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出雲・岡山一人旅|隠ヶ丘スルーをちょっと後悔。スサノオさんをもう一度

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日御碕灯台からの帰り道、「隠ヶ丘(かくれがおか)」という看板を発見した。

森の木陰の薄暗い階段を昇って行った先に、神社がある様子だった。
時間的に行けなくはない。でも、なんだか怖い感じがしたし、足も疲れていた。
「知らない神様みたいだから、いっか」
私はうっかりスルーしてしまった。

しかしながら後で調べて知ったことには、そこはスサノオさんが最初に降り立ったと言われる「聖地」だったのだ。看板にそうは書いてなかった気がするのだが、疲れて読めてなかったのかもしれない。

下調べ甘すぎた。


知らない神様と思ってしまったのは、天葺根命(アメノフキネノミコト)さん。スサノオさんとクシナダヒメさんの間に生まれた御子神だった。

帰宅後、日御碕(ひのみさき)神社でいただいたパンフレットを見て驚いた。

スサノオさんがヤマタノオロチを退治した際、その尻尾から現れた剣をアマテラスさんへ献上するため「お遣い」をされたのが、このアメノフキネノミコトさんだったのだ。

そしてその剣が、のちに私の地元、名古屋の熱田神宮に祀られることになる「草薙剣(くさなぎのつるぎ)」なのだ。

遠く出雲の地で、草薙剣の物語の断片に触れた。

アメノフキネノミコトさんのご子孫の小野家の方々が、日御碕神社を守っていらっしゃるとのこと。

そして、毎年大みそかの深夜には、宮司さんが一人で山に入り、この故事を由来としたご神事をされるらしい。古代から今まで一度も絶えたことなく、一度も雨や雪に降られたことがないのだとか。

聖地をお参りできなかったことが悔やまれた。

「なんで隠ヶ丘のこと案内してくれなかったんですか」とGeminiさんを詰めながらバスを待った。

Googleマップの口コミを見ると、ゾクゾクするようなパワーを感じる、などと書いてあった。写真を見るだけでも、私は鳥肌が立った。

たぶん、私にはまだ早かったのだ。足が向かなかったということは、行かないほうが良かったのかもしれないと思い直した。

無理して行って、体調悪くして、日本酒発祥の地で日本酒飲めなくなったら一大事ですから。

バスは定刻にやってきた。満員だったが、なんとか座れた。

夜行バスの疲れも出て、さすがに疲れて眠りこけてしまった。

はっと起きた時、出雲大社のバスターミナルで人が続々降りていた。心配そうに振り返って私を見ている人と目が合った。

やばい!と思って、急いで立ち上がり、運転手さんに「ぐーぐー寝ちゃってました」と謎に報告をして降りた。

終点だったのか?いや、出雲市駅行きのバスだった気がするから、次の停留所まで乗っていれば、勢溜りの大鳥居の前まで行けたんだと思う。

暑い中、また歩くことになってしまった。
一人で遠くまで来たものの、普段から私は、自分でよく考えずに人の流れをあてにしている不安定さがあることを実感した。

そういえば、出雲大社裏手の、スサノオさんの素鵞社(そがのやしろ)では、お砂交換に夢中で、社の裏にある岩を見るのを忘れてしまった。

よし行こう!

隠ヶ丘には行けなかったけど、スサノオさんにもう一度会いにいくのだ。

本日二回目の出雲大社詣でに出かけた。



同じ日に2回以上お参りするのが結構好きかもしれない。

無鉄砲そうに見えて気にする方なので、後ろにお待ちの方がいると早くしなければと気になってしまうことも多い。

一度では神前で語り切れないことがある。私は、お願い事をするというより、感謝と共に、これからはこういう風に生きていきます、と宣言していることが多いかもしれない。浮かんでくる言葉をキャッチしたらメモすることもある。

素鵞社(そがのやしろ)裏手の岩は八雲山がご神体となっていているためパワースポットとのこと。ごつごつとひび割れていて緑がかっていた。人の多さと暑さで感覚が鈍って強いパワーはそんなに感じなかった気がするが、ありがたいことには間違いない。

写真を撮りそびれてしまったんだけど、次の日行った、岡山県の石上布都魂(いそのかみふつみたま)神社の本殿の山奥にある本宮の磐座(いわくら)と岩肌が似ていると感じた。不思議なつながりを感じた。


石上布都魂(いそのかみふつみたま)神社
の磐座(いわくら)


疲れていたみたいで写真はほとんどなかった。

参道の帰り道、抜けるような青空と木々の緑のさわやかさが少しでも伝わったら。

神社の背の高い木を下から見上げて撮るのが好きだ



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