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【CGS1次試験対策】陸自指揮幕僚課程(CGS)試験に落ちる人の共通点|頑張っているのに結果が出ない理由

こんにちは。Mr.Kです。

今日は、少しだけ耳の痛い話をします。
ただ、最初にはっきり言っておきたいことがあります。

この記事は、努力していない人を責めるために書いたものではありません。

むしろ逆です。

真面目に勉強していて、勤務も手を抜かず、CGS試験にも本気で向き合おうとしている。それなのに、どういうわけか結果に結びつかない。
そういう人に向けて書いています。

たとえば、こんな夜を過ごしたことはないでしょうか。

長い演習がようやく終わって、溜まっていた業務も何とか片づけて、家のこともひと段落した。「今日こそ少しでもやろう」と思って、机に向かい、教範を開く。

ところが、そこで手が止まってしまう。

何から戻せばいいのか、分からないんです。
教範を読み直すべきなのか、模範解答を見た方がいいのか、それともいっそ論文を書いてみるべきなのか。

迷っているうちに、時間だけが静かに過ぎていく

そして最後に、こう思ってしまう。

「ああ、今日もまた崩れてしまった」
「自分は、やっぱり向いていないのかもしれない」と。

こういう状態に入っていく受験生を、私はこれまで何人も見てきました。
そして、その人たちに共通しているのは、決して怠けているわけではない、ということなんです。

むしろ責任感が強い人ばかりでした。
勤務にも受験にも真面目で、やると決めたら何とかしようとする。
手を抜くのが、性格的に嫌いなんですね。

だからこそ、苦しくなる。ここが本当に難しいところなんです。

CGS試験で本当に怖いのは、努力していないことではありません。

ズレた努力を、真面目に積み上げてしまうことです。

努力が足りないのではなく、努力の向け方がほんの少しズレている。
それなのに、真面目な人ほど、そのズレを力ずくで埋めようとしてしまうんです。教範をもっと読み込み、資料をもっと集め、計画をもっと厳しくして、勉強時間をもっと増やそうとする。でも、戦い方がズレたままでは、量を足しても苦しさはなかなか消えていきません。

CGS試験は、ただがむしゃらに頑張れば受かる試験ではありません。
もちろん努力は前提です。

ただ、その努力をどこに向けるのか、どういう順番で積み上げるのか、どんな形で知識を入れていくのか、崩れたときにどう立て直すのか

ここで、結果は驚くほど変わってきます。

この記事では、CGS試験で落ちやすい人の共通点を、5つに整理してお伝えします。

もし今、頑張っているのに手応えがなかったり、論文を書いても「何か違う」と感じていたり、焦りばかりが増えているなら、ぜひ最後まで読んでみてください。

問題は、あなたの能力ではないかもしれません。
崩れ方に、共通点があるだけかもしれないんです。


1. CGS試験で落ちやすい人の5つの共通点


先に、結論からお話しします。

CGS試験で落ちやすい人には、次の5つの共通点があります。

  1. 勉強の全体設計がないまま走り出している

  2. 真面目すぎて、やることを絞れない

  3. 知識を“使える形”で整理してインプットできていない

  4. 自分に合わない勉強法を真似している

  5. 不安から計画や勉強法を何度も変えてしまう

どれも、特別に珍しい失敗ではありません。
むしろ、責任感のある幹部ほどはまりやすい、典型的なパターンです。

ここで、一つだけ安心してほしいことがあります。

これは才能の問題ではありません。
センスの問題でもありません。

修正できます。
立て直せます。

ただ、正直に言えば、気合いだけで立て直すのは難しいです。
必要なのは、もっと頑張ることではなく、崩れた設計そのものを見直すことなんです。

では、一つずつ見ていきましょう。

1). 共通点1|勉強の全体設計がないまま走り出している


いちばん多いのが、これです。

CGS試験を受けようと決めた瞬間、多くの人は「とにかく勉強しなければ」と思います。この反応自体は、とても自然なものです。何もしないより、はるかにいい。

ただ、ここに落とし穴があるんです。

受験を意識すると、まず教範を読み始めて、合格者の話を聞き、模範解答を集め、ノートを作り、人から聞いた良さそうな方法を試してみる。

一つひとつを見れば、どれも悪いことではありません。

問題は、その順番なんです。

  • 何が問われる試験なのか

  • 自分は今どこが弱いのか

  • どこを優先して潰すべきで、いつまでに何を仕上げるのか

こうした全体像がないまま動き出すと、勉強しているのに積み上がらない、という状態になりやすい。やっている量は多いし、時間も使っている。
それなのに、前に進んでいる感じがしない。

