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ヘブル語併記:ヨブ記文語訳(16)


ヘブル語併記:ヨブ記文語訳(16)

v1.2

1.翻訳ポリシー

本翻訳は、聖書のテキストに対する逐語的な直訳を意図したものではなく、物語の根底にある精神を、日本の古典文学に通じる格調高い文語の響きを用いて再構成した芸術的な取り組みであり、意訳や脚色が含まれています。原典の備える荘厳さやドラマチックな展開を、独自の表現様式で描き出すことを目指しました。

翻訳にあたっては以下の指針を守っています。

簡潔さとリズム:古典文学の無駄のない言葉遣いを手本として、不要な助詞や過度な装飾を削ぎ落としています。ヨブ記特有の激しい苦悩の叫びと、友人たちの語る因果応報の対比も、このリズムの中で表現しました。

文体の基調:古典的な文体をベースにしながらも、現代の読者が無理なく読めるよう可読性とのバランスを調整しています。安易な擬古文を避け、芸術的な文語体としての再構築を図りました。

厳格な表現形式:古風な表現も含めて、ひらがなはできる限り漢字に変換しています。さらに、尊敬語や謙譲語を一切使用しないことで、神と被造物、そして人間の根源的な関係性を直接的かつ力強く描写しています。

【制作背景について】

この文語訳は、制作者の掲げる明確なコンセプトに沿って、AIとの協働によって生成および編集されたものです。聖書の原典はパブリックドメインに属していますが、本翻訳はそれを基盤としつつ独自の文体へと作り変えた、新たな創作表現の探求を目的としています。教育や研究、私的利用といった非営利目的において、読者の皆様が自由に引用し共有してくださることを歓迎します。ただし、本文の無断での改変や商用目的での利用はご遠慮ください。

2.註解

第三十一章は、ヨブによる最後の自己弁明であり、彼自身の完全無欠さを神の前に誓約する壮大な言葉の連なりである。純潔、公平、弱者への哀れみ、偶像崇拝の拒絶、さらには敵対者への態度に至るまで、ヨブは自身の行いを徹底的に振り返り、もし罪を犯していたならば呪いを受けてもよいと宣言する。これは神の裁きを求めるクライマックスの弁論である。

第三十二章からは、新たな登場人物である若きエリフが口を開く。ヨブが自らを義とし、神を義としなかったとエリフが見たこと、そして三人の友人がヨブを論破できずに沈黙したことに対して、エリフの激しい怒りが燃え上がる。年長者を敬って沈黙していた若者が、自らの内なる霊の促しによって言葉を語り始める緊迫した場面である。

3.ヘブル語併記文語訳

ヨブ記 第三十一章

31:1 我己が目と契約を結びたり。何ぞ処女に心を留めんや。
בְּרִית כָּרַתִּי לְעֵינָי וּמָה אֶתְבּוֹנֵן עַל־בְּתוּלָה׃
ベリート カーラッティー レエーナーイ ウーマー エトボーネーン アル ベトゥーラー。
契約を/私は結んだ/私の目と/それでどうして/心を留めようか/処女に。

31:2 上なる神よりの分はいかなるものぞ。高き全能者よりの嗣業は何か。
וּמֶה חֵלֶק אֱלוֹהַּ מִמָּעַל וְנַחֲלַת שַׁדַּי מִמְּרֹמִים׃
ウーメ ヘレク エローア ミンマーアル ヴェナハラト シャッダイ ミムロミーム。
そして何か/割り当ては/神の/上から/そして嗣業は/全能者の/高き所から。

31:3 其れ不義なる者には滅び、悪を行ふ者には災ひならずや。
הֲלֹא־אֵיד לְעַוָּל וְנֵכֶר לְפֹעֲלֵי אָוֶן׃
ハロー エード レアッヴァール ヴェネヘル レフォーアレー アーヴェン。
ではないか/災難が/不義な者に/および滅びが/悪を行う者たちに。

31:4 神は我が道を見、我が歩みを悉く数へ給はずや。
הֲלֹא־הוּא יִרְאֶה דְרָכָי וְכָל־צְעָדַי יִסְפּוֹר׃
ハロー フー イルエ デラーハーイ ヴェホル ツェアーダイ イスポール。
ではないか/彼が/見る/私の道を/およびすべての/私の歩みを/彼は数える。

