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【CGS1次試験対策】CGS受験準備はいつから始めるべきか|「1年前で大丈夫」と思っている人ほど、早く読んでほしい話

こんにちは。Mr.Kです。

今日は、CGS受験の準備をいつから始めるべきか、という話をしたいと思います。

CGS受験の話になると、時々こういう声を耳にします。

「CGSは1年前から準備すれば合格できると聞いています」
「まだ受験年次ではないので、本格的にはやっていません」
「AOCが終わってから始めればいいと思っています」と。

あなたも、似たような話を聞いたことがあるかもしれませんし、自分でもそう思っているかもしれません。

その気持ちは、私にもよく分かります。

目の前の勤務だけでも十分に忙しくて、家族との時間もあって、疲れて帰ってきた日には教範を開く気力すら残っていない。そういう日々のなかで、まだ先のCGS受験まで考えるのは、正直しんどいと思うんです。

だから、「まだ早い」「受験が近づいてからでいい」「AOCが終わってから本格的にやればいい」と考えたくなる。これはごく自然なことだと思います。

ただ、ここで少しだけ立ち止まって考えてほしいんです。

本当に、1年前から始めれば大丈夫なのでしょうか。

もちろん、1年前から本格的に始めて合格する人はいます。

実を言えば、私自身、本格的にCGS1次試験の勉強を始めたのは試験の約1年前でした。だから、「1年前で大丈夫」という話には、それなりの説得力があるんです。

ただ、ここで一つだけ、間違えてほしくないことがあります。

誰かが1年前で合格したことと、あなたも1年前で大丈夫かどうかは、まったく別の話です。

この違いを見落としてしまうと、後でかなり苦しくなります。
この記事では、CGS受験の準備をいつから始めるべきかについて、私自身の経験と、これまで受験生を見てきた実感をもとにお話しします。

結論から言えば、準備はできるだけ早く始めた方がいいです。

ただし、誤解しないでほしいのですが、早く始めるというのは、今日から毎日何時間も机に向かえ、という意味ではありません。

最初から全課目を完璧に進めろ、という話でもない。
大事なのは、早い段階からCGSを自分のなかで意識し、少しずつでも試験の地図を持ち、学習の土台を作り始めることです。
それだけで、その後の苦しさはずいぶん変わってきます。


1. 「1年前で大丈夫」は、本当にあなたにも当てはまるのか


まず、少し冷静に考えてみてほしいんです。

「1年前から準備すれば大丈夫」という言葉は、正直、かなり魅力的です。なぜなら、今すぐ始めなくていい理由をくれるからです。

まだ本格的にやらなくていい、
今は目の前の勤務に集中すればいい、
受験が近づいたら本気を出せばいい。

そう思えると、気持ちが少し楽になりますよね。

でも、その安心感は、本当に安全でしょうか。

1年前から始めて合格した人は、確かにいます。
ただ、その人とあなたとでは、置かれている条件が違いますよね?

勤務環境も、使える時間も、家庭の状況も違う。
得意な課目も苦手な課目も違えば、論文を書く力や暗記の得手不得手も違います。
そして何より、その人がどの時点でどれだけの土台を持っていたのかは、外からはまったく見えません。
AOCまでにしっかり積み上げがあったのかもしれませんし、普段の勤務のなかですでに考える土台ができていたのかもしれない。
もともと文章を書くのが得意だったのかもしれませんし、たまたま勉強しやすい勤務環境に恵まれていたのかもしれません。

そういう見えない条件を抜きにして、「誰かが1年前で受かった」という事実だけを取り出し、それを自分にもそのまま当てはめてしまう。

これは、かなり危険です。

合格者の経験は参考になります。
でも、合格者の条件まで自分と同じだと思ってはいけません。

CGS受験で苦しくなる人は、まさにここを見落とすことがあります。
誰かの成功例を、そのまま自分の安全圏だと思い込んでしまう。
そして気づいたときには、時間も余裕もなくなっている。

これは、本当にもったいないと思うんです。

2. 受験生の現実は、予定どおりには進まない


CGS受験の準備期間というのは、頭で思い描いているほど、きれいには進みません。

計画を立てている段階では、「毎日少しずつやろう」「休日にまとめて進めよう」「この月までにここまで終わらせよう」と、それなりにできそうな気がするものです。でも、現実の勤務と生活は、紙に書いた計画のとおりには動いてくれません。

