繊細な人のための「生存戦略」#3
自己否定のループに「気づく」だけで、心が少し軽くなる理由
こんにちは、のあです。
アドラー心理学の考え方を通して、感情の扱い方を知ることで、自分軸で生きられるようになるまでに、試行錯誤して学んだことをシェアしていきます。
もしあなたが、
1日の終わりに、
「また自分を責めてしまったな」
そんな余韻を抱えているなら、少しだけ、この文章に付き合ってください。
いつも問題は「自分の中」にある気がしてしまう
人と関わったあと、なぜか胸が重くなる。
相手の表情が曇っただけで、
「何か悪いことを言ったかもしれない」
「自分の配慮が足りなかったのかもしれない」
そうやって、反射的に原因を自分の中に探してしまう。
周りに気をつかっているつもりなのに、
気づけば、自分だけが消耗している。
もし、そんな感覚に心当たりがあるなら、
それは、あなたが弱いからではありません。
僕も、長い間そこから抜けられなかった
僕自身、長い間、自己否定のループの中にいました。
家族関係の中で、
親の意向や、弟の立ち直りを優先し、
自分の感情に蓋をしてきました。
「人の期待に応えられない自分が悪い」
「もっと強くならなきゃいけない」
そう思い込むことで、
場のバランスを保ち、自分を保っていたんだと思います。
でも、気づかないうちに、
その考え方は、僕を守るものではなく、
僕を苦しめるものに変わっていました。
自己否定を“やめる”前に必要だったこと
#2の記事で、
過度な自責思考は、
環境に適応し、生き延びるために必要だった可能性がある、
という話をしました。
そこで、次にやることは、
自己否定を無理にやめることでも、
前向きに考え直すことでもありません。
次の一歩は、とてもシンプルです。
気づくこと。
「あ、今、自責思考をしているな」
と、ただ気づく。
そこに、いい・わるいをつけなくていい。
直そうとしなくていい。
思考に飲み込まれている状態から、
一瞬、外に出る。
自己啓発っぽく言うなら、
「今に帰ってくる」
「今、ここにいる自分に戻る」
その感覚に、少しずつ慣れていくことです。
専門的な言葉を使うと、
こうした「気づく力」をメタ認知と呼びます。
メタ認知というと、少し難しく聞こえるかもしれませんが、
ここで言いたいのは、とてもシンプルなことです。
それは、
「感情や思考の中に入り込みすぎている自分」に気づける視点のこと。
たとえば、
自責思考が始まった瞬間に、
「私はダメだ」「また失敗した」
と考え続ける代わりに、
「あ、今、自分を責める思考に入っているな」
と一歩引いて見られる状態です。
このとき大事なのは、
その思考を止めることでも、正すことでもありません。
ただ、
思考と自分を同一化しないこと。
メタ認知とは、
「自分=思考」ではなく、
「思考が起きている自分」に戻るための視点とも言えます。
※「メタ認知」についての僕なりの認識は、
また別の記事で書こうと思っています。
自責思考が起きやすい「決まった場面」
自責思考は、気まぐれに起きているようで、
同じパターンで繰り返されていることが多いです。
たとえば、こんな場面に心当たりはありませんか。
・人と話したあと、帰り道で会話を何度も思い返してしまう
・相手の表情や返事が少し素っ気ないだけで、不安になる
・本当は無理だと感じているのに、断れずに引き受けてしまったあと
・夜、1人になってから、急に今日の出来事を反省し始める
その瞬間、頭の中ではこんな言葉が浮かびやすくなります。
「言い方が悪かったかもしれない」
「自分が気を使えていなかったんだと思う」
「もっとちゃんとできたはずなのに」
僕の場合、とくに自責思考が強く出るのは、こんな場面でした。
・家族と話していて、相手の表情が少し曇ったとき
・仕事で、本当は断りたいのに、笑顔で「大丈夫です」と言った直後
・1日の終わり、シャワーを浴びながら1人になった時間
このとき、何か大きな失敗があったわけではありません。
ただ、
「人と関わったあと」
「気を使ったあと」
「1人に戻った瞬間」に、
自動的にスイッチが入るように、自分を責め始めていました。