31:5 我若し虚偽と共に歩み、我が足欺きに急ぎたらば、
אִם־הָלַכְתִּי עִם־שָׁוְא וַתַּחַשׁ עַל־מִרְמָה רַגְלִי׃
イム ハーラフティー イム シャーヴ ヴァッタハシュ アル ミルマー ラゲリー。
もし/私が歩んだ/虚偽と/そして急いだ/欺きに/私の足が。

31:6 神正しき秤を以て我を量り給へ。然らば神我が全きを知り給はん。
יִשְׁקְלֵנִי בְמֹאזְנֵי־צֶדֶק וְיֵדַע אֱלוֹהַּ תֻּמָּתִי׃
イシュケレーニー ヴェモズネー ツェデク ヴェイェーダ エローア トゥンマーティー。
量れ私を/秤で/正義の/そうすれば知るだろう/神が/私の完全さを。

31:7 我が歩み道より逸れ、我が心目に従ひ、我が手に汚れ付きたらば、
אִם תִּטֶּה אַשֻּׁרִי מִנִּי הַדָּרֶךְ וְאַחַר עֵינַי הָלַךְ לִבִּי וּבְכַפַּי דָּבַק מאוּם׃
イム ティッテ アッシュリー ミンニー ハッダーレフ ヴェアハル エーナイ ハーラフ リッビー ウーヴェハッパイ ダーヴァク メウーム。
もし/逸れたなら/私の歩みが/道から/および後を/私の目の/歩んだなら/私の心が/および私の手に/くっついたなら/汚れが。

31:8 我種を蒔きて他の者之を食らひ、我が産物は根こそぎに抜かれよ。
אֶזְרְעָה וְאַחֵר יֹאכֵל וְצֶאֱצָאַי יְשֹׁרָשׁוּ׃
エズレアー ヴェアヘール ヨヘール ヴェツェエツァーアイ イェショーラーシュー。
私が蒔き/そして他人が/食べるように/および私の産物が/根こそぎにされるように。

31:9 若し我が心女に誘はれ、隣人の戸口にて待ち伏せたらば、
אִם־נִפְתָּה לִבִּי עַל־אִשָּׁה וְעַל־פֶּתַח רֵעִי אָרָבְתִּי׃
イム ニフター リッビー アル イッシャー ヴェアル ペタハ レーイー アーラーヴティー。
もし/誘惑されたなら/私の心が/女に/および戸口で/隣人の/私が待ち伏せしたなら。

31:10 我が妻は他の者の為に臼を挽き、他の男ら其の上に身を屈めよ。
תִּטְחַן לְאַחֵר אִשְׁתִּי וְעָלֶיהָ יִכְרְעוּן אֲחֵרִין׃
ティトハン レアヘール イシュティー ヴェアーレーハー イフレウーン アヘリーン。
臼をひくように/他人のために/私の妻が/そして彼女の上に/身をかがめるように/他の男たちが。

31:11 其は恥づべき行ひにして、審きを受くべき不義なればなり。
כִּי־הוּא זִמָּה וְהוּא עָוֹן פְּלִילִים׃
キー フー ジンマー ヴェフー アーヴォーン ペリーリーム。
なぜなら/それは/恥ずべき行い/およびそれは/不義である/さばきを受けるべき。

31:12 其はアバドンに至るまで焼き尽くす火にして、我が総ての収穫を根こそぎにせん。
כִּי אֵשׁ הִיא עַד־אֲבַדּוֹן תֹּאכֵל וּבְכָל־תְּבוּאָתִי תְשָׁרֵשׁ׃
キー エーシュ ヒィー アド アヴァッドーン トーヘール ウーヴェホル テヴーアーティー テシャーレーシュ。
なぜなら/火である/それは/滅びの場所まで/焼き尽くす/およびすべての/私の収穫を/根こそぎにする。

31:13 我が男奴隷また女奴隷我と争ひし時、我若し彼等の訴へを退けたらば、
אִם־אֶמְאַס מִשְׁפַּט עַבְדִּי וַאֲמָתִי בְּרִבָם עִמָּדִי׃
イム エムアス ミシュパト アヴディー ヴァアマーティー ベリーヴァーム インマーディー。
もし/私が退けたなら/権利を/私の男奴隷の/および女奴隷の/彼らの争いにおいて/私との。

31:14 神立ち上がり給ふ時、我何をかせんや。神尋ね給ふ時、我何と答へんや。
וּמָה אֶעֱשֶׂה כִּי־יָקוּם אֵל וְכִי־יִפְקֹד מָה אֲשִׁיבֶנּוּ׃
ウーマー エエセー キー ヤークーム エール ヴェヒー イフコド マー アシーヴェンヌー。
そして何を/私はしようか/立ち上がるとき/神が/そして尋ねるとき/何を/私は彼に答えようか。

