【キッチン飾り棚】おうちカフェ化計画。全てのコーヒーloverへ
はじめに
家づくりに取り組んでる皆さん、
新居での暮らしについてどのような暮らしをイメージしていますか?
•ソファでのんびり映画をみたり
•庭やテラスでお酒を飲んだり
暮らしを便利にする事も大切ですが、せっかくの家づくり、やはりロマンを追い求めたい。
kyuのイメージしている暮らしのテーマは

バリスタ・kyuの日常(実写版)
静かで穏やかな時間に
ひと時の安らぎを与えてくれる
コーヒーのある暮らし
今日はコーヒーの為のキッチン収納、
飾り棚についてお話ししていこうと思います!
それでは今日もいってみましょう!
1|カフェ警察
最近、自分でも薄々気づいていたのですが…
私、カフェに入るとメニューそっちのけでカウンターや壁や床や照明をジロジロ見てしまう建築変態になりました。

「あの、コーヒー飲みに来たんですよね?」
店員さんの心の声が聞こえてくるようです。
店員さんからしたら、注文もそこそこに店内中キョロキョロ見渡してる客、あきらかに怪しいと思います。
でも仕方ないんです。
これは、我が家のキッチンに仕込んだ、ある「こだわり」が引き起こした後遺症。
2|吊り戸棚レス
我が家の平屋は、カップボード上の吊り戸棚をあえて無くしました。理由はシンプルで、空間の抜け感が欲しかったから。
その分、カップボードは3.4mと長めに取っており、パントリーは2.25畳という比較的広めの収納空間があるので物が溢れる心配は無し(たぶん)
生活感の無い、無機質なキッチン
めちゃくちゃ憧れませんか?

出典:https://www.tecture.jp/projects/348
ただ、決めた瞬間から薄々気づいていました。
「やべ〜!絶対コーヒー器具が行き場を失う…」
ドリッパー常時4つ、フレンチプレス、ケトル3個、コマンダンテ、サーバー、エスプレッソマシン一式……。

吊り戸棚があれば「とりあえず隠す」という逃げ道があったのですが、それを自ら封印したわけです。魔封波をかけられたピッコロ大魔王もびっくり。
開放感を求めた結果、愛機・コマンダンテの置き場に困るとは。
さて、どうする?
こだわり施主・kyuの長い戦いが始まります。
3|海外カフェを巡る
コーヒー好きの為のキッチン。
いわゆる可愛らしいカフェではなく、モダンさも兼ね揃えたデザイン。バリスタの自宅みたいな…
正直、様々なルームツアーを見てきましたが、なかなかアイデアが浮かびません。
インスタも回遊しまくりました。けれども既視感のあるキッチン達。
もし私がウーロンなら、シェンロンに「良いアイデアおーくれ!」とお願いしたことでしょう。
そこから始まったのが、Pinterestで”海外カフェの内装”を延々と検索する日々でした。しかし、それが大正解。海外のカフェのデザインから多くのインスピレーションを得ました。
そしてある日、運命の一枚に出会います。グレーのモルタルのような塗り壁に、木の棚がすっと埋め込まれたようなカフェの写真。
豆のパッケージがずらっと並んでいるだけなのに、なんだかとても美しく見えたんです。「これだ」と思いました。

4|壁フカシ:82.5
ここで一つ、
「こだわり」が発動します。
世の中によくある飾り棚って、壁にブラケットでピョコッと取り付けられているものが多いですよね。

https://www.toyokitchen.co.jp/tksn/detail/32585
あの「後から足しました」感が、私はどうしても好きになれませんでした。
棚が壁から浮いて見えるというか、壁の一部ではなく「異物」に見えてしまうというか。
そこで思いついたのが、
カップボードの裏の壁を”あえて”ふかして
そのスペースに棚板を埋め込む
カップボードの裏の壁をあえてふかしてもらい、そのスペースに棚板を埋め込むという方法です。
要するに、大きなニッチを作ってしまおうという発想です。

