伊藤麻希 東京女子プロレスとの契約満了について
※この記事は伊藤麻希及び東京女子プロレスファンの妄想の仮説です。
話半分で読むようにしてください。
8.26。東京女子プロレスは伊藤麻希の契約満了の報をリリースしました。
正直に言うとかなり驚いています。
ちょっと実感が湧いていないところもあります。
いろいろ思うことがあるので、順番に。
まずは伊藤麻希のTJPW最後の試合となった荒井優希戦を振り返ります。
2025.8.23 後楽園ホール 伊藤麻希vs.荒井優希
まずは、伊藤ちゃんのTJPWの現状最後の試合となった荒井優希戦を振り返りましょう。
荒井優希とはデビュー戦での対戦や、初の両国国技館でのインプリ戦などの因縁がある2人。
デビュー戦直後、伊藤ちゃんは「何年かかってもいいから伊藤麻希を潰しに来い。伊藤麻希は何回でもプロレスラー荒井優希を潰してやるよ」と発言していて、その10か月後のインプリ戦後には「もっともがけ、もっと苦しめ! そんで、伊藤麻希を潰しにこい!」と発言。
荒井優希にとってはいつかは必ず倒さなくてはならない相手となりました。
そして3年半の月日が流れ、荒井優希はSKE48を卒業し真の『プロレスラー荒井優希』となり、再び伊藤麻希と対峙することに。










率直にいうと、会場でこの試合を観たときは8:2で伊藤麻希が試合を支配していたと思いますし、荒井優希を好きにさせなかったように見えました。
シグネチャームーブはウソ泣きこそ無かったものの、殆ど披露していましたし、荒井優希のFinallyを石頭で受け止めてノーダメージだとしたり、頭突きの打ち合いも頭突きをした荒井優希の方がダメージを食らっており、伊藤麻希の壁はまだまだ分厚く感じました。


しかし、その後正面からのFinallyで荒井優希が3カウントを奪い勝利。
一発逆転で勝ててしまうのがFinallyという技ですが、正直な気持ちとして今回の決着のしかたにはいい印象はありませんでした。

そして、握手を求める荒井優希。
これは3年半前のインプリ戦後に「次は私が勝って、私から握手を求めたいと思います」という荒井の言葉を実行した形になります。

それに対して中指を立てる伊藤麻希でしたが……



小指を立て直し荒井優希はそれを握ります。
ただ静かに荒井優希を見つめる伊藤麻希。
なにか思いつめたような表情の荒井優希。
会場でこの光景を観たとき、「荒井の表情は試合結果と内容が釣り合ってないことへの悔しさからなのかな……」と思っていました。
しかし、この後の伊藤麻希のTJPW離脱を知った後にもう一度このシーンを観ると、それ以上にこれが最後の対決であることを理解していた故の荒井優希のこの表情なのだと思いました。
この試合は山下実優が伊藤ちゃんのセコンドについていましたが、退場時悲痛な表情を浮かべていて、山下もこの試合が最後なのだと知っていたということが後にわかります。
後楽園大会 試合後コメント🎙
— TJPW 東京女子プロレス (@tjpw2013) August 23, 2025
伊藤「コメントなんてないよ……! 伊藤麻希はリングの上に全部置いてきたから、各自で考えろ。それが伊藤麻希のコメントだ」#tjpw pic.twitter.com/RrBmo9tEEd
そして、伊藤ちゃんはバックステージで短い意味深なコメントを残し、この3日後に契約満了が発表され、答え合わせが出来てしまいました。

みなさんへ! https://t.co/tWiVVL0gvp pic.twitter.com/1Uh70JLX3J
— 伊藤麻希 Maki Itoh (@maki_itoh) August 26, 2025
一体いつから離脱が決まっていたのか
伊藤ちゃんのTJPW離脱のニュースには冒頭で書いた通り驚いたのですが、少し疑問なのがこれがいつから決まっていたことなのか。
「いつかこういう日が来ると思っていた」というファンの声は耳にしますが、毎回サイン会に行く自分にとってはそういう素振りは全く感じられず、突然の知らせという感じでした。
少し時系列を整理しましょう。
そもそも8.23の後楽園ホール大会(TPC12決勝戦)には伊藤ちゃんはGCWの試合とバッティングしていて不参加の予定でした(TPC12に不参加だったのもそう言う説明でした。)。
GCWのアナウンスにもMAKI ITOHの名前があり、TrillerTVのサムネにも写真が使われています。