31:15 胎内にて我を造り給ひし者は、彼をも造り給ひしならずや。唯一なる者、我らを母の胎内にて形造り給ひしならずや。
הֲלֹא־בַבֶּטֶן עֹשֵׂנִי עָשָׂהוּ וַיְכֻנֶנּוּ בָּרֶחֶם אֶחָד׃
ハロー バッベテン オーセーニー アーサーフー ヴァイェフネンヌー バーレヘム エハード。
ではないか/胎内で/私を造った方が/彼を造った/そして形造った/母の胎内で/唯一なる者が。

31:16 我若し貧しき者の願ひを退け、寡婦の目を暗くしたるか。
אִם־אֶמְנַע מֵחֵפֶץ דַּלִּים וְעֵינֵי אַלְמָנָה אֲכַלֶּה׃
イム エムナ メヘフェツ ダッリーム ヴェエーネー アルマーナー アハッレー。
もし/私が退けたなら/願いから/貧しい者の/および目を/やもめの/暗くしたなら。

31:17 孤児に之を食らはせずして、我唯独り己が食物を食らひたるか。
וְאֹכַל פִּתִּי לְבַדִּי וְלֹא־אָכַל יָתוֹם מִמֶּנָּה׃
ヴェオハル ピッティー レヴァッディー ヴェロー アーハル ヤートーム ミンメンナー。
そして私が食べたなら/私のパンを/私一人で/およびない/食べた/孤児が/そこから。

31:18 我が若き時より彼父の如く我と共に育ち、母の胎より我寡婦を導きたり。
כִּי מִנְּעוּרַי גְּדֵלַנִי כְאָב וּמִבֶּטֶן אִמִּי אַנְחֶנָּה׃
キー ミンネウーライ ゲデーラニー ヘアーヴ ウーミッベテン インミー アンヘンナー。
なぜなら/私の若い時から/彼は育った/父のように/および胎から/私の母の/私は彼女を導いた。

31:19 着る物なくして滅びゆく者、また覆ひなき貧しき者を見し時、
אִם־אֶרְאֶה אוֹבֵד מִבְּלִי לְבוּשׁ וְאֵין כְּסוּת לָאֶבְיוֹן׃
イム エルエ オーヴェード ミッブリー レヴーシュ ヴェエーン ケスート ラーエヴヨーン。
もし/私が見て/滅びゆく者を/ないために/着る物が/および無い/覆いが/貧しい者に。

31:20 彼の腰我を祝福せず、彼我が羊の毛にて暖まらざりし事あらんや。
אִם־לֹא בֵרֲכוּנִי חֲלָצָו וּמִגֵּז כְּבָשַׂי יִתְחַמָּם׃
イム ロー ヴェーラフーニー ハラーツァーヴ ウーミッゲーズ ケヴァーサイ イトハンマーム。
もし/ない/私を祝福した/彼の腰が/および羊の毛で/私の羊の/彼が暖まらなかった。

31:21 我若し門にて助けあるを見て、孤児に向ひて手を振り上げたらば、
אִם־הֲנִיפוֹתִי עַל־יָתוֹם יָדִי כִּי־אֶרְאֶה בַשַּׁעַר עֶזְרָתִי׃
イム ハニーフォーティー アル ヤートーム ヤーディー キー エルエ バッシャアル エズラーティー。
もし/私が振り上げたなら/孤児の上に/私の手を/なぜなら/私が見たから/門で/私の助けを。

31:22 我が肩の骨は抜け落ち、我が腕は関節より折られよ。
כְּתֵפִי מִשִּׁכְמָה תִפּוֹל וְאֶזְרֹעִי מִקָּנָה תִשָּׁבֵר׃
ケテーフィー ミッシフマー ティッポール ヴェエズローイー ミッカーナー ティッシャーヴェール。
私の肩の骨が/肩から/落ちるように/および私の腕が/関節から/折れるように。

31:23 其は神よりの災ひ我が恐るる所にして、其の威光の故に我為す能はざりしなり。
כִּי פַחַד אֵלַי אֵיד אֵל וּמִשְּׂאֵתוֹ לֹא אוּכָל׃
キー ファハド エーライ エード エール ウーミッセエートー ロー ウーハール。
なぜなら/恐れである/私にとって/災いが/神の/および彼の威光から/ない/私はできなかった。

