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【あとひとつ】ハットトリック細谷真大! 首位と勝点1ポイント差で最終節へ|アルビレックス新潟×柏レイソル(第37節)

細谷真大が真価を発揮! ハットトリックで勝利!!


モヤモヤと浮かんでいたネガティブな感情は、開始4分、右サイド山之内佑成が縦突破からセンタリングをあげた瞬間に吹き飛んだ。

残り2節で迎えたアルビレックス新潟と柏レイソルの一戦。残念ながら降格が決まってしまったアルビレックスと、勝点1差で首位に肉薄するレイソルとの試合とあって、いつも通りの力を発揮できれば問題ないと思っていた。ただし前節の名古屋グランパス戦から22日も間が開くため、万一の事態が起きるかもしれない……。長すぎる中断期間に期待と不安が行き交う日々を過ごした。

その不安感を4分の山之内の突破が吹き飛ばしたのである。山之内があげたボールはニアサイドで細谷真大がヘディングしたものの、アルビレックス田代琉我のナイスセーブにあってしまう。開始早々の得点は奪えなかったが、ゲームの主導権はレイソルが握った。

特にゲーム開始直後から小泉佳穂が自由に動き回ってパスの経由地となっていたことを記憶に刻んでおきたい。この山之内の突破も小泉経由である。もちろん4分の時点では0-0だったが、小泉を中心に(ときどき中川敦瑛もからめつつ)ボールを動かし続ければ、ゴールはすぐに決まるだろうと確信。そして20分、45分と細谷のゴールを奪い、2-0で前半を折り返す。

ピンチの芽は古賀太陽が摘む! 帰ってきた久保藤次郎にも期待


後半開始時点、首位の鹿島アントラーズと東京ヴェルディの試合は0-0。つまりこのまま進めばレイソル首位に躍り出る状況だった。ワクワク感は高まる(結局はアントラーズが勝利して、妄想通りにはならなかったけど)。

55分には細谷の落ち着いたシュートでハットトリックを決めてアルビレックスを突き放す。プロキャリア初のハットトリックなのだとか。

この試合で細谷とあわせて注目したいのは、センターバックの古賀太陽。サイドの左右に関わらずアルビレックスの攻撃のシーンにことごとく現れ、次々とボールを奪う。ピンチになる前に止めてしまうので、アルビレックスはシュートを前半1本、後半3本しか打てなかった。相手からすごく嫌な選手に見えただろうな。

そして62分には待望の久保藤次郎が交代出場。9月12日のヴィッセル神戸戦以来、8試合ぶりの出場である。一番よかった時期のコンディションにはまだ少し遠い印象だったけど、86分にはアルビレックスのディフェンスラインの裏へ駆け込んでポケットでパスを受け取り、ペナルティエリア内からセンタリングを上げて、輝きの片鱗を見せた。次戦の最終節、大切なところで活躍してくれることを期待したい。

クライマックストレーラー「No Reysol, No Life」


新潟戦の直前、レイソルの公式がまるで映画のような動画を公開した。2024シーズンのうまく行かなかった部分から始まり、サポーターや選手の言葉が20分少々にギュッと詰まったドキュメンタリー作品になっている。

もしまだ観ていない人がいたら、ぜひ一度観て。レイソルが好きかどうかは関係なく、気持ちが上がること間違いなしです。

サッカーの個人技やシステムといった技術的なことには触れず、選手やファン・サポーターといった「人」にスポットをあてていることがとてもいいなと思う。

監督や選手、システムが新しく変わった今シーズン。だけど実は一番大きく変わったのはレイソル公式の情報発信だったんじゃないか。もしできるなら、このクライマックストレーラーの映像やVLOGなどの素材を組み合わせて、長編ドキュメンタリー映画をつくって劇場公開してくれないかなーと密かに願いつつ、最終節に逆転のドラマを待とうと思う。


【スタッツ】
アルビレックス新潟 × 柏レイソル
2025年11月30日(日)14:03 KICK OFF デンカビッグスワンスタジアム

1−3

得点者:細谷真大(20分)、細谷真大(45分)、細谷真大(55分)、笠井佳祐(72分)


[KIIRO ZINE]は、柏レイソルの試合を年間25試合ほどスタジアムで観戦するエディターが、「スキを楽しむ」をテーマに試合の感想やその他レポート、アイテム紹介などさまざまな記事をアップしていきます。

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