繊細な人のための「生存戦略」#4
――自己否定を手放せなかった僕が、「選び直す力」を取り戻すまで
こんにちは、のあです。
アドラー心理学の考え方を通して、感情の扱い方を知ることで、自分軸で生きられるようになるまでに、試行錯誤して学んだことをシェアしていきます。
もしあなたが、1日の始まりや終わりに、
「考え方は少し変わってきた気がする。でも、行動はまだ変わらない」
そんな引っかかりを感じているなら、今日の文章は、きっとあなたのためのものです。
「分かっているのに動けない」場所で、立ち止まっているあなたへ
#2、#3の記事を読んで、
「自責思考は、これまでの自分にとって必要な生存戦略だったのかもしれない」
「自分を責めていることに、少し気づけるようになった」
そう感じられた方もいるかもしれません。
それは、とても大切な変化です。
でも同時に、こんな疑問も浮かびませんでしたか。
「じゃあ、そこからどうやって行動を変えればいいんだろう」
「気づけるようになっただけで、本当に人生は変わるのかな」
頭では分かっているのに、
人を前にすると言葉が出てこない。
断りたいのに、いつものように引き受けてしまう。
そしてまた、
「なんで自分は変われないんだろう」と、自分を責めてしまう。
もし今、あなたがこの場所にいるなら、安心してください。
そこは、変化が始まる直前の、とても自然な場所です。
僕も、新しい行動を取れるようになるまで時間がかかりました
正直に言うと、僕自身も、
「分かっているのに動けない」時間を、長く過ごしてきました。
自責思考が強かった頃の僕は、
常に不安や恐怖を抱えていました。
人と話すたびに、
「相手を不快にさせていないか」
「嫌われていないか」
そんなことばかりが頭をよぎる。
対人関係は、正直、本当につらかったです。
「行動を変えなきゃ」と思えば思うほど、
怖くなって、体が固まる。
今振り返ると、あの頃の僕は、
行動しないことで、自分を守っていたんだと思います。
気づいた“その先”に必要なのは、勇気ではありません
前回(#3)の記事でお伝えしたように、
感情や思考に飲み込まれている自分に「気づく」ことで、
僕たちは一度、落ち着きを取り戻すことができます。
感情に流されていない状態です。
でも、ここで多くの人が次にこう思ってしまいます。
「じゃあ、次は勇気を出して行動しなきゃ」
「ちゃんと変わらなきゃ」
ここで無理をすると、また苦しくなります。
大切なのは、いきなり大きく変わることではありません。
次のステップは、
新しい行動を“選び直す”感覚を、少しずつ取り戻すことです。
過度な自責思考は、あなたを縛ります。
でも、「これまでの選択が、今の自分をつくってきた」(#1)
と事実として受け止めることは、
これからを選び直すための土台になります。
感情と行動は、知らないうちに自動で結びついている
僕たちは普段、
自分の感情と行動を、ほとんど無意識にセットで決めています。
たとえば、
「否定されたくない」
「嫌われたくない」
そんな感情があると、
意見を言わない。
断らない。
我慢する。
という行動が、自動的に選ばれます。
ここで大事なのは、
その行動を責めないことです。
それは、あなたがこれまで生き延びるために身につけてきた、
大切な生存戦略だから。
いきなりNOを言わなくていい。感情と行動のあいだに「間をつくる」という選択
たとえば、追加の仕事を頼まれたとき。
本当は、断りたい。
でも同時に、
「NOと言って怒られたくない」
「関係が悪くなったらどうしよう」
そんな嫌な感情が、体の奥から一気に湧いてくる。
この瞬間、多くの場合、僕たちは考える前に動いています。
反射的に「分かりました」と答えてしまう。
でもこれは、意志が弱いからではありません。
アドラー心理学の目的論で見ると、
この行動には、ちゃんと“目的”があります。
それは、
「傷つきたくない」「これ以上つらい感情を感じたくない」
という目的。
嫌な感情が生まれたとき、
その感情を早く終わらせるために、
もっとも慣れた行動を、自動で選んでいるだけなんです。
ここで大切なのは、
その感情を消そうとしないこと。
そして、いきなり理想の行動を取ろうとしないことです。
もし「NOと言う」のがきついなら、
無理に断らなくていい。
代わりに、