31:24 我若し金を我が頼みとなし、純金に向ひて我が確信なりと言ひたらば、
אִם־שַׂמְתִּי זָהָב כִּסְלִי וְלַכֶּתֶם אָמַרְתִּי מִבְטַחִי׃
イム サムティー ザーハーヴ キスリー ヴェラッケテム アーマルティー ミヴタヒー。
もし/私が置いたなら/金を/私の確信に/および純金に/私が言ったなら/私の頼みと。

31:25 我が富の多き事、我が手の多くの物を得たる事によりて我喜びたらば、
אִם־אֶשְׂמַח כִּי־רַב חֵילִי וְכִי־כַבִּיר מָצְאָה יָדִי׃
イム エスマフ キー ラヴ ヘーリー ヴェヒー カッビール マーツェアー ヤーディー。
もし/私が喜んだなら/なぜなら/多い/私の富が/およびなぜなら/多くのものを/得た/私の手が。

31:26 我若し光の輝く事、また月の明るく歩むを見て、
אִם־אֶרְאֶה אוֹר כִּי יָהֵל וְיָרֵחַ יָקָר הֹלֵךְ׃
イム エルエ オール キー ヤーヘール ヴェヤーレーアッハ ヤーカール ホーレーフ。
もし/私が見て/光が/輝くのを/および月が/明るく/歩むのを。

31:27 我が心密かに誘はれ、我が手、我が口に接吻せば、
וַיִּפְתְּ בַּסֵּתֶר לִבִּי וַתִּשַּׁק יָדִי לְפִי׃
ヴァッイフテ バッセーテル リッビー ヴァッティッシャク ヤーディー レフィー。
そして誘惑され/密かに/私の心が/そして口づけした/私の手が/私の口に。

31:28 是れ亦審きを受くべき不義なり。上なる神を我否みたるとなればなり。
גַּם־הוּא עָוֹן פְּלִילִי כִּי־כִחַשְׁתִּי לָאֵל מִמָּעַל׃
ガム フー アーヴォーン ペリーリー キー ヒハシュティー ラーエール ミンマーアル。
これもまた/それは/不義である/さばきを受けるべき/なぜなら/私は否んだ/神を/上なる。

31:29 我若し我を憎む者の滅びを喜び、彼に災ひ臨みし時に高ぶらば、
אִם־אֶשְׂמַח בְּפִיד מְשַׂנְאִי וְהִתְעֹרַרְתִּי כִּי־מְצָאוֹ רָע׃
イム エスマフ ベフィード メサンイー ヴェヒトオラルティー キー メツァーオー ラー。
もし/私が喜んだなら/滅びを/私を憎む者の/および小躍りしたなら/なぜなら/見つけた/彼を/災いが。

31:30 我は己が口に罪を犯させず、呪ひをもて彼の命を求めざりき。
וְלֹא־נָתַתִּי לַחֲטֹא חִכִּי לִשְׁאֹל בְּאָלָה נַפְשׁוֹ׃
ヴェロー ナータッティー ラハトー ヒッキー リシュオール ベアーラー ナフショー。
およびない/私は与えなかった/罪を犯すことを/私の口に/求めることで/呪いによって/彼の命を。

31:31 我が天幕の人々、彼の供する肉にて飽かざる者誰かあらんと言はざりしや。
אִם־לֹא אָמְרוּ מְתֵי אָהֳלִי מִי־יִתֵּן מִבְּשָׂרוֹ לֹא נִשְׂבָּע׃
イム ロー アームルー メテー オホリー ミー イッテン ミッベサーロー ロー ニスバー。
もし/ない/彼らが言わなかった/人々が/私の天幕の/誰が与えるか/彼の肉(食物)で/ない/私たちは満腹する。

31:32 寄留者は外にて夜を過ごさず、我旅人の為に戸を開きたり。
בַּחוּץ לֹא־יָלִין גֵּר דְּלָתַי לָאֹרַח אֶפְתָּח׃
バフーツ ロー ヤーリーン デール デラータイ ラーオーラッハ エフターハ。
外で/ない/夜を過ごす/寄留者が/私の戸を/旅人のために/私は開いた。

31:33 我若し人の如く我が背きを隠し、我が不義を我が胸に秘めたらば、
אִם־כִּסִּיתִי כְאָדָם פְּשָׁעָי לִטְמוֹן בְּחֻבִּי עֲוֹנִי׃
イム キッシーティー ヘアーダーム ペシャーアーイ リトモーン ベフッビー アヴォーニー。
もし/私が隠したなら/アダムのように/私の背きを/秘めるために/私の胸に/私の不義を。