この感覚に入ると、人は不安になります。
そして不安になると、さらに動こうとするんです。
もっと読み、もっと集め、もっと書き、計画をもっと厳しくする。
ところが、全体設計が曖昧なまま行動量だけを増やすと、成果より先に疲労がやってきます。

これは、地図を持たずに山の中を全力で歩いているようなものだと思うんです。たしかに動いているし、汗もかいているし、前に進んでいる感覚もある。でも、目的地に近づいているのかどうかは分からない。分からないまま歩き続けるほど、体力だけでなく、心の方も削られていきます。

CGS試験で差がつくのは、根性の有無だけではありません。

最初に全体像を持って、戦う順番を決められるかどうか

ここで、かなり大きな差が出ます。

2). 共通点2|真面目すぎて、やることを絞れない


次に多いのが、これです。

真面目な人ほど、必要そうなことを広く拾おうとします。

「これも見ておいた方がいい」
「あれも押さえておくべきだ」
「この分野も不安だから補強しておきたい」

その気持ちは、私にもよく分かります。
そして、その姿勢そのものは、仕事では大きな強みなんです。
抜け漏れを嫌い、責任を持って全体を見る。
幹部としては、本当に大切な資質だと思います。

ただ、試験勉強に限っては、その長所がそのまま弱点に変わってしまうことがあります。というのも、CGS試験の勉強は、限られた時間と気力のなかで、何をやらないかを決める作業でもあるからです。

多忙な幹部自衛官に、無限の時間はありません

部隊勤務があり、当直があり、演習で生活リズムが崩れる時期もある。
家庭がある方なら、自分の勉強を最優先にできない日も当然あるでしょう。

そういう現実のなかで全部を拾おうとすると、勉強はどんどん重くなっていきます。最初は「念のため」に増やした資料が、いつの間にか自分を追い詰める材料になってしまう。やるべきことが増えすぎて、何から手をつければいいか分からなくなり、結局どれも中途半端なまま、「今日も進まなかった」という自己否定だけが積み上がっていく。

これは、本当にきついです。

頑張っているのに終わらない。
やっているのに足りない気がする。

真面目な人ほど、この感覚に追い込まれていきます。

でも、少し冷静に考えてみてほしいんです。

合格していく人は、必ずしも何でもやっているわけではありません。
むしろ、やることを絞るのがうまい人が多い。
合格に直結するものを見極めて、今やるべきでないものは後回しにし、重要度の低いものは思い切って捨てる。

この判断ができる人ほど、勉強に一本の軸ができていきます。

真面目さは長所です。
ただ、その長所を結果につなげるには、捨てる勇気が必要です。

3). 共通点3|知識を「使える形」で整理してインプットできていない


伸び悩んでいる人の多くは、こう考えます。

「まだ知識が足りないんだ」
「もっと読まなければ」
「もっと覚えなければ書けない」と。

たしかに、CGS1次試験では知識が必要です。
ここを軽く見てはいけません。
覚えるべき範囲は広く、課目も多い。
しかも、せっかく覚えたつもりでも、時間が空けば抜けていきます。
演習や業務で一か月ほど学習が止まると、かなり忘れてしまうこともあって、再開したときに「また最初からやり直しか」と感じる人も少なくありません。

つまり、CGS1次試験は、知識を入れるだけでも相当きつい試験です。

ただ、さらに厳しいのは、その知識を答案として使える形にしなければならない、というところです。

知っていることと、書けることは、まったく別物です。

  • 教範を読んで理解したつもりでも、いざ本番形式で書こうとすると手が止まる。

  • 頭のなかには情報があるのに、うまく構成できない。

  • 何を書けばいいかは何となく分かるのに、答案としてまとまらない。

これは、知識がゼロだから起きているわけではないんです。
知識が、使える形で整理されていないから起きている。

だからCGS1次試験では、ただインプット量を増やせばいい、というわけではありません。

本当に求められるのは、アウトプットしやすい形でインプットしておくことです。

情報を整理し、それを1次試験の解答形式に合わせて覚え、覚えた内容を何度も書いて出す。
このアウトプットを通して、記憶を定着させていく。
この流れができると、知識は単なる暗記ではなく、本番で使える武器に変わっていきます。

逆に、整理されていない情報をそのまま覚えようとすると、非常に苦しくなります。覚えにくいし、忘れやすいし、書きにくいし、本番で再現しづらい。これが続くと、勉強しているのに結果が出ない、という感覚に陥ってしまうんです。

知識を持っていることと、答案として出せることは違います。
ここで、大きな差がつきます。

4). 共通点4|自分に合わない勉強法を真似している


合格者の勉強法を参考にすること自体は、とても大事です。
成功例から学べることは、間違いなく多い。
ただ、問題は、それをそっくりそのまま真似しようとしてしまうことなんです。