ここで大事なのは、
その思考を止めることでも、正すことでもありません。
「あ、今はこのパターンに入っているな」
と、気づけるかどうかです。
あらかじめ
「自分はこの場面で、自責思考をしやすい」
と分かっているだけで、
思考に飲み込まれっぱなしになる時間は、確実に短くなります。
気づくことは、変わるための第一歩ではありません。
思考の渦から、ほんの一歩、外に出るための“合図”です。
変化は、ゆっくりでいい
正直に言うと、
一度気づいたからといって、
長年の習慣がすぐに変わることは、
難しいかもしれません。
でも、繰り返すうちに、
「気づくまでの時間」が、少しずつ短くなっていきます。
(「立ち直るまでの時間」も少しずつ早くなっていきます。)
気づいたら、
呼吸に意識を向けてみてください。
「今、息を吸っている」
「今、息を吐いている」
それだけで、
思考の渦から、もう少し距離が取れます。
今日できる、ほんの小さな実践
時間のあるときに、
「自分が自責思考をしやすい場面」を
箇条書きでいいので、書き出してみてください。
そして、その場面に出会ったとき、
「あ、ここだ」と思い出す。
自責思考してしまっても、
責めなくていい。
「今、自責思考をしている」
と、ただ気づく。
それが、
自動で回り続けていたループから、
一歩外に出る合図になります。
まとめ:これまでの自分に、そっと目を向けてみる
ここまで読んで、
心のどこかで、まだ引っかかる感じが残っているかもしれません。
でも、今日ひとつだけ、
持ち帰ってほしい視点があります。
それは、
「今、自責思考をしている」と気づいてみること。
自己否定をやめようとしなくていい。
無理に前向きになろうとしなくていい。
ただ、
「あ、今こんなふうに自分を責めているな」
と立ち止まれる瞬間をつくる。
その視点を持ち帰ること自体が、
これまでとは少し違う一歩です。
すぐに変わらなくていい。
何度も忘れていい。
「気づく」、を思い出すたびに、
あなたは少しずつ、前に進んでいます。
今日は、
その視点を受け取れたことだけ、
そっと心に置いてみてください。
ここまで読んでくださった方は、
「気づくこと」の大切さは、きっと感じていると思います。
ただ、ここで多くの人がぶつかるのが、
👉 「気づけるようになったけど、じゃあどう動けばいいのか分からない」
という壁です。
実は僕自身も、ここでかなり長く止まっていました。
その状態から抜け出すために整理したのが、
感情を「理解して終わり」にせず、
👉 行動に繋げるための具体的な手順です。
有料記事では、
・なぜ感情が行動を止めるのか(構造)
・その感情が持っている“本当の目的”
・怖さを抱えたままでも動けるようになるステップ
を、ワーク形式でまとめています。
「分かる」から「使える」に変えたい方は、
タイミングが合うときに読んでみてください。
👉感情は敵じゃない|怖くても1歩踏み出せる5ステップ
👉 このシリーズでは「自分軸で生きるための感情の扱い方」を、これから少しずつ書いていきます。
このnoteが、あなたが本来の自分を取り戻す小さな追い風になれたなら、心から嬉しいです。
一緒に、ゆっくり成長していきましょう🍀
よかったらスキやフォローで繋がってくださいね☺️
#4 ――自己否定を手放せなかった僕が、「選び直す力」を取り戻すまで
#2
自己紹介記事
関連記事「呼吸に集中して、今に戻る」
「自分の経験を、誰かに届けたい」と感じたら
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
もしこの記事を通して、
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そんな気持ちが、ほんの少しでも芽生えていたら。
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同じように、
・自分の経験をどう切り取ればいいのか
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