部隊勤務をしていれば、急に予定が変わることは珍しくありませんし、調整に追われる日もあれば、演習や訓練で生活リズムそのものが崩れる時期もあります。
師団司令部や旅団司令部のような忙しい部署にいれば、そもそも自分の時間を確保するだけでも一苦労でしょう。
家庭がある方なら、仕事が終わった後に自分の勉強だけを優先できるわけでもないと思います。

そして、意外と見落とされがちなのが疲労です。

時間は少し残っていても、頭の方が残っていない日があるんです。
教範を開いたのに、文字が目の上を滑っていくだけで頭に入ってこない。
昨日覚えたはずの内容が、今日になると抜けている。
そういうことは、ごく普通に起こります。
さらに、災害派遣や長期演習といった要因が重なれば、学習は一気に止まってしまいます。

ここで厳しいのは、学習が止まるというのは、ただ「進まない」だけでは済まないということです。

時間が空けば、覚えたことは薄れていきますし、感覚も鈍り、論文を書くリズムも落ちていきます。

学習の空白期間は、単なる停滞ではありません。
ある意味では、後退でもあります。

だからこそ、余白が必要なんです。
「1年前から始めれば大丈夫」という言葉は、あなたの勤務表を見て言っているわけではありません。
あなたの家庭事情も、突発業務も、蓄積していく疲労も、災害派遣の可能性も、何一つ見てはくれません。
その言葉だけを信じて開始時期を後ろに倒してしまうと、後からかなり苦しくなることがあります。

3. 早く始める本当の価値は、立て直す余白を持てること


早く始めることの意味は、単に勉強時間が増える、ということだけではありません。もちろん時間が増えること自体も大きいのですが、私がいちばん大きいと思っているのは、崩れても立て直せる余白を持てることです。

CGS受験では、計画どおりに進まない時期が、まず間違いなくやってきます。仕事が重なることもあれば、家庭の事情で勉強できない日が続くこともある。どうしても集中できない時期もあれば、論文が思うように伸びず、自信を失いかける時期もあるでしょう。

こういうとき、早くから始めている人は、戻れるんです。

一度崩れても、修正できる
やり方が合っていないと気づけば勉強法を見直せますし、インプットが足りなければ一度戻って整理し直せる
アウトプットが弱いと感じれば、早めに書く練習へ切り替えることもできます。

ところが、遅く始めた人には、この余白がほとんどありません。

予定が崩れた瞬間に、一気に追い込まれてしまう。
焦ってさらに詰め込もうとするから、整理が浅くなる。
整理が浅いから、論文で使えない。
そしてまた焦る。

この流れに入ってしまうと、本当に苦しくなります。

早く始める人は、失敗しないから強いのではありません。
失敗しても、戻れる時間があるから強いのです。

ここは、受験生にぜひ分かっておいてほしいところです。

4. CGS受験には知識を「熟成」させる時間が必要


CGS1次試験は、単純な暗記試験ではありません。
もちろん、覚えるべきことは多いです。
戦術、防衛法制、戦史、服務、職種運用など、押さえるべき課目はかなりの数にのぼります。

ただ、覚えただけでは足りません。
その知識を整理して、論点として使える形にし、論文として書き出せる状態にまで持っていく必要がある。

そして、ここにはどうしても時間がかかります。

短期間で詰め込むと、知識は入ったように見えます。
でも、深く考える余裕も、日々の業務のなかで結びつけて考える時間も、論文として使える形に変える時間もない。
だから、いざ本番になると、思ったように出てこない。

一方、早く始めた人は、知識を少しずつ自分のなかで育てていくことができます。最初は意味の分からなかった教範の記述が、ある日、勤務の経験とふっとつながることがある。
AOCで学んだ内容が、以前読んだことと結びつく瞬間もある。
模擬試験の問題を見たときに、「この論点は前に考えたことがあるな」と感じられるようになる。

こうした積み重ねが、後になってじわじわと効いてきます。

CGS受験で必要なのは、単なる勉強時間だけではありません。
知識を自分のなかで熟成させる時間です。

早く始める人は、この熟成の時間を持てます。
遅く始める人は、どうしても短期間で詰め込む形になりやすい。

ここで、静かに差がついていきます。

5. 早く始める人は、BOCやAOC、日々の勤務まで学びに変えられる


早く始めることの意味は、CGS1次試験の勉強そのものだけにとどまりません。

ここは、かなり大きなポイントだと思っています。

早い段階からCGSを意識している人は、BOCやAOCの見え方が変わってくる

同じ授業を受けても、目の前の課程教育として受け流す人と、将来のCGSにつながるものとして受ける人とでは、吸収の仕方がまるで違います
前者はその場を乗り切るために学び、後者は先の試験や自分の将来と結びつけながら学ぶ。

