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あとがき【noteでBL18弾】

今回は変則企画回でしたね!

🔸企画の概要はこちら🔸

🔸私の書いた様子のおかしい投稿作品はこちら🔸

決められた書き出しに加えて、過去回帰や回想シーンを書かないこと、というのが今回のお題。

この2つの縛りに加えて、私は既存のキャラクターを出さないことを決めました。
理由は単純で、今回のお題はとにかく信夫と相性が悪いからです🤣
(しょうもない理由)

しかし、書けないことはありません。
メタ的発言が許されているギャグの世界観では何でもアリです。

信夫が回想しようとすると「駄目っ!」と響や久我先生がツッコミをいれるという手法でいけるし、過去の説明もどうとでもできます。

「ひめちゃんのお兄さん、今、『そういえば企画の第〇弾でこんなことあったよな』って回想しようとしたでしょ! そんなルマンドたくさん食べたお話しちゃ駄目だよ、回想シーンNGなんだから!」

「おお、少年が全部話してくれたおかげで回想しなくて済んだけどな……」

なんて会話で解決です。

ですが、もう1つ懸念が出てきます。

上記の会話、いつも読んでくださってる方は説明がなくても誰が話しているか何となく把握できるのではないでしょうか。
そう、上のセリフが響で下が信夫。
しかし、ご新規さんや過去作を読んでいない方は何のこっちゃです。

前にフォロワーさんと話していたのですが、シリーズものってなかなか難しいのです。
どこまで説明すればいいのか悩むし、字数制限がある中で満足のいく説明は難しい。
そしてシリーズが長ければ長いほど、ご新規さんにとっては敷居の高い作品になり、スルーされがちになります。

個人的にはそれでもいいんですけど(いいのかい)、新規の読者さんを増やそうという流れの中では駄目じゃね? と思った今日この頃。
永遠に関係が進展しない信夫の話よりも、物語中で何かしらの変化があるストーリーの方が好まれるのでは?

そんなわけで信夫をはじめ、既存キャラを封印しました。おやすみなさい。

その結果、完成したのが登場人物の名前も顔もわからない今作です。
何でこんな作品になったのかわかりません。
そして関係性はやっぱり変化しませんでした😂
無念!
じゃあ毎回信夫でいいのかも……となったのは秘密です。
(信夫もどんな顔してるのか未だにわからないし)

せめて自分の好きな要素を入れようと執着心強めとかヤンデレ的な感じにしたのですが、うまく伝わっているでしょうか。
どっちが攻めでどっちが受けなのかは読者の皆さんの好きな方で。
というか、この二人だと自然と「先に死んだ方が受け」になるんだろうなぁと思っています。
何とも不謹慎なカップルです。

小説は金曜の夜設定ですが、普通に土日のどちらかで職場の人間が来て助かると思います。何か二人とも生命力も悪運も強そうだし。

その前に窓ガラス割って館を出る可能性もありますね🤔
そういう奴らだ。

何となくのイメージですが、役者がいるとすれば
主人公⇒胡桃
後輩⇒慧
と同じ人だと思っています。

後輩の方が主人公より背が高い印象。そうか……慧の方がくるるんより背が高かったのか……。
(別作品で初めて発覚する事実)

胡桃と慧は、この話に出てきた子たちです。
「好きな人は食べちゃいたい(not性欲yes食欲)」なお話。

上記の話は気に入っていて、いつかまた書きたいと思っています。
私は様子のおかしい攻と、さらにおかしい受が大好きです。

さて、ここから先はいつも拙作を読んでくださっている方向けのオマケ🥳

かし子が途中まで書いて、「BL要素少ないなぁ~」と思ってボツにした作品です。
3000字ちょい書いてしまったので、ここに掲載して供養とさせてください。
推敲もしていないし途中までで終わっていて消化不良な作品になっていますが、投稿小説で不足していた信夫要素を楽しんで頂けたら幸いです✨

【ボツ作品供養】


ふと、振り返るとそこには少年がいた。
学ラン姿ということは学校の帰りか。

「えへへ、ひめちゃんのお兄さん。会えて良かった」

嫌な予感しかしない。
ニコニコと微笑む姿はいつもと変わら「駄目!」

どうしたどうした。
俺の思考に少年がセリフをかぶせてきた。やりたい放題にも程があるぞ。

「おお、どうした急に……」

大声出されるとびっくりするからね?

「回想しちゃ駄目なの!」

「知ってるよ!? まだ回想してなかったよ!?」

俺たち、この小説読んでる読者さんと同じ量の情報は仕入れてるからね!?

