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[前編]YouTube登録58万人のChef Ropiaさんが語る公邸料理人の1年とビジョン、そして飲食商売へのアドバイス【#応援のプロマガジン】

こんにちは!株式会社イタミアートのPR担当のFです。 私たちは「のぼり旗」や「横断幕」などの製造販売で、日本中のお店の商売繁盛を全力で応援している上場企業です。

そんな私たちが、「世の中には、とんでもなく熱い『応援のプロ🔥』がいるらしい」と聞きつけ、突撃インタビューを敢行する新企画 「#応援のプロマガジン」。

第5回のゲストは、YouTube登録者58万人を超える人気イタリアンシェフ、Chef Ropiaさんです。

Chef Ropiaさんは現在、イタリアでの1年間の公邸料理人生活を終えて帰国されたばかり。 なぜ、キャリアを築いた今、44歳でイタリアへ渡ったのか。 そして、彼が発信を通じて「応援」したいものとは何なのか。今後のビジョンとともに、核心に迫ります。

【Profile】Chef Ropia(シェフ ロピア) 長野県出身。登録者58万人を超えるYouTubeチャンネル「Chef Ropia 料理人の世界」で知られる人気イタリアンシェフ。長野県で10年間オーナーシェフを務めた後、東京へ進出。2025年から1年間、イタリア・ミラノで公邸料理人を務め、帰国。

今回お話を伺ったのは、YouTubeチャンネル「Chef Ropia 料理人の世界」で人気を集めるイタリアンシェフ、Chef Ropiaさんです。登録者58万人超のチャンネルを持ちながら、44歳でイタリアの総領事公邸に住み込み、1年間料理人として働いたのち、今年3月に帰国されました。

“料理を愛する人を応援するプロ”であるChef Ropiaさんに、ご自身の歩みとイタリアで得たものについてじっくり伺いました

44歳、確信を得るための挑戦

イタミアートF:Chef Ropiaさん、本日はよろしくお願いします!
まず、この1年間のイタリアでの活動について伺いたいのですが、そもそもなぜこのタイミングでイタリアへ?

Chef Ropiaさん:よろしくお願いします。
私は32歳で長野でお店を始め、42歳で東京へ進出し活動していたのですが、「イタリアに行こう」というのはずっと僕の中でのひとつの目的だったんです。
ただ、ビザの問題などもあって、なかなかタイミングが難しくて。

キャリアを重ねる中で、イタリア料理協会のコンテストで審査員をさせていただく機会なども増えました。 でも、自分には「イタリアでの修行経験」がなかった。 知識としては知っていても、実体験に基づく「確信」を持って語れないことに、ずっと葛藤があったんですよね。

イタミアートF:その葛藤を払拭するために、44歳で自ら現地へ飛び込んだのですね。

Chef Ropiaさん:ええ。短くてもいいから、一度行かないと前に進めないなと思ったんです。

先輩シェフに相談したら、「今さらどこかのお店に入って野菜の下処理からやっても時間がもったいない。自由に食べ歩いた方が勉強になる」と言われて。

そんな時、前任のイタリア公邸料理人の方が、たまたま僕のYouTubeの視聴者さんだったんです。そこから、その方を通じてミラノの総領事公邸の料理人のお話をいただきました。 まさに宝くじに当たったようなタイミングでした。

公邸の仕事なら日常の時間もあるし、食べ歩きにも行けるし。まさに自分にとって渡りに船でした。

公邸という「人が見える」場所での料理

イタミアートF:公邸料理人としての生活はいかがでしたか?レストランとは全く違う環境ですよね。

Chef Ropiaさん:全然違いましたね。 総領事ご夫妻の住む公邸に住み込み、朝食やお弁当、夕食、そして来客をもてなす「公邸会食」を担当しました。 面白いのは、レストランのように不特定多数に作るのではなく、特定の「その人のため」に作るという点です。

当初は本格的な和食やイタリアンを出していましたが、途中から総領事と相談して、「ここでしか食べられないもの」を出すようになりました。 和食とイタリアンを融合させた、独自のスタイルへと変わっていったんです。