この差は、時間をかけてじわじわと効いてきます。

一度触れた知識を課程教育で確認し、そこで学んだことを部隊勤務のなかで考え直し、勤務で感じた問題意識をCGSの論点につなげていく。

こういう循環が回り始めると、勉強はもう単なる受験対策ではなくなります。

幹部としての成長そのものに変わっていくんです

これは、かなり強いです。

早く始める人は、机の上だけで勉強しているわけではありません。
日々の勤務も、課程教育も、先輩との何気ない会話も、自分の失敗や反省までも、少しずつ学びに変えている。

だから、同じ一年でも、中身がまるで違ってくるのだと思います。

6. 早く始める人は、人脈と環境まで変わっていく


CGSを早く意識し始めると、少しずつ、関わる人が変わっていきます。

合格者に話を聞きに行くようになる。
優秀な先輩の考え方に触れる機会が増える。
同じように本気で準備している人と話すようになる。

最初はほんの小さな接点かもしれません。
でも、その接点が、自分の基準を少しずつ変えていきます

人は、自分一人だけではなかなか変われないものです。
もちろん努力は大事です。

ただ、人が環境から受ける影響というのも、想像以上に大きい

高い基準で物事を考えている人と話していると、自分の基準も自然と引き上げられていきます。
合格者の話を聞けば、勉強の仕方だけでなく、普段の勤務への向き合い方まで見えてくる。

「ここまで考えているのか」
「このレベルで準備しているのか」
「自分はまだ甘かったかもしれない」

と感じることもあるでしょう。

この感覚は、本当に大事です。

早く始める人は、知識だけでなく、人脈と環境まで少しずつ変えていきます。 そして環境が変われば、成長の速さそのものが変わってきます。

7. CGS合格は、その後のキャリアの景色を変える


CGSは、単なる一つの試験ではありません。
陸上自衛隊の幹部として、将来どんな景色を見ることになるのか。

そこに大きく関わってくる試験です。

もちろん、合格したからといってすべてが保証されるわけではありません。人生はそんなに単純ではないと思います。

ただ、それでもCGS合格が一つの大きな分岐点であることは、間違いないと思うんです。

その後の配置、任される職務の幅、仕事の質。
そうしたものに、じわじわと影響していきます。

留学や駐在、大学院研修、出向、上級司令部での勤務。

これらすべてが必ず約束されるわけではありませんが、可能性の扉が広がることは確かです。

そして、こういう機会というのは、ある日突然、目の前に降ってくるものではありません。

  • 普段から準備をしている人

  • 自分の基準を上げ続けている人

  • 必要なときにチャンスをつかめる状態を整えている人

そういう人のところに、少しずつ近づいてくるものだと思います。

だから、早く始めるというのは、単なる受験対策ではありません。
将来の選択肢を、自分の手で少しずつ増やしていく行為でもある。

ここを本当に理解している人ほど、早く動き始めます。

8. それでも、人はなぜ始められないのか


ここまで読んでいただければ、「早く始めた方がいい」ということ自体は、かなり納得していただけたのではないかと思います。

それでも、人はなかなか始められません。

この記事を読んで、その時は「明日から頑張るぞ!」と意気込んでも、多くの人は始められないでしょう

これは、意志が弱いからというだけの話ではありません。
人というのは、どうしても、遠い未来の利益よりも、今日の忙しさの方を優先してしまう生き物だからです。

今日の仕事を終わらせること、今週を無事に乗り切ること、家に帰って少し休むこと、目の前の業務に穴を空けないこと。

こうしたものは、どれも今すぐ目の前にあります。

一方で、CGSに合格した後の未来は、まだずっと遠い。
大事だと頭では分かっている。
でも、今日やらなくても、明日すぐに困るわけではない。

だから、自然と後回しになっていく

これは、ある意味とても自然なことです。
だから、始められない自分を責めすぎる必要はありません。

ただ、放置してよいわけでもない。

未来の大きな価値は、今日の忙しさに、簡単にかき消されてしまいます。

だからこそ、自分で決める必要があるんです。

完璧なタイミングが来たら始めるのではなく、始めると決めた日を、自分のタイミングにする

それしかないのだと思います。

9. では、今日から何を始めればいいのか


「早く始めた方がいいのは分かった。でも、具体的に何からやればいいのか」。そう思った方もいると思います。

安心してほしいのですが、最初から毎日長時間やる必要はありません。
いきなり全課目に手を広げる必要もない。
むしろ、それをやると続かないんです。
最初にやるべきことは、もっと小さくて構いません。