31:34 我大いなる群衆を恐れ、氏族の侮り我を怯えしめ、沈黙して戸を出でざりし事あらんや。
כִּי אֶעֱרוֹץ הָמוֹן רַב וּבוּז־מִשְׁפָּחוֹת יְחִתֵּנִי וָאֶדֹּם לֹא־אֵצֵא פָתַח׃
キー エエローツ ハーモーン ラヴ ウーヴーズ ミシュパホート イェヒッテーニー ヴァエドム ロー エーテー パータッハ。
なぜなら/私は恐れ/群衆を/大きな/および軽蔑が/氏族の/私を怯えさせ/および私は沈黙し/ない/私は出なかった/戸口を。

31:35 嗚呼、我に聴く者あらば善からん。視よ、之ぞ我が署名なり。全能者我に答へ給へ。我が敵の書きたる訴状あらば善からん。
מִי יִתֶּן־לִי שֹׁמֵעַ לִי הֶן־תָּוִי שַׁדַּי יַעֲנֵנִי וְסֵפֶר כָּתַב אִישׁ רִיבִי׃
ミー イッテン リー ショメーア リー ヘン ターヴィー シャッダイ ヤアネーニー ヴェセーフェル カータヴ イーシュ リーヴィー。
誰が/与えるか/私に/聞く者を/私に/見よ/私の署名を/全能者が/私に答えるように/および書物を/書いた/男が/私の争いの。

31:36 誠に我之を我が肩に負ひ、冠の如くに結びつけん。
אִם־לֹא עַל־שִׁכְמִי אֶשָּׂאֶנּוּ אֶעֶנְדֶנּוּ עֲטָרוֹת לִי׃
イム ロー アル シフミー エッサーエンヌー エエンデンヌー アターロート リー。
もし/ない/上に/私の肩の/私がそれを担がないなら/私がそれを結びつける/冠として/私に。

31:37 我歩みの数を彼に告げ、君侯の如くに彼に近づかん。
מִסְפַּר צְעָדַי אַגִּידֶנּוּ כְּמוֹ־נָגִיד אֲקָרְבֶנּוּ׃
ミスパル ツェアーダイ アッギーデンヌー ケモー ナーギード アカーレヴェンヌー。
数を/私の歩みの/私は彼に告げる/ように/君侯の/私は彼に近づく。

31:38 我が地若し我に向ひて叫び、其の畝共に泣き、
אִם־עָלַי אַדְמָתִי תִזְעָק וְיַחַד תְּלָמֶיהָ יִבְכָּיוּ׃
イム アーライ アデマーティー ティズアーク ヴェヤハド テラーメーハー イヴカーユー。
もし/私に向かって/私の地が/叫ぶなら/および共に/その畝が/泣くなら。

31:39 我金を出さずして其の産物を食らひ、其の持ち主の命を奪ひたらば、
אִם־כֹּחָהּ אָכַלְתִּי בְלִי־כָסֶף וְנֶפֶשׁ בְּעָלֶיהָ הִפָּחְתִּי׃
イム コーハー アーハルティー ベリー ハーセフ ヴェネフェシュ ベアーレーハー ヒッパフティー。
もし/その産物を/私が食べたなら/なしに/金の/および命を/その所有者の/私が吹き飛ばしたなら。

31:40 麦の代はりに荊棘生え、大麦の代はりに毒草生えよ。ヨブの言葉終はりぬ。
תַּחַת חִטָּה יֵצֵא חוֹחַ וְתַחַת־שְׂעֹרָה בָאְשָׁה תַּמּוּ דִּבְרֵי אִיּוֹב׃
タハト ヒッター イェーツェー ホーアッハ ヴェタハト セオラー バーシャー タンムー ディヴレー イーヨヴ。
代わりに/小麦の/生えるように/いばらが/および代わりに/大麦の/毒草が/終わった/言葉が/ヨブの。

ヨブ記 第三十二章

32:1 此の三人の男、ヨブに答ふるを止めぬ。ヨブ己が目に正しかりし故なり。
וַיִּשְׁבְּתוּ שְׁלֹשֶׁת הָאֲנָשִׁים הָאֵלֶּה מֵעֲנוֹת אֶת־אִיּוֹב כִּי הוּא צַדִּיק בְּעֵינָיו׃
ヴァッイシュベトゥー シェローシェト ハーアナーシーム ハーエッレー メアノート エト イーヨヴ キー フー ツァッディーク ベエーナーヴ。
そしてやめた/三人の/男たちが/これらの/答えることを/ヨブに/なぜなら/彼は/正しいから/彼の目に。