なぜなら、人によって条件がまったく違うからです。

所属部隊の忙しさも、家庭の状況も、使える時間帯も違う。
得意な課目も苦手な課目も違えば、文章を書いてきた経験値も違います。
インプットで力を伸ばすタイプの人もいれば、アウトプットで伸びるタイプの人もいる。

それなのに、誰かのやり方をそのまま自分に移植しようとすると、最初は勢いで回せても、やがて崩れてしまうんです。

たとえば、ある合格者が「毎朝3時間、論文を書いていた」と言ったとします。それ自体は本当に立派なことです。

でも、あなたの勤務実態や家庭事情のなかで、それが続くかどうかは、まったく別の話です。

あるいは別の人が「ひたすら過去問を解いて力をつけた」と言ったとしても、あなたがまだ基礎知識を整理すべき段階なら、その方法はまだ早すぎるかもしれない。
逆に、知識がある程度ある人がいつまでもインプット中心を続けていれば、本来伸びるはずのアウトプット力が止まってしまいます。

正しい勉強法は、一つではありません。

本当に必要なのは、今の自分にとって再現性の高い形に調整することです。

理想的だけれど続かない方法より、地味でも続く方法の方が、最終的には強い。

CGS試験は短距離走ではありません。
仕事をしながら、生活を回しながら、精神的にも大きく崩れないように積み上げていく、長い戦いです。
だからこそ、優れている方法よりも、自分が続けられる方法を選ぶ必要があります。

続かない方法を選んで、続かない自分を責めてしまう。
これは、本当に多い失敗のパターンなんです。

責めるべきは、自分ではありません。
方法の設計です。

5). 共通点5|不安から計画や勉強法を何度も変えてしまう


最後がこれです。そして、これはかなり根が深い問題だと思っています。

真面目な人ほど、不安になります。

「このままで間に合うのか」
「もっと良いやり方があるんじゃないか」
「同期はもっと進んでいるのでは」。

これは自然な反応です。
CGS試験のように重みのある試験を前にして、不安がまったくない人など、ほとんどいないと思います。

問題は、その不安への向き合い方なんです。

不安が強くなると、人は何かを変えたくなります。
新しい資料に手を出したり、情報収集ばかり増えたり、同期や周囲の話に引っ張られたり、計画を何度も立て直したり、勉強法を次々に切り替えたりする。

一見すると、前向きに工夫しているようにも見えます。
でも実際には、不安に押されて、積み上げの軸そのものが崩れてしまっていることがあるんです。

勉強というのは、ある程度は同じ軸で回してみないと、効果が見えてきません。もちろん修正は必要ですが、一定期間続けてみなければ、その方法が合っているのかどうかも判断できないはずなんです。
それなのに不安に反応してすぐ変えてしまうと、結局何も積み上がらないまま、時間だけが過ぎていきます。

新しいことを始めると、少し安心します。
情報を集めると、前進しているような気になる。
計画を立て直すと、立て直した気分にはなる。
でも、ここに落とし穴があるんです。

変化は安心感をくれます。
でも、それが必ずしも実力を積み上げるとは限りません。

試験が近づくほど本当に必要なのは、追加ではなく整理です。

広げることではなく絞ること、変えることではなく回すこと
不安そのものが悪いわけではありません。

問題なのは、その不安に反応して、せっかくの積み上げを壊す方向に動いてしまうことなんです。

2. なぜ真面目な人ほど、この5つにはまりやすいのか


ここまで読んで、「これは自分のことかもしれない」と感じた方もいるかもしれません。では、なぜ真面目な人ほど、この5つにはまりやすいのでしょうか。

私は、大きく3つの理由があると思っています。

1つ目は、自分に厳しすぎることです。

責任感の強い人は、結果が出ないと、まず自分を疑います。やり方より先に、自分の努力や能力の方を責めてしまう。その結果、設計を見直すよりも先に、努力の量を増やそうとしてしまうんです。

2つ目は、抜け漏れを嫌うことです。

これは幹部として大切な資質なのですが、試験勉強では「全部やらなければ」という思考につながりやすい。全部を拾おうとして、かえって一つひとつの深さを失ってしまうことがあります。