まずは、CGS試験の全体像をざっくりつかむこと。
次に、自分の現在地を確かめること。
どの課目が苦手なのか、論文を書くことに不安があるのか、それともそもそも勉強時間の確保が課題なのか。
自分が何に不安を感じているのかを、紙に書き出してみるだけでも十分です。

そして最初の一週間は、ほんの少しでいいので、CGSに触れる時間を作ってみてください。一日10分でも構いません。教範を1ページ読むだけでもいいし、過去問を1問眺めるだけでもいい。合格者の話を聞いたりして、気づいたことをメモするだけでもいいんです。

最初に必要なのは、完璧な勉強ではありません。
CGSを、自分の未来の予定に入れることです。

これをやるだけで、意識が変わります

意識が変われば、日々の行動が少しずつ変わり、行動が変われば、目に入ってくる情報も変わってくる。

そこから、受験準備は静かに動き出していきます。

10. 一人で始め方を作るのが難しいと感じた方へ


ここまで読んで、「早く始めた方がいいのは分かった。でも、自分一人で何から始めるかを決めるのは、正直難しいな」と感じた方もいると思います。
それは、ごく自然なことだと思うんです。

CGS試験は、課目も多く、求められる力も幅広い試験です。
自己流で手を広げてしまうと、かえって迷いが増えることもあります。
早く始めることは大事ですが、ただやみくもに早く動くだけでは、遠回りになりかねません。

だからこそ、最初に一枚の地図があると、ずいぶん楽になります。

どこから始めるのか、何を優先するのか、どの順番で積み上げ、忙しい勤務のなかでどう続けていくのか。

この地図があるだけで、早く始めた時間が無駄になりにくくなります。

私の教材では、CGS1次試験に向けて、最初に押さえておきたい全体像、学習の優先順位、論文につなげるための考え方、そして続けやすい学習設計を整理しています。

もちろん、一人で地図を作れる方は、そのまま進んでいただければいいと思います。

ただ、もし今、何から始めればいいか分からない、早く始めたいけれど自己流で遠回りしたくない、勉強しているのにうまく積み上がっている感覚がない –––– そう感じているなら、最初に地図を手にしておいた方が、きっと楽になるはずです。

無料記事では、考え方を。
教材では、具体的な設計図を。

そんな形で、本気でCGS合格を目指す方の支えになれればと思っています。

11. まとめ|いちばん良い開始時期は、「合格したい」と思った今日


CGS受験の準備は、できるだけ早く始めた方がいいです。
ただ、それは焦って机にかじりつけ、という意味ではありません。

早く始めるというのは、早い段階からCGSを自分の未来のなかに入れておくこと

試験の地図を持ち、自分の現在地を知り、少しずつでも触れ続け、課程教育や日々の勤務のなかにもCGSにつながる視点を持っておく。
そうやって、合格に向けた土台を早いうちから作り始めることです。

「1年前で大丈夫」という言葉は、あなたの人生まで責任を持ってくれるわけではありません。

あなたの勤務環境も、家庭事情も、突発任務も、蓄積した疲労も、何一つ見てはくれない。だからこそ、最後は自分で判断する必要があります。

CGSに合格したい。
そう思ったなら、その日がスタートです。

「まだ早い」ではありません。
今日始める人だけが、未来の差を、先に取りにいくことができます

タイミングは、待つものではありません。
自分で作るものです。

もしあなたが、これからも陸上自衛隊の幹部として本気でキャリアを積んでいきたいと思っているなら、CGSはかなり大きな意味を持つ試験です。

その価値を本当に理解しているなら、やることは一つだと思います。

今、始める。
そこからです

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
この記事が、あなたのCGS受験準備の、小さな一歩になれば嬉しいです。

Mr.K


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