32:2 茲に於てラムの族、ブズ人バラクエルの子エリフの怒り燃え上がりぬ。彼ヨブに向ひて怒り燃えたり。ヨブ己を神よりも正しとせし故なり。
וַיִּחַר אַף אֱלִיהוּא בֶן־בַּרַכְאֵל הַבּוּזִי מִמִּשְׁפַּחַת רָם בְּאִיּוֹב חָרָה אַפּוֹ עַל־צַדְּקוֹ נַפְשׁוֹ מֵאֱלֹהִים׃
ヴァッイハル アフ エリーフー ヴェン バラフエール ハッブージー ミンミシュパハト ラーム ベイーヨヴ ハーラー アッポー アル ツァデコー ナフショー メエローヒーム。
そして燃え上がった/怒りが/エリフの/子/バラクエルの/ブズ人/氏族の/ラムの/ヨブに対して/燃え上がった/彼の怒りが/理由で/正しいとした/彼の魂を/神よりも。

32:3 亦其の三人の友に向ひても怒り燃えたり。彼等答へを見出さずして、尚ヨブを罪に定めし故なり。
וּבִשְׁלֹשֶׁת רֵעָיו חָרָה אַפּוֹ עַל אֲשֶׁר לֹא־מָצְאוּ מַעֲנֶה וַיַּרְשִׁיעוּ אֶת־אִיּוֹב׃
ウーヴィシュローシェト レーアーヴ ハーラー アッポー アル アシェル ロー マーツェウー マアネー ヴァッヤルシーウー エト イーヨヴ。
および三人の/彼の友人に対して/燃え上がった/彼の怒りが/理由で/ない/彼らが見つけた/答えを/そして罪に定めた/ヨブを。

32:4 エリフはヨブに語るを待ちたり。彼等己より年長なりし故なり。
וֶאֱלִיהוּ חִכָּה אֶת־אִיּוֹב בִּדְבָרִים כִּי זְקֵנִים הֵמָּה מִמֶּנּוּ לְיָמִים׃
ヴェエリーフー ヒッカー エト イーヨヴ ビデヴァーリーム キー ゼケーニーム ヘーンマー ミンメンヌー レヤーミーム。
およびエリフは/待った/ヨブに/言葉において/なぜなら/年長である/彼らは/彼よりも/日々において。

32:5 エリフ三人の男の口に答へなきを見て、怒り燃え上がりぬ。
וַיַּרְא אֱלִיהוּא כִּי אֵין מַעֲנֶה בְּפִי שְׁלֹשֶׁת הָאֲנָשִׁים וַיִּחַר אַפּוֹ׃
ヴァッヤル エリーフー キー エーン マアネー ベフィー シェローシェト ハーアナーシーム ヴァッイハル アッポー。
そして見た/エリフが/なぜなら/無い/答えが/口に/三人の/男たちの/そして燃え上がった/彼の怒りが。

32:6 ブズ人バラクエルの子エリフ答へて曰く、我は若く、汝等は老いたり。是の故に我恐れ、我が知識を汝等に示すを憚りたり。
וַיַּעַן אֱלִיהוּא בֶן־בַּרַכְאֵל הַבּוּזִי וַיֹּאמַר צָעִיר אֲנִי לְיָמִים וְאַתֶּם יְשִׁישִׁים עַל־כֵּן זָחַלְתִּי וָאִירָא מֵחַוֹּת דֵּעִי אֶתְכֶם׃
ヴァッヤアン エリーフー ヴェン バラフエール ハッブージー ヴァッヨーマル ツァイール アニー レヤーミーム ヴェアッテム イェシーシーム アル ケン ザーハルティー ヴァイーラー メハヴォート デーイー エトヘム。
そして答えた/エリフが/子/バラクエルの/ブズ人/そして言った/若い/私は/日々において/およびあなたがたは/老いている/それゆえ/私は恐れた/そして私ははばかった/示すことを/私の知識を/あなたがたに。

32:7 我言へり、日ぞ語るべし、年の多きぞ知恵を教ふべしと。
אָמַרְתִּי יָמִים יְדַבֵּרוּ וְרֹב שָׁנִים יוֹדִיעוּ חָכְמָה׃
アーマルティー ヤーミーム イェダッベールー ヴェローヴ シャーニーム ヨディーウー ホフマー。
私は言った/日々が/語るべきだ/および多さが/年の/教えるべきだ/知恵を。