3つ目は、不安を一人で抱え込みやすいことです。

優秀な人ほど、弱音を見せにくい。周りに相談せず、一人で黙々と計画をいじり続ける。そうして客観的な視点が入らないまま、少しずつ軸がぶれていってしまうんです。

つまり、やる気があるのに崩れてしまう人の共通点は、怠けではないんです。

強みが、試験勉強では別の形で出てしまっている状態なんです。

だから、「自分はダメだ」と思う必要はありません。
見直すべきは、あなたの能力ではなく、戦い方の方です。

3. 今すぐできるセルフチェック


ここで一度、自分に問いかけてみてください。
次の項目に、いくつ当てはまるでしょうか。

⬜︎ とりあえず勉強は始めたが、全体設計は曖昧
⬜︎ 資料や情報が増え続けている
⬜︎ 毎日やることが多すぎて、優先順位が見えない
⬜︎ 暗記はしているが、書こうとするとまとまらない
⬜︎ 合格者の方法を試したが、続かなかった
⬜︎ 不安になるたびに計画を立て直している
⬜︎ 新しい情報を見ると、今のやり方が急に不安になる
⬜︎ 「もっとやらなければ」と思う一方で、何を削るべきか分からない
⬜︎ 頑張っているのに、手応えより焦りのほうが強い
⬜︎ 最近、自分の能力そのものを疑い始めている

もし複数当てはまるなら、いま必要なのは気合いの追加ではありません。
設計の再点検です。

そして、ここで一度立ち止まれる人は、まだ十分に立て直せます。

4. 立て直しのための7日間リセットプラン


「では、何から直せばいいのか」。
そう思った方のために、7日間のリセットプランを提案します。
難しいことをする必要は、まったくありません。

Day 1|今やっていることを全部書き出す

教範を読む、暗記する、論文を書く、資料を見る、模擬試験や過去問を解く、合格者の話を集める。まずは、自分が何に時間を使っているのかを紙の上に出してみてください。頭のなかにあるうちは曖昧だったものが、外に出すだけで、驚くほど見え方が変わります。

Day 2|合格に直結しにくいものを切る

「ためにはなるけれど、今の主軸ではないもの」は、必ずいくつかあります。それを切るには勇気がいります。でも、絞らなければ、勉強は深くなっていきません。

Day 3|弱点を1つに絞る

論点整理なのか、知識不足なのか、時間管理なのか、アウトプット不足なのか。弱点はたくさんあるように見えると思います。
でも、今週潰すのは、1つで構いません。
あれもこれもと欲張らないことが、かえって早道になります。

Day 4|1週間の現実的な勉強メニューを作る

理想の計画ではなく、勤務と生活のなかで本当に回る計画にしてください。忙しい日でも「最低限これだけはやる」という下限を決めておくと、多少崩れても戻ってこられます。

Day 5|短くてもいいからアウトプットする

箇条書きでも、題意分析でも、短い答案でも構いません。読むだけで終わらせず、頭のなかのものを外に出してみる。ここで初めて、自分が本当に使える知識を持っているかどうかが見えてきます。

Day 6|量ではなく方向を振り返る

一週間を振り返るとき、量だけを見ないでください。見てほしいのは方向です。今週、自分は何を積み上げたのか。不安に反応して、余計なことを増やしていなかったか。そこを確認します。

Day 7|翌週も続く形に微調整する

一週間回してみると、必ず無理な部分が見えてきます。そこを責めるのではなく、調整してあげてください。最初から完璧な計画を作る必要はありません。大事なのは、続く設計に少しずつ近づけていくことです。

5. まとめ|足りないのは努力ではなく、努力を結果に変える設計かもしれない


CGS試験で落ちやすい人の共通点は、

  1. 勉強の全体設計がないまま走り出していること

  2. 真面目すぎてやることを絞れないこと

  3. 知識を使える形で整理できていないこと

  4. 自分に合わない勉強法を真似していること

  5. 不安から計画や勉強法を何度も変えてしまうことでした。

ここで、いちばん伝えたかったことを、もう一度だけ言わせてください。

これらは、能力の欠如ではありません。
ただの、崩れやすいパターンです。
だから、見直せます。修正できます。立て直せます。

もし今、頑張っているのに結果が見えず苦しいのなら、自分を責める前に、まず戦い方を見直してみてください。
苦しいのは、あなたの能力が足りないからではないかもしれません。
今の戦い方が、あなたを消耗させる形になっているだけかもしれないんです。

CGS試験に合格できるかどうかで、その後のキャリアは大きく変わります。

本気で陸上自衛隊の幹部としてキャリアを積んでいくなら、この試験に全力を注ぐ価値は、十分にあると思います。

だからこそ、ただ闇雲に頑張るだけで終わらせないでほしい。
正しい方向に、積み上げてほしいんです。

足りないのは、努力ではありません。
努力を結果に変える設計が、まだ整っていないだけかもしれません。

  • あなたは今日、何を一つ捨てますか。

  • そして、何を一つ残しますか。

そこから、立て直していきましょう。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

この記事が、あなたのこれからを変える、小さなきっかけになれば嬉しいです。

Mr.K


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