イタミアートF:まさに、食べる人の顔を見ながら料理を組み立てていくような仕事ですね。

Chef Ropiaさん:そうですね。仕入れも、地元の市場(メルカート)へ自転車で行ったり、専門の魚屋や肉屋を回ったりしていました。 現地の食材を見て、日本のレシピをどう調整するかという臨機応変なスキルが求められました。

例えば、イタリアのサバで日本のサバ味噌をそのまま作っても、身の形が違うので同じ味にはならない。 そういう「現地で初めて見えてくる違いの差」を埋めていくのが、本当に楽しかったです。

レシピを読んでもわからない「優しい味」の正体

イタミアートF:今回のイタリア滞在で、最も衝撃的だった体験は何ですか?

Chef Ropiaさん:本場のジェノベーゼですね。 公式レシピ通りに日本で作っていたものと、ジェノバで食べたジェノベーゼが全然違ったんです。 もっとまろやかで、驚くほど優しい味わいで。 よく調べたら、現地のシェフは「若葉」しか使わないんですよ。 スーパーで売っている成長した葉では、あの強すぎる香りになってしまう。 これは、レシピや数字だけを見ていては絶対に辿り着けない「体感」の重要性でした。

ジェノバ産のバジルを使う、とは書いてあるんですよ。でも「その中でも若葉」っていうことが、日本で市販のバジルを使ってもわからない。農家さんに若葉を分けてもらうルートを開拓しないと、あの味には近づけないんです。でも実際に食べてみなければわからないですよね。
向こうで食べて体感したからこそ、差を埋めようとできる。

イタミアートF:なるほど、その「体感」こそがChef Ropiaさんが求めていたものだったのですね!

Chef Ropiaさん:はい。だからこそ、今度出すレシピ本でも、単なる数字の羅列ではなく、イタリアでの生活や体験記、エッセイのような部分を大切にしました。 僕が現地で感動した、名前も決まっていない旬の食材を合わせるだけの「野良パスタ」のような、優しくて毎日食べられる料理の魅力を伝えたい。 それが、料理を楽しみたいと思っている人への、僕なりの「応援」の形だと思っています。

「野良パスタ」って初めて聞きました❗️

Chef Ropiaさん:観光地で食べるイタリア料理は、結構パンチのある印象的なものが多いんですけど、地元の人が通うようなレストランでは、意外と優しい味付けの料理が多かったんです。「今の時期そら豆が取れるし、ここは北イタリアだからチーズもよく使うから、それを合わせたのが今日のパスタです」みたいな。決まった名前がないんですよ、そういう料理に。だから野良パスタって呼んでいるんですけど。

イタミアートF:新しいレシピ本にもそのコンセプトが入るんですね。

Chef Ropiaさん:そうですね。野良パスタの考え方で、日本の読者の方でも作れるものをと思って。カルボナーラとか、自分が好きなものはもちろん入れてますけど(笑)
ちなみに愛犬の名前もカルボ、東京でやっていたお店の名前もポンテカルボですし。

「野良パスタ」とエッセイが合体した新刊レシピ本はこちら↓

コメントの中に“人”がいる

イタミアートF:YouTubeチャンネル「Chef Ropia 料理人の世界」は58万人の方が登録されていますが、Chef Ropiaさんご自身が「観てくれている人と繋がってるな」と実感するのはどんな瞬間ですか?

Chef Ropiaさん:再生数だけで見ちゃうと、なんかこう、実感がないんですよ。だからコメントだったりとか、具体的に“人”を感じられる反応が返ってきた瞬間に「あ、応援されているな、ちゃんと見てもらえているんだな」っていうのを感じますね

最初から「大事にしよう」と意識していたというより、自然と面白いなと感じていたのがコメント欄でした。最初の頃はコメントもつかないし、ほとんど見られていない動画を出し続けて、その中で「いつも見てます、今度こういうのも見たいです」と言ってもらえたら、それに応える形をずっと積み重ねてきた感じです。

こちらが当たり前にやっていたことが、意外と視聴者の方にとっては知らなかったり。それがコメントで拾えたりするんですよ。だからそれに応えていくと、役立つものになっていくのかなと。

前編はここまで。
Chef Ropiaさんインタビューの後編は、来週公開予定です。後編もぜひご覧ください。‼️