見出し画像

買ってよかったボールペン ジェットストリーム

∫1 ジェットストリーム


「遠い地平線が消えて、深々とした夜の闇に心を休めるとき・・・」
夜間飛行をイメージしながら聴く、伝説のラジオ番組ではないです。

今回、紹介する製品はボールペン、
「ジェットストリーム」はボールペンの商品名です。


※ 有用情報は、この1章+リンクのみで終わりです(本当)。
  駄文好きのユーザーさんのみ、先にお進みください。


∫2 スターのお勧めに負ける

■ 都会に特別な人はつきもの

スターと呼ばれる人たちには、人を惑わせる何かがあります。

一般には、
 ・華がある
 ・オーラがある
と表現されます。

東京は人口が多いです。
これだけ人がいれば、スター級のオーラを放つ人は確実に含まれます。
都会にはスタジオが多くあって、芸能人を引き寄せる性質もあります。

僕は東京人です。
芸能人とすれ違ったときのマナーを心得ています。

「特別な人」を見かけても、目で追わないし、騒ぎません。
「ここは都会、いちいち騒ぐな」です。

言動には現わしませんが、しっかり感知はしています。

その手の人が同じ店にいたり、同じ車両に乗っていたときは、
内心「うわあ、この人、オーラすごいなあ」と思いながら、
行動で無視します。

■ 芸能人が手にすると製品はキラキラ

ティプトリーのSFに「接続された女」という短編があります。

その世界では、広告が禁じられています。
企業は、美男美女に商品を持たせ、広告の代わりにしています。

俳優モーガン・フリーマンは、CMに出ないようにしているとか。
「自分がCMに出ると、皆、盲目的に信用してしまうから」とのことです。

フリーマンは人徳者の役が多いです。
『ショーシャンクの空に』『最高の人生の見つけ方』『インビクタス』
いずれの作品でも、誠実で、飾らず、温かい人柄の役をもらっています。

オーラを放つ人が手にするだけで、十分、製品の広告になります。

■ 君はお勧めに耐えられるか

都会人がスターを見ても「見ない、騒がない」ができるのは、
見慣れているからではないです。
オーラを放つ人が至近にいて、動揺なしですむわけがないです。
振る舞いを整える意識が成立しているゆえに、振る舞いを整えるのでした。

街で見かけた程度なら楽勝です。
いかなる動揺も見せずにスルーできます。

その先はどうでしょう。
面と向かって商品を勧められて、スルーできるでしょうか。
製品を手にしているだけでキラキラなのに、そこにお勧めまで入ったら。

イーノック「大丈夫だ、問題ない


∫3 ゼペットじいさんお勧めのペン

■ ゼペットじいさん現わる

ある日、僕はヨドバシに出かけました。
時計のバンドを新調することにしました。

時計売り場の修理窓口に現れたのは、ゼペットじいさんでした。

正確には、
「実写でピノキオをやるなら、ゼペット役は是非この人に!」
と力説したくなるような、俳優然とした人が現れました。

ディズニー作品において、ゼペットは人徳者です。
木彫りの人形に命を宿らせ、未熟なピノキオを案じ、温かく包容します。


・・・脳内に物語が浮かびます。
ゼペット氏の時計店は、郊外の見つかりにくい裏通りにありました。

駅前に開店した大型店に押され、売り上げが落ちていきます。
そして、ついに1か月間、一人の客もきませんでした。
覚悟はしていました。この状態になったら店を閉めようと。

店を閉めました。後片付けも済みました。
さてこれからどうするか。
老いたのは事実として、自分はまだ働けます。

折しも、その駅前のヨドバシが時計職人を募集していました。
これに応募してみようか・・・。

面接を受けたら、即、採用でした。
(スターが窓口に立つほど、有効な営業があるでしょうか)

■ ゼペットじいさんは文具オタク

オーラに惑わされている場合ではありません。
今日は用件があってきたのです。
時計のバンドを交換しなくては。

バンドの取り付けを依頼し、預かり証にサインします。
ゼペットじいさんから胸のペンを借り・・・

僕の冷静さは、そこまででした。

僕「書きやっす!!」
ゼペット「でしょでしょ。ジェットストリームっていうんです」
僕「ゼットストリーム?」
ゼペット「いや、ジェットストリーム」

ゼペットじいさんは紙片に商品名をメモしてくれました。
書きながら、ジェットストリーム愛を語ります。

「いろいろ試したんですが、これが一番いいんです。
 なかでも1ミリ、この1ミリの書き味がすばらしい」

時計職人のゼペットじいさんは、文具オタクでもあるらしい。

僕「買って帰りたいんですが」
ゼペット「隣の売り場のもうひとつ向こうに、文具売り場があります」

ペンの太さは、複数あるようです。
僕は2種2本、買うことにしました。

ペンを買い終わると、時計売り場に戻り、
用もないのに置き時計を一つ買いました。

オーラに弱すぎだろう>僕


∫4 魔法が解けてもストリーム

■ 試し書き

僕は、ゼペットじいさんのオーラにやられていた自覚があります。
ペンの性能はオーラのないところで検証しなくてはなりません。

書き、書き、書き・・・。

オーラ抜きでも、書きやすいです。
惑わされたのではなかったようです。

[ ジェットストリームの商品特徴 ]
① かすれない
 ボールペンの書き出しによくある「かすれ」がありません。
 まったり、しっとり、しっぽり書けます。

② なめらか
 体感でわかるほど書き味なめらか。するする~。

 本品でガリガリしてしまう人は、おそらくペンを傾けすぎています。
 傾けすぎると、ボールではなくボールを支えている枠が紙に当たります。
 ボールペンで筆記するときは、少し立てたぐらいがちょうどよいです。
 ただし、ゼペットさん推しの1ミリは、どう傾けてもするする書けます。
 恐るべし、文具オタク。


■ 年賀状におすすめ

日常生活において、ボールペンの出番は少ないかもしれません。
そうですね、署名のときぐらいしか使わない気がします。
ただし、年賀状では活躍します。

年賀状には、手書きの一言があったほうがよいです。
手書きの字には、体温と息遣いがあります。
手書きの一行があるかないかで印象が違います。

従来のボールペンは性能がよくありませんでした。

何枚も書いているうちに、ペン先にインクの塊ができてきます。
インクの塊は、いずれ紙に移って、紙面を汚します。
僕はペン先をティッシュで拭きながら書いていました。

今年はそのダマができません。
何枚でも、さらさらと書き続けられます。

ボールペンは1943年の発明だそうです。
これほど歴史が古いと、もう改良の余地はなさそうに見えますが、
本品はあきらかに書き味が向上しています。

遠くに住む旧友に。
もはや存命してくれているだけでありがたい恩師に。

今年の年賀状にジェットストリーム。

ガイア、オルテガ、マッシュ、黒を1本ずつ、いかがかね?

ではでは(^^)/


[買ってよかったシリーズ目次]
 買ってよかったシャープペンシル S3シリーズ0.9mm
 買ってよかったボールペン ジェットストリーム
 買ってよかったホームトランポリン
 買ってよかった100均box デスクワーク・手芸・プラモ作製に
 買ってよかった電動歯ブラシ
 買ってよかった電気ひざかけ
 買ってよかった100%葡萄ジュース


この記事が参加している募集