感情と行動のあいだに「間をつくる」という選択があります。
嫌だと感じている。
怖さも、不安も、ちゃんとある。
それでも、その感情を抱えたまま、すぐに答えを出さない。
ただ、黙る。
間を取る。
この瞬間、あなたは
感情に押し流されている状態から、
「今、どう行動するかを考えられる自分」に戻っています。
結果的に引き受けることになっても構いません。
大事なのは、
感情を感じながらも、
いつもとは違う選択肢を、自分に与えること。
今日できる、ほんの小さな実践
いきなり人生を変えようとしなくて大丈夫です。
今日は、
「変えてみたい行動を一つ」
書き出してみてください。
そして、その行動に対して、
今の自分が取れそうな“新しい選択”を考えてみる。
・とりあえず黙る
・少し時間をもらう
・理由を短く伝える
大事なのは結果ではありません。
「断れたか」ではなく、
「新しい行動を考え、選ぼうとしたか」
それで十分です。
まとめ:あなたはもう、選び直せる場所に立っています
ここまで読んでくださったあなたは、
すでに「気づく」視点を持っています。
そして今、
「どう行動を選び直すか」を考え始めています。
すぐに変われなくていい。
何度も元に戻っていい。
そのたびに、また気づいて、選び直せばいい。
僕自身も、戻っては選び直すことを、何度も繰り返してきました。
その積み重ねが、
少しずつ、確実に、これからの人生を変えていきます。
今日は、この考え方を、
そっと心の中にインストールできたことだけ、覚えていてください。
※ここまで読んでくれた方へ
ここまでの内容で、
「感情と行動のあいだに“間をつくる”ことが大事なんだな」
「少しずつ選び直していけばいいんだな」
そう感じていただけたかもしれません。
ただ、ここで多くの人が、次にこうなります。
👉 “分かってるのに、やっぱり動けない”
僕自身、まさにこの状態を何度も繰り返してきました。
なぜかというと、
「怖い」「不安」「嫌われたくない」といった感情を
👉 どう扱えばいいのか分からないままだからです。
感情と行動のあいだに“間”を作れても、
・その感情がどこから来ているのか
・何を守ろうとしているのか
・どう整理すれば次の行動に繋がるのか
ここが曖昧なままだと、
結局また元の選択に戻ってしまいます。
だからこそ必要なのが、
👉 感情を「理解する」だけでなく、「言語化して扱えるようにすること」
有料記事では、
・感情にどうやって名前をつけるのか
・その感情が持っている「目的」の見つけ方
・そこからどうやって行動に繋げるのか
この流れを、実際の思考プロセスごと、
再現できる形でまとめています。
正直に言うと、
ここが繋がらないと、
「分かってるのに動けない状態」からは抜け出しにくいです。
逆にここが繋がると、
👉 感情に振り回される側から、“使える側”に変わっていきます。
もし今、
「このまま終わらせたくない」
「ちゃんと現実で使える形にしたい」
そう感じている方は、こちらにまとめています。
👉感情は敵じゃない|怖くても1歩踏み出せる5ステップ
👉 このシリーズでは「自分軸で生きるための感情の扱い方」を、これから少しずつ書いていきます。
このnoteが、あなたが本来の自分を取り戻す小さな追い風になれたなら、心から嬉しいです。
一緒に、ゆっくり成長していきましょう🍀
よかったらスキやフォローで繋がってくださいね☺️
#5 自責で生き延びてきた僕の、生き方の再設計
#3「自己否定のループに「気づく」だけで、心が少し軽くなる理由」
自己紹介記事
「自分の経験を、誰かに届けたい」と感じたら
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
もしこの記事を通して、
「自分の経験を、誰かの役に立つ形で言葉にできたら」
そんな気持ちが、ほんの少しでも芽生えていたら。
僕自身、
文章を書くことが「自分の人生を取り戻す手段」になりました。
同じように、
・自分の経験をどう切り取ればいいのか
・何を書けば、誰かに届く文章になるのか
その考え方を学べる場所があります。
はじめの一歩として、
こちらの無料レポートを置いておきます。
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