塩を持って、会社に行ってきた。
「塩を撒いてこいw」
妻にそう言われたインベス。
退職を目前に控えた僕は、会社からLINEで呼び出された。
引継ぎも済ませている。
机も片付いてる。
それでも、何度も書き直しを求められる退職届。
たかが塩。されど塩。
右ポケットに忍ばせた“塩”と共に、
僕は久しぶりに会社に向かった。
僕が感じたこと。
退職という「区切り」をどうつけたのか。
それを今日、綴ります。
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この続きを読んでくれたあなたにだけ、
「なぜ僕が塩を持って行ったのか」
そして「辞めた直後に何を感じたのか」正直にお話しします。
会社からのLINE:「来れる?」
「インベスくん、退職届を書き直してもらわないといけないんだけど
あと、ちょっと仕事で聞いておきたいことがあるから、
土日どちらか来れる?」
・・・
・・・ふう。
「・・・・・・・・なんくるないさー。(3回、心の中で唱える)」
「何回退職届、書き直さすのかな。めんどくさいな。」
「待てよ、、、、本当は、仕事の確認の方がメインだな。」
・・・・
と、心でそう思いながら上司へLINEを返した。
「はい、わかりました。日曜日、〇〇時ごろ伺います。」
妻にその話をすると、
私にこう言った。
「塩撒いてくればw」
と、笑いながら、言った。
「え? そこまでは別にいいでしょ。」
と、返したが、妻がそこまでいうのは、
本当の私の心の内を知ってるからだ。
私の会社に対する(上司に対する)モヤモヤは以下のとおりです。
「辞める前の休暇中っていうのに、毎日仕事の電話、LINEくる。」
→ 毎日ってどういうことですか?
「それが嫌だったので、万全の体制で引継書を作った。」
→ 起こり得る事案等、8割書いてるでしょ。
「引継書置いて行ったのに、確認してる感じがしない。」
→ 渡した書類どっか捨てたんか?聞いてくる内容毎回同じ。
「基本、突発、緊急なら電話、そうでもないやつは、LINEで返す旨
伝えていた。」
→ 突発の要件は0件。要件はほとんど電話で聞いてくる。
「マニュアル読んで専門部署に確認してやってる感じもない。」
→私にすぐ電話が来る、一番知ってる専門部署の電話番号
頭に貼ったろか。
・・・でもね、
一番の理由。たった一つ。
それは、みなさんご一緒に。
せーのっ!
人間関係が「最悪」。 一択である。
→(やっぱりそれかい!)
まず、部署内の雰囲気が悪いので相互で確認体制が取れてない。
→結果、私に電話が来る。→ まあ、仕事の延長なんで仕方ない。
→毎日来る。→ やっぱおかしいやろ→内容を聞いても同じことばかり
聞いてくる。→結果、塩を撒きたくなる。(無限ループ)となるわけです。
0→1ではなく。 いくら数字があっても→0になる悪循環です。
「いつも機嫌がいい人」がいかに重要な人材か。
本当に「国家レベルで大切にしないといけない人材」ですね。
それにしても
塩を撒く本音と建前ってなんやねんw
どっちしても塩撒いていい理由にならんやろ。
インベスは、アホだね。
「まあいい・・・アホでもいい。」
「コレを機に、塩を撒いて会社を浄化してやろう・・・。」
・・・・・・
待て、インベス。
なんの意味があるんだ。
塩撒いてるところみられたらどうすんだ。
もう辞めるんだろ。
もう気にするな。
わかってるよ。
そこまでアホじゃない。
そして、日曜日になった。

おおーーーーーーーーーー!!!!!!
塩、ありましたーーーーーー!!!!!!
しかも、いい塩。 (食卓塩ではない。)
神聖なる塩だ。

うん、いいね。
なんか、めっちゃ効きそう。
量もまあまあ多い。
塩がサラッとしてて撒きやすそう。
これは、いける。
これはどこの塩か。
3、4年前、「星田妙見宮」というで買ったの塩。
あの日、この塩買った俺すごい。(何が。)
心の中で、謎の手応えを感じながら
いつでも撒けるように、右ポケットに塩を入れた。
量が多いので、太ももが少しモコっとなっている。
「よし、さぁ行くか。(撒きに。)」
「なんだろう、心が軽いな。」
「部長、おはようございます。」
「ああ、おはよう。」
「早速だけどコレと、コレを」
「はい、了解しました。」
「そして、この業務のことなんだけど・・・」
「はい、コレは、ここのフォルダのここの文書に
詳しく書いてます。」
「わかった。」
かわす言葉も少なげに資料を作成し、
改めて仕事の進捗を確認した。
30分程で用事を済ませて、
私の机も再びきれいさっぱりになっていた。
「さてと、帰るか。(よし、塩撒くか。)」
「・・・インベスくん、お疲れ様。何度もすまなかったね。」
「私も余裕がなくてね。来てくれてありがとう。」
「いえ、部長も無理をしないようにしてください。」
「・・・ありがとう。」
「いえ、こちらこそ。」
部長の疲れと本音が少しだけ見えた。
その言葉が、少しだけありがたかった。
しれっと見えないところで
塩を撒いて帰るつもりだった。
「これ以上はもういいな。」
結局、塩は撒かなかった。
撒くほどのことではなかった。
右ポケットに塩の重みを感じるだけで。
それだけで、気持ちはなんかスーッとした。
帰り廊下を歩いている途中、たまたま出勤していた
別部署の同僚が私に気づき、目をまるくした。
人間関係が原因で辞めるらしいと
別部署内でも噂になっているのか。
一呼吸おいて。
「おっ…!久しぶり、、、元気?」
「元気に休んでるわ。最後、書類提出と片付けを。」
同僚は、急に現れた私を見て
少しだけ戸惑いを見せながらも
「お、そうか。お疲れさん。」
「おう、またな!」
私は被せるようにだいぶ大きめの声で言って
社員通用口から外へ出た。
なんとも言えないような。
爽快な晴々とした気持ちだった。
そのまま、コンビニでスポーツドリンクを買って
日課のランニングをするために、いつもの公園に向かった。
5km走った。
程よい疲れと同時に、達成感があった。
家に着いて、靴を脱いで、
「星田妙見宮さま ありがとうございました」
とお礼を言いながら、塩を玄関に戻した時。
「塩、正直なところ必要だったか?」と。
でもすぐに、「必要だったな」と思い直した。
結果、塩は撒かなかった。
でも、モヤモヤしていた気持ちを一歩前に
進めるために、あの塩はたしかに必要だった。
浄化するための塩じゃなくて、
自分が“次のアクション”のために
必要な塩だった。
最後、ひとつまみ塩を舐めた。
走った後だったので、美味しく感じた。
次に向かう「いい区切り」ができたな。
おわり
お知らせと感謝
ここまでお金を払って読んでくれた方へ
本当にありがとうございます。
本当に感謝でございます。
次回、有料情報は「インベスの投資の話」について
書いていきます。
40代サラリーマンが退職を決断できた理由。
退職するまでにインベスがやってきた投資法。
次回もよろしくお願い申し上げます。