32:8 然れど人の中には霊あり。全能者の息彼等に悟りを与ふ。
אָכֵן רוּחַ־הִיא בֶאֱנוֹשׁ וְנִשְׁמַת שַׁדַּי תְּבִינֵם׃
アーヘーン ルーアッハ ヒィー ベエノーシュ ヴェニシュマト シャッダイ テヴィーネーム。
しかし/霊が/それは/人の中に/および息が/全能者の/彼らに悟りを与える。

32:9 大いなる者必ずしも知恵あるにあらず、老いたる者必ずしも正しきを悟るにあらず。
לֹא־רַבִּים יֶחְכָּמוּ וּזְקֵנִים יָבִינוּ מִשְׁפָּט׃
ロー ラッビーム イェフカームー ウーゼケーニーム ヤーヴィーヌー ミシュパート。
ない/大いなる者が/知恵がある/および老いた者が/悟る/正しさを。

32:10 是の故に我言ふ、我に聴け、我も亦我が知識を示さんと。
לָכֵן אָמַרְתִּי שִׁמְעָה־לִּי אֲחַוֶּה דֵּעִי אַף־אָנִי׃
ラーヘーン アーマルティー シムアー リー アハヴェー デーイー アフ アーニー。
それゆえ/私は言う/聞け/私に/私は示す/私の知識を/また/私も。

32:11 視よ、我汝等の言葉を待ち、汝等の論に耳を傾けたり。汝等が言葉を探り出さん時まで。
הֵן הוֹחַלְתִּי לְדִבְרֵיכֶם אָזִין עַד־תְּבוּנֹתֵיכֶם עַד־תַּחְקְרוּן מִלִּין׃
ヘーン ホーハルティー レディヴレーヘム オジーン アド テヴーノーテーヘム アド タフケルーン ミッリーン。
見よ/私は待った/あなたがたの言葉を/私は耳を傾けた/まで/あなたがたの悟りに/まで/あなたがたが探り出す/言葉を。

32:12 我汝等に心を留めしが、視よ、汝等の中にヨブを論破し、其の言葉に答ふる者なし。
וְעָדֵיכֶם אֶתְבּוֹנָן וְהִנֵּה אֵין לְאִיּוֹב מוֹכִיחַ עוֹנֶה אֲמָרָיו מִכֶּם׃
ヴェアーデーヘム エトボーナーン ヴェヒンネー エーン レイーヨヴ モーヒーアッハ オーネー アマーラーヴ ミッケム。
およびあなたがたに/私は注意を向けた/しかし見よ/無い/ヨブを/論破する者が/答える者が/彼の言葉に/あなたがたの中に。

32:13 汝等、我ら知恵を見出せり、彼を打ち倒すは神にして人にあらずと言ふこと無かれ。
פֶּן־תֹּאמְרוּ מָצָאנוּ חָכְמָה אֵל יִדְּפֶנּוּ לֹא־אִישׁ׃
ペン トメルー マーツァーヌー ホフマー エール イッデフェンヌー ロー イーシュ。
ないように/あなたがたが言う/私たちは見出した/知恵を/神が/彼を打ち倒す/ない/人が。

32:14 彼我に向ひて言葉を並べたるにあらず。我汝等の言葉をもて彼に答ふる事なし。
וְלֹא־עָרַךְ אֵלַי מִלִּין וּבְאִמְרֵיכֶם לֹא אֲשִׁיבֶנּוּ׃
ヴェロー アーラフ エーライ ミッリーン ウーヴェイムレーヘム ロー アシーヴェンヌー。
およびない/彼は並べた/私に/言葉を/およびあなたがたの言葉で/ない/私は彼に答える。

32:15 彼等驚きて最早答へず。言葉は彼等より去りたり。
חַתּוּ לֹא־עָנוּ עוֹד הֶעְתִּיקוּ מֵהֶם מִלִּים׃
ハットゥー ロー アーヌー オード ヘエティークー メーヘム ミッリーム。
彼らは驚いた/ない/彼らは答えた/もはや/去った/彼らから/言葉が。

32:16 彼等語らざれば我待ちたり。彼等立ち止まりて最早答へず。
וְהוֹחַלְתִּי כִּי־לֹא יְדַבֵּרוּ כִּי עָמְדוּ לֹא־עָנוּ עוֹד׃
ヴェホーハルティー キー ロー イェダッベールー キー アメドゥー ロー アーヌー オード。
および私は待った/なぜなら/ない/彼らが語る/なぜなら/彼らは立ち止まった/ない/彼らは答えた/もはや。