斜線部が棚を増やす為だけのスペースです。
これ、施主が提案したら嫌われますかね…?
画像の間取り図のとおり、外壁に面した場所なので思い切り掘り込むことはできません。せっかくの2×6の構造躯体が断熱欠損を起こしてしまいます。
断熱に影響がないようにふかした壁を彫り込んで棚を仕込むので、当然ポン付け感はゼロ。壁そのものが棚を内包している状態になります。
間接照明も仕込みますよ〜!
正直、これを思いついたときはちょっと興奮しました。地味な工夫ですが、キッチンの印象がまるっきり変わる部分だと思っています。
5|白銀比〜God is in the details〜
せっかくなので、棚の寸法にもこだわりました。
参考にしたカフェの棚を分析しつつ、「白銀比」を棚の寸法に当てはめてみることにしました。
縦横ではなく、カップボードとの比率です。
我が家のカップボードは左から750mm、900mm、900mm、900mmの4セット構成。
カップボード3450mm→ 棚の長さxを割り出します。
白銀比で「主:従」をつくると、
345 ÷ 1.414 ≒ 244cm
ただしそこまで大きな棚はいらないので
その“半分”を使います。
244 ÷ 1.414 ≒ 173cm
棚の左端をカップボードの左端に合わせ、白銀比で計算した長さで右端を決めると、ちょうど2番目のカップボードの右端の切れ目あたりに落ち着きました。

デザインを考えてとりあえず描いたもの。
ここから結構変わっちゃいましたけど…
計算上は完全にピッタリではなく、多少の誤差があります。しかし、その誤差を許容してでもカップボードの切れ目に棚の端をきっちり合わせることを優先しました。
理由は単純で、そのほうが見た瞬間に「美しい」と感じると直感でそう思ったから。
数字の正しさよりも、ズレた線が無い方が目に映ったときに気持ちが良いはず!
理屈より感覚を信じました。
そう。kyuの嗅覚。
しかし、いくつかのデメリットを受け入れなければなりません。
壁をふかす分、施工の手間と費用は普通に棚を後付けするより増え、尚且つカップボードからワークトップとの距離が近くなります(それでも1090mmは確保)
比率も理論値ぴったりではないので「厳密な白銀比にはならない」という妥協は必要でした。しかし誤差の範囲です。
たぶん大丈夫!
ね?笑
6|無意識に集めた「好きの断片」
そして、こうしてカフェを観察する目線を持つようになってから、あることに気づきました。私が「いいな」と感じるカフェには共通点があるのです。
照明は控えめで、電球色。
壁や床はモルタルだが程よく木目をつかう。
綺麗すぎず、少しラフな仕上げ。
これ、よくよく考えると我が家の壁の塗装で選んだ質感とも通じるものがあります。「ポーターズペイント」です。
カフェで無意識に「好き」を集めていたつもりが、気づけばそれは平屋づくりの中ですでに選び取っていた好みそのものだったんですよね。
実際に見て感じた体験。
小さな発見、気づき。
コツコツ積み重ねてきて良かった。
やっぱり家づくりにはある程度の時間は必要です。
まとめ
飾り棚の寸法を決める為、入れるものや実際の使用シーンなど様々なシミュレーションをおこない、
最後に待っていた「白銀比」という数字の正しさと継ぎ目に合わせる「建築の美しさ」という究極の選択。
正解不正解はわかりません。
だって施主だもん♡笑

けれど大切なのは
根拠のある寸法だと思います。
「神は細部に宿る」
テキトーなデザインに神は微笑みません。
「壁にポン付け感」への違和感、そしてデザインへの異常なこだわりが、壁フカシからのニッチという答えを連れてきてくれました。
そしてデザインのインスピレーションを得る為にカフェで無意識に集めていた"好きの断片"は、ちゃんと平屋づくりの中に繋がっていました。
こうして生まれたニッチな飾り棚。
ここに、コーヒーlover:kyuの愛蔵品の数々を並べていきます!
次回は、スピンオフ記事として、この棚を埋め尽くすコーヒー器具への愛を、全力で語らせてください!←誰が見るんだッ!笑
最後まで読んで頂きありがとうございます!
また次回の記事でお会いしましょう!
外壁シリーズも見てね!
ではでは!
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