(因みに現在もこのサムネのままです。GCWのいい加減なところもありますが……)
しかし、7.30。GCWの予定がキャンセルになり渡米の予定が無くなったので、後楽園ホール参加がアナウンス。
TPC12参加者で決勝戦に進まなかった選手と対戦すると言う発表がありました。

そして、8.17 大阪エディオンアリーナ第二大会のTPC12準決勝が行われ、決勝戦は渡辺未詩vs.遠藤有栖に決定。
その結果を受けて、8.23の伊藤麻希の対戦相手は遠藤有栖に敗れた荒井優希に決定します。

私はこの一連の流れは、ビザかなんかの問題で渡米がキャンセルになったのだろうなと思っていたのですが、実は違ったのかもしれません。
7.30の知らせの時点で伊藤ちゃんはTJPWの離脱を決めていたのかもしれません。
荒井優希にとって伊藤麻希は倒さなければならない相手であり、SKE48を卒業しプロレス一本でやっていくには、今後のステップアップのためにも決着を付けなければなりません。
GCWがキャンセルになったから後楽園ホール大会に参加なのではなく、後楽園ホール大会に出場する為。荒井優希との物語を終わらせるためにGCWをキャンセルしたのではないでしょうか?

因みにですが、8.23の大会終了後のサイン会で、私は「元々GCWに出る予定でしたけど、誰と闘う予定だったんですか?」と質問したところ「あー、どうだろ。わかんない。ショッツィーあたりじゃない?」といった感じで明確には決まってなかった様子(決まっていたとしてもファンに言うかは別ですが。GCWは結構対戦カードを当日にも変更する団体ですし。)。
ただ、少しだけ気になるのは8.23の後楽園ホール大会で新作グッズが発売されている点です。

ランダム商品だが写真くじにも伊藤ちゃんはいる。
今回はジャンボうちわと原宿ぽむが撮影した生写真くじが該当するのですが、伊藤麻希もそこのメンバーに入っています。
私服の写真撮影は選手のSNSを観る感じだと8.15前後に撮影している様子。
因みに大会終了後に「ぽむとれーと」としてインターネットサイン会用の私服ポートレートの発売がありましたが、契約満了のリリース以降だったのでそこでは伊藤麻希の名前はありませんでした。
情報統制や変にグッズを作らないことで勘繰られないという意味では完璧なのですが、直前まで通常運転だった様子。
また、契約満了のリリースに対して多くのTJPWの選手が反応しましたが、伊藤本人が「唯一の親友」と言っていた上福ゆきも知らなかったような反応をしていたのは少し意外でした。
さよならの会話もなく、さよならになってしまったけど…一緒にいた時は色々元気つけてあげられたと思う!元気でな! https://t.co/beHH9ms0pk
— 上福ゆき kamiyu (@zacyuki) August 26, 2025
いろいろ踏まえると、TJPW離脱は7月末には決まっていたけれど、それを知っているのはごく一部の人間だけだったのではないかと推察します。
そもそも何故TJPWを離脱しなければならないのか?