「ひめちゃんのお兄さんは脳内でぐるぐる考えるタイプらしいから、うっかり過去のことを思い出しちゃうかもしれないでしょ。だから考えちゃ駄目」

「考えちゃ駄目!?」

かなりハードな要求である。
少年の無茶ぶりもここまで来たか。
まぁ、回想しなければいいんだろ。何とかなる。

今日の少年は1人ではなく、クラスメイトと一緒だった。
早乙女くんと山田中山くん。遥夏は……どうせ居残りで何かやってんだろ。
ということは、この並びは。

「……もしかして、これから桃色片思いの会?」

「そうだよ! ひめちゃんのお兄さんと会えてちょうど良かった。カラオケ行こ!」

そんな某実写映画化した漫画のタイトルみたいな誘い方されても……。

というか、桃色片思いの会とか回想NGの回でやる話じゃないだろう。

「やめろやめろ、突然桃色片思いの会とか言われても、初見の皆さんが困るやつだ。回想シーンなしで進めるには無理だろ。今日はやめておけ」

「音無くんに任せておけば大丈夫ですよ」

「え?」

いつも静かにしている早乙女くんが、ここで口を開くとは。
意外だ。

「音無、頼んだぞ」

「え? え?」

何が何だかわからない俺をスルーし、山田中山くんの声掛けに少年が「わかった!」と元気に答えた。
何だ、何が始まるんだ。

「これを読んでる皆さーん! 桃色片思いの会について詳しく知りたい場合は、ここから過去の話を読んでね♡」

すげぇ。
アイドルの雑な番宣みたいなノリで紹介してきた。
これの何がすごいかって少年のノリの良さとかではなく、読者に何の配慮もしていない点だ。
なんて初見さんに不親切な小説なんだ。

やりたい放題にも程がある(2回目)。

「よし、うまくできた」

少年は満足気である。
うん、それでいい。
君が笑顔だと世界は平和だ。
特に千影さん周りが。

初見の皆さんは是非上記のリンク先に飛んで、桃色片思いの会の詳細を知ってからこの続きを読んで欲しい。
マジでくだらないから。

「じゃあ、カラオケに行こう!」

そう言って少年が俺の腰にしがみついてきた。
あ、これ逃げられないやつだ。
どうせ暇だし、回想問題が解消されているならいいか……。

そしていつものカラオケボックスへ。

「桃色片思い歌わなきゃな! お兄さんは歌いますか!?」

「いや、俺は遠慮しておくわ」

やっぱり歌うんだな。桃色片思い。

「了解っス! 俺が心をこめて歌いますね!」

「おお、任せた」

もう俺は山田中山くんに全てを任せることにするよ。

「おとめちゃんの分はボクが歌うからね」

「うん、よろしくね」

早乙女くんはそれでいいのかな!?
いや、桃色片思いは歌いたくないかもしれないけど、カラオケで歌わなくていいの!?

そして計4回の桃色片思いが流れ、休憩ムードとなったところで少年が謎の提案をしてきた。

「今日は好きな人との思い出を語ろ!」

「駄目だろ! 回想しちゃ駄目なんだって!」

「あ、そっか」

危ない危ない。

「じゃあ、好きな人との未来の思い出を語ればいいんじゃないか?」

「何ソレ!?」

うまく少年の提案を却下できたと思ったら、山田中山くんがよくわからないことを言いだした。
いや、確かに過去回想じゃないからNGではないけど。
未来の思い出って何ソレ!?
ただの妄想ってことだよな?

「うん、じゃあ言い出しっぺの法則で山田中山くんからね。お手本聞かせて」

すげぇ。
少年の流れるような押し付け。
おっとりしてるけど、こういうところに少年の狡猾さというか何かこう、一筋縄ではいかない感じが出るよな。

「任せろ!」

そして素直に返事をする山田中山くんもスゴイ。
彼のこういうところは純粋に感心する。
俺にはわかる。君は良い奴だ。

「まず、妖精ちゃんと結婚するだろ」

「あれ!? ゴールインするところからスタートなの!?」

何か色々すっ飛ばしたよね!?
思い出ってバレンタインとか告白とか初デートとか、そういうのじゃないんだ!?

