんぱ杯3歳S、そして皐月賞。
ずっと、ジャングルポケットを見ていた。

ダービーでは、アグネスタキオンを倒す。
本気で、そう信じていた。

理由は単純だ。
血統的に、タキオンはダービーでは距離が長いと思っていたからである。
前年に全兄アグネスフライトがダービー馬になっていたにも関わらず、だ。

当時の俺は、
血統マニアで、血統オタクで、血統バカだった。

だからこそ、
「ダービーはトニービン産駒」
ジャングルポケットが勝つと、疑いもしなかった。

事実、ジャングルポケットはダービー馬になった。
もっとも、アグネスタキオンは屈腱炎でダービーを前に引退。
“倒して勝った”わけではない。

それでも俺はいまでも思っている。
もし出走していても、ジャンポケが勝っていた、と。

血統を信じる者は救われる――
少なくとも、当時の俺はそう信じていた(笑)


そんな2001年の春。
異次元の一口馬主生活の中で、血統オタクが涎を垂らす馬がラインナップに現れた。

丸外馬 Cool Dixie 00
父は Rahy

大好物のブラッシンググルーム産駒。
これを買わずに死ねるか、と思った。

母は Dixieland Band
ノーザンダンサー系のブルードメアサイアーとしては、最高品質。

よくぞ輸入してくれた。
ありがとう、ユニオンの役員様。

この超良血馬は、
馬齢表記が変わった時代に、
2歳で ジュビラントソング という名を与えられた。

3歳新馬戦、ダート1200m。
鞍上は、美人ジョッキー・牧原由貴子。

結果は6着。
その後も6戦して勝ち上がれず、引退。

血統は嘘をつかない――
……らしい(苦笑)

ちなみに、Rahy産駒やブラッシンググルーム系は、
フィリーサイアーとして名高い血統である。

母がDixieland Band、父がRahy。
牡馬として生き残れない可能性が高い配合だった。

知識はあった。
だが、使い方を間違えた。

いまなら、そう素直に思える。
少しは、大人になったのかもしれない(笑)


前回:馬は嘘をつかない。        

第23回「買えたのに、買わなかった一口」

https://note.com/masudaya01/n/n162c624d6e55

目次:『馬は嘘をつかない。』シリーズ目次(第1回〜最新)

第24回|番外編|ラーイ産駒 ジュビラントソングの記憶

https://note.com/masudaya01/n/nb9ebbcab140c                                                                                                                                              

読んでくださってありがとうございます。スキが増えていて驚きました。励みになります。今年も「馬は嘘をつかない。」を続けます。


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