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本日、25年勤めた職場を退職しました。

朝、5時13分。
いつもより早く目が覚めた。

窓の外は晴れ。
空は青く澄んでいて
今日が節目の日にふさわしい天気だ。

「ついにこの日が来たか。」

日課である週刊少年ジャンプの
ワンピースを読みながら

「新たな出航の日、ルフィと一緒だな。」

そう思った。

25年。

気づけば、それだけの時間を一つの会社で
過ごしていた。
たくさんの人と関わり、たくさんの職務を全うした。

怒られた日も、感謝された日も、
悔しくて眠れなかった夜も
全部、今となっては自分を形取ってくれた
大事な時間だ。

何者でもない自分を何かにしてくれた。
肩書じゃなくて、一人の存在にしてくれたと思う。


最後の出勤。

今日は、辞令をもらうだけなんだが
少しだけ緊張して、少しだけ肩の力が抜けていて、
なんだか不思議な気持ちだ。

昨日まで妻の実家関西で
バタバタと引っ越しで
荷物整理をしたせいなのか?

自分自身も整理整頓されていて
妙に体が軽い。

会社にかなり早めに到着。

上司はクールビズの涼しそうな格好で
私を待ってくれていた。

「時間より早いね。」

「部長こそ、早いですね。」
「今日はありがとうございます。」

会社で使っていたものを鞄から出した。

「本当にお世話になりました。」

「ああ。まだもう少しだけ働いて欲しかったよ。」

「ありがとうございます。」

なんだろう。

自分が次に動き出しているからなのか?

前までは少しでも早く会社を離れたくて

嫌気がさしてるはずだったはずだが

自分の中の余計な感情が完全に削ぎ落とされて

いるのに気づいた。

「そう言っていただけるだけで、ありがたいです。」

その瞬間、本当に区切りをつけて
進めるんだなと思った。

「じゃあ、辞令交付しようか。」

「はい、お願いします。」

辞令交付はあっという間に終わり

感謝の意をしっかりと上司や管理者に

伝えることができた。

「今まで、本当にありがとうございました。」

「また、どこかでいつか会えたらよろしくね。」

「はい、こちらこそよろしくお願いします。」

清々しい気持ちだった。

そして、一礼をして部屋を出た。

職場の通用口をくぐると、いつも通りの朝の空気。

今日は月曜日だ。

いつも、憂鬱な気持ちだったな。

いつかの自分を思い出して笑った。

あの時は、こんな日が来るなんて思ってなかった。

いつかの自分を今日だけは褒めたい。

凡人だけどなんか自分の殻をひとつ

破ることができた。

正直、人間関係は辛いことが多かったけど、

助けてくれる人もいてなんとかここまでこれた。

そして、今日からは自分の道を進む。


正直どうなるかなんてわからない。

ただ、もうここで働くことはないんだと思うと、

世界が日常が静かに変わっていくんだなと感じた。

25年間、お疲れ様、と言ってくれる人がいた。
何も言わずに会釈だけしてくれた人もいた。

言葉にできない想いを、それぞれのやり方で
届けてくれているのが分かった。

もう、会わない人もいるだろうな。
そう思うと、少し寂しい気持ちになる。

全員には直接伝えることができなかったけど
最後にオフィスを振り返った。

「ありがとう」という気持ちしかなかった。

関西にいる妻に電話をした。

「もしもし、今会社を出たよ。」

「どうだった?終わった?」

「うん、ちゃんと挨拶してきたよ。」


「お勤めご苦労様でしたっ!」

太