「人の話を遮っちゃ駄目!」

「はい、すみません……」

少年に怒られた。

「そんで、子どもは女の子と男の子じゃん? そうだ、犬も飼いたいんだよね。実家で犬飼ってるからさぁ。だから、一軒家がいいよな」

「家はどの辺りの予定?」

早乙女くん、そこ気になるんだ……。

「俺の実家が西側だから、その辺かなぁ。でも妖精ちゃんの実家はどこなんだろ。彼女が実家に近い方がいいって言うなら、それでもいいけど」

「この辺かもよ~? そしたら、山田中山くんの家からはちょっと離れてない?」

「そっか、そうなるとこっちに住むほうがいいのか。えー、俺、そこまで稼げるかな。何だかんだでこの辺り土地高いよな。んー悩む」

高校生すげぇ。
よくわからないけどあり得ない未来で微妙にリアルな話が進んでいる。

そして妖精ちゃんと山田中山くん、結婚できないんじゃないかな~という俺の意見は言わないでおこう。
結婚できたとしても、子供は生まれないのでは……とか、考えるだけ野暮だよな。
山田中山くんの明るい未来像を壊すのも可哀想だ。
いつか壊れる未来だけれど、今じゃなくていい。

「でさ、その家で子どもの誕生日会とかクリスマスとかやるんだよ。俺が何かデカい魚釣って、捌くじゃん? あと家庭菜園の野菜とかでオードブル作るんだよ。で、妖精ちゃんはケーキ焼くの。そんで息子と娘が部屋の飾りつけしたり、お皿運びとか手伝ってさ。いや~楽しかったね。やっぱ家族で囲む食卓って良いもんだな」

あ、まだ未来の思い出の話続いてたんだ。
めっちゃ笑顔で語ってるけど、幻の記憶だからな、それ。

「じゃあ、ボクは新築祝い贈らないとね」

少年まで妄想に混ざり出した。
早乙女くんも「良い家族だねえ」って微笑ましそうに見てるし、これでいいんだよな。

うん、後輩たちが楽しそうで何よりだ。

「じゃあ、次はボクね。んーとね、ちーちゃんとえ「ハイ、ストップ!!!!」」

「何で止めるの!?」

「止めるよ!?」

危なかった!
この子、何言い出すかわからないからな!
何のことかわからない皆さんはこれ読んでくれ。
申し訳ないが今日の俺は説明ができない。
過去回想NGだから!

発言を遮られた少年は不満そうに頬を膨らませている。
いやいやいや、可愛い顔しても駄目だからな。

「音無くん、千影先生捕まっちゃうかもしれないから……」

早乙女くん、ナイスフォローだ。
さすが乙女座。常識人である。
(星座は関係ない)

そうだぞ、少年。千影さんとの年齢差を考えるべきだ。
9歳くらい離れてるだろ?
文フリ版と違うんだからな。教師と生徒だし。

「ええ!? ちーちゃんの方が金も権力もあるのに!? 国家権力程度でちーちゃんどうにかできるの!?」

「あの人何なの!?」

国家権力でもどうしようもできないって、もはや災厄レベルの存在じゃねぇか。

「まぁ、イケメン無罪って言うもんな!」

山田中山くんがうまいこと言ったような感じにまとめてくれた。
まぁ、顔は良いけど無罪になるか?

「でしょ? ちーちゃんかっこいいもんね。顔も声もかっこいい」

あ、少年の機嫌が直った。良かった。
千影さんのこと、本当に好きなんだな。

「ひめちゃんのお兄さんは?」

「ん?」

「久我先生と何したい?」

「……何だろうな」

少年の問いかけに俺は答えられなかった。
そもそも、俺はあの人とどうなりたいんだろうか。

「じゃあ、ボクが決めてあげるね」

「いや、そこは遠慮するけど?」

明確な答えを出せない俺が悪いのだが、少年が考える内容に嫌な予感しかない。

「どっちも成人してるし、大人にしかできないことにしよ」

「待て待て待て、考えなくていいから」

この子、話を聞かないんだよなぁ~!!
頼むから変なこと言わないでくれ。せめて全年齢な内容で頼む。

「成人してないと駄目なこと? 競馬とか?」

早乙女くん、無難な感じの回答を出してくれたけど、別に久我先生と競馬行きたくないかなぁ……。
悩ましいな。
未成年いるし、ここnoteだし、エロ方面には持って行きたくない。かといって賭博方面に興味はない。

「じゃあさ、次の桃色片思いの会までの宿題にしようぜ! お兄さんと久我先生の未来の思い出を次回までに考えること!」

「いいね、楽しそう」

「楽しいの!?」

俺と久我先生の未来を妄想するの、そんなにワクワクすることかな?
君たち、他に娯楽はないの?

「僕、頑張って考えますね」

「そんなことしなくていいよ!?」

何で早乙女くんもちょいちょいボケに回るのかな!?


ここまで!
オチが思いつかなかったので、この作品はお蔵入りとなりました😂
そういうことも、ある。


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