そもそも伊藤ちゃんは東京女子プロレス(TJPW)所属ではなく専属フリーという形での契約と言われていて、団体所属の選手とは雇用形態が違うものの、基本的にはTJPWの選手という扱いです(聞く感じだと上福ゆきも同じタイプの契約)。
近年では海外の団体(主にGCW)での試合が理由でTJPWを欠場することもありましたが、ベースキャンプはTJPW。
海外での試合はあくまで不定期という印象です。
たまにいないときもあるけど、基本的にはいるといった感じ。
しかし、今回は契約満了ということであり、基本的にはTJPWではもう試合をしないといった内容が読み取れます。
今も出場しているGCWをメインにするにしても、今までのような感じで並行して出場出来そうですし、現状GCWの予定にMAKI ITOHの名前はありません。
現状判明しているのは10.19に九州プロレスの小郡市での大会(伊藤ちゃんの出身地)での試合。
【小郡市民まつり2025イベント大会】開催決定🎉
— 【公式】九州プロレス (@kyushupro_new) August 14, 2025
小郡市出身の伊藤麻希(東京女子プロレス)選手出場‼️https://t.co/3hbOorqc3B
▶️日程
2025.10.19(日)
・第1部12:00〜
・第2部15:20〜
※各回、ちびっこプロレス教室&試合 予定
▶️場所
生涯学習センター七夕広場
(福岡県小郡市大坂井1180-1)… pic.twitter.com/Pm93QV3loU
そして11.29にイタリアのSAJというところに出ることくらい。
BREAKING NEWS: Maki Itoh joins SAJ for Final Bout 4! 💥
— SAJ Wrestling 🇮🇹 (@SAJWrestling) August 15, 2025
📅 29 Nov – Her only European appearance!
🌍 International fans: travel info thread coming soon!
Don’t miss the cutest in the world! ❤️🔥 #MakiItoh #SAJFB4 pic.twitter.com/9y8mQTsHy6
しかし、2試合とも単発での出場ですし、TJPWに出場しながらでも出れそうな感じがします。
そうなると、契約の縛りが強いところに籍を置くということが考えられますが……。

例えば世界一規模の大きい団体であるWWEですが、契約下の選手は基本的には他団体には出場できません。
しかし、提携団体となると少し違います。
WWEは現在AAA,TNA,GCW ,ROW,NOAHと提携(イヨ・スカイが登場したマリーゴールドもそういう扱いですかね?)。
WWEの選手がこの提携団体に出向いたり、逆に提携団体の選手がWWEに登場することも増えてきました。(NOAHにAJスタイルズやオモスが登場したり、稲村愛輝がNXTで試合をしているのがわかりやすい例でしょう。)
ただ、そのようなWWEが絡む横移動は単体、期間限定契約の場合が多く、大体は所属団体で試合をしています。
また、伊藤ちゃんは過去にAEWに出場したこともありますが、当時はスターダムとAEWが提携関係になる前であり、現在AEWは新日本と共にブシロード系列と提携。
TJPWとAEWの関係で言うと坂崎ユカが思い出されますが、現在坂崎ユカも頻繁にAEWで試合している感じではないですし、現状スターダムから移籍した白川未奈の方が活躍している感じです。
(ただ、坂崎ユカの場合は海外挑戦発表後に首の怪我で長期離脱し、怪我の問題が完全にクリアになっていない状態でタイミングが悪かったのと、後に婚姻するKONOSUKE TAKESHITAがAEWを主戦場にしていたのは無関係ではないでしょう。)
TJPWはアメリカでGCWと合同で大会を開催したこともありますし、現在中島翔子がMLWのベルトを所持していたり、AEWのウィロー・ナイチンゲールがゲスト参戦したりと、垣根に囚われずに繋がっているイメージがあります。
(これは、WWEと提携しているNOAHと同じサイバーファイトながら、NOAHへの遠藤哲哉のレンタル移籍や、ケニー・オメガやKONOSUKE TAKESHITAとの関係でAEWとの関係を両立しているDDTと似たところがあります。)
そういう意味でも海外での伊藤麻希の今後が読めません。
もしかして海外ではないのでは・・・・・・
気になるのは伊藤ちゃん本人は海外で活動すると明言していない点です。
更に8.27に公開された山下実優のインタビュー記事において、山下が伊藤麻希の離脱について触れていますが、特に海外に行くとは書かれていないのです。
因みに、2年前。長年TJPWを支えた坂崎ユカが退団を発表した時は会見で海外を中心に活動すると明確に答えています。
伊藤麻希も専属フリーという立場で正式には所属メンバーとはいえないところですが、団体の功労者という点では会見の場くらいもうけてもいい気がします。
更に気になるのは過去にTJPWにおいて「契約満了のお知らせ」として報じられたのは、うなぎひまわり(現ウナギサヤカ)、万喜なつみ(現なつぽい)、白川未奈くらい。