32:17 我も亦我が分を答へん。我も亦我が知識を示さん。
אַעֲנֶה אַף־אֲנִי חֶלְקִי אֲחַוֶּה דֵּעִי אַף־אָנִי׃
アアネー アフ アニー ヘルキー アハヴェー デーイー アフ アーニー。
私は答える/また/私も/私の分を/私は示す/私の知識を/また/私も。

32:18 其は我言葉に満ち、我が内の霊我を駆り立てる故なり。
כִּי מָלֵאתִי מִלִּים הֱצִיקַתְנִי רוּחַ בִּטְנִי׃
キー マーレーティー ミッリーム ヘツィーカトニー ルーアッハ ビトニー。
なぜなら/私は満ちている/言葉に/私を駆り立てる/霊が/私の腹の。

32:19 視よ、我が腹は口なき葡萄酒の如し。新しき皮袋の如くに裂けんず。
הִנֵּה־בִטְנִי כְּיַיִן לֹא־יִפָּתֵחַ כְּאֹבוֹת חֲדָשִׁים יִבָּקֵעַ׃
ヒンネー ヴィトニー ケヤイン ロー イッパーテーアッハ ケオーヴォート ハダーシーム イッバーケーア。
見よ/私の腹は/ぶどう酒のように/ない/開け口が/皮袋のように/新しい/張り裂ける。

32:20 我語りて息を継がん。我唇を開きて答へん。
אֲדַבְּרָה וְיִרְוַח־לִי אֶפְתַּח שְׂפָתַי וְאֶעֱנֶה׃
アダッベラー ヴェイルヴァハ リー エフタッハ セファータイ ヴェエエネー。
私は語る/そして息をつく/私のために/私は開く/私の唇を/そして答える。

32:21 我誰の顔をも立てず、人に諂ふことを為さじ。
אַל־נָא אֶשָּׂא פְנֵי־אִישׁ וְאֶל־אָדָם לֹא אֲכַנֶּה׃
アル ナー エッサー フェネー イーシュ ヴェエル アーダーム ロー アハンネー。
どうか/ないように/私が立てる/顔を/人の/および人間に対して/ない/私がへつらう。

32:22 我諂ふことを知らざればなり。然らずば我を造り給ひし者直ちに我を取り去り給はん。
כִּי לֹא יָדַעְתִּי אֲכַנֶּה כִּמְעַט יִשָּׂאֵנִי עֹשֵׂנִי׃
キー ロー ヤーダアティー アハンネー キムアト イッサーエーニー オーセーニー。
なぜなら/ない/私は知らない/私がへつらうことを/直ちに/私を取り去るだろう/私を造った方が。

4.ヘブル語単語集

※なお、本記事におけるヘブル語のカタカナ転写は、学術的な厳密転写ではなく、読者のための発音補助として記載している。以下に、ヨブ記第三十一章および第三十二章において複数回登場する頻出語彙、並びに重要なキーワードを網羅して記載する。

אֱלִיהוּא (エリーフー) : エリフ。ラムの氏族、バラクエルの子であり、ヨブ記後半の新たな論客。(重要語彙)

שַׁדַּי (シャッダイ) : 全能者。(重要語彙)

אֱלוֹהַּ (エローア) / אֱלֹהִים (エローヒーム) : 神。

אֵל (エール) : 神。

אִיּוֹב (イーヨヴ) : ヨブ。

לֵב (レーヴ) : 心。

בֶּטֶן (ベテン) : 胎、腹。

עָנָה (アーナー) : 答える。

אָמַר (アーマル) : 言う。

דָּבָר / מִלָּה (ダーヴァール / ミッラー) : 言葉。

רוּחַ (ルーアッハ) : 霊。

חָכְמָה (ホフマー) : 知恵。

יָמִים (ヤーミーム) : 日々、年。

אַף (アフ) : 怒り、鼻。

עַיִן (アイン) : 目。

רֶגֶל (レゲル) : 足。

עָוֹן (アーヴォーン) : 不義、罪。

זָהָב (ザーハーヴ) : 金。

מִשְׁפָּט (ミシュパート) : 裁き、権利、正しさ。

נֶפֶשׁ (ネフェシュ) : 魂、命。

אָדָם / אִישׁ (アーダーム / イーシュ) : 人、人間。

רַבִּים (ラッビーム) : 多くの者、大いなる者、年長者。文脈により幅広く解釈される。

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