そう、共通点として契約満了からウナギは1か月半後、なつぽいと白川は2週間後にスターダムに出場しているのです。
因みに伊藤麻希の契約が満了したとされる8.23から2週間後である9.6に、スターダムは横浜武道館でビッグマッチを行います。
(因みに伊藤麻希は2020年にSareeeとタッグを組んでアジャコング&山下実優と対戦している。)
また、似た事例に才木玲佳がいますが、彼女の場合は次の所属団体がWRESTLE-1であると明記されていました。
【お知らせ】2016年6月より3年間、東京女子プロレスにレギュラー参戦していた才木玲佳選手ですが、今年3月にWRESTLE-1の所属選手となったことに伴い、今月をもってレギュラー参戦契約を終了することとなりました。https://t.co/4LyrWYzmiV#tjpw pic.twitter.com/T9qYmfiTqu
— TJPW 東京女子プロレス (@tjpw2013) June 3, 2019
と、過去の事例から推察すると新天地がスターダムの可能性が割と高いような・・・・・・。
でも、やっぱり海外での人気は凄い

しかし、本当にスターダムに移籍するようなことはあるのでしょうか?
伊藤ちゃんの海外での試合も結構チェックしていますが、会場人気は物凄いです。
先日日本で行ったGCWの後楽園ホールでの大会の、試合後のサイン会でも外国人客が多く並んでいました。
(並んでいた私に「この列は彼女(伊藤ちゃん)の列か?彼女の名前は何て言うんだ?」と聞いてきた外国人がいたので、たぶん試合のパフォーマンスで新たにファンになった人なのだと思われます。)
また、過去の発言からも日本と海外での収入はかなりの差があると発言しており、金銭面だけでいうのなら日本に残るメリットはそんなにないのかもしれません。
またサイバーファイト常務執行役員及び東京女子プロレス事業統括部長の高橋晃氏とテキサスで日本コンテンツを広める事業をしているTOKYO STORYの清水陽一郎氏のインタビュー記事からも伊藤麻希の海外人気を裏付けるエピソードが語られています。
少し前の話しですが、マニアウィークのアメリカ遠征でのサイン会&撮影会も、海外での知名度を加味して山下実優、坂崎ユカ、伊藤麻希は他の選手よりも値段を10ドル高く設定していることからも海外人気を裏付けています。
Pricing:
— TJPW 東京女子プロレス (@tjpw2013) March 22, 2023
・Yuka Sakazaki/Miyu Yamashita/Maki Itoh
Autograph $30 / Photo $30 / Combo $50
・Other wrestlers and ring announcer
Autograph $20 / Photo $20 / Combo $30
We are extremely excited and look forward to meeting many, many fans!https://t.co/73iSSzydQF#tjpw #tjpwUSA pic.twitter.com/mhp1ah7hVC
そういう点で考えると、日本にいるよりもアメリカに行った方が良い気もしますが、逆にスターダムからしても海外人気のある伊藤麻希は魅力的に映る事でしょう。
最後に
と、いろいろ書きましたが、どれも妄想の仮説。妄言の域を出ません。
以前も書きましたが、私は伊藤麻希がキッカケでTJPWに興味をもち、現在に至ります。
現地観戦した時は、伊藤ちゃんのサイン会には必ず参加していました。
彼女の存在がなければGCWも観てないでしょうし、マンス・ワーナーのファンにもなりませんでしたし、TrillerTVとも契約していなかった事でしょう。
また、頻繁にTJPWに通うようになったことで、他のプロレス団体に足を運ぶというルーティーンが出来上がりました。プロレスの視野が広がったのです。
伊藤麻希の存在なしに、今の自分は形成されていないと言っても過言ではありません。偶然の出会いに心から感謝します。
今度はどこのリングに登場するかはその時になるまでのお楽しみですが、きっとまた新しい景色をみせてくれることでしょう。
私は現在、東京女子プロレスが1番好きであり、伊藤麻希が抜けたからといってそれが変ることはないです。
今度の9.20の大田区総合体育館でのWRESTLE PRINCESSⅥも非常に楽しみですし、またそれ関連の記事も書くことでしょう。
そのメンバーに伊藤麻希がいないのは寂しくはありますが、彼女の新しい居場所での活躍を願います。
(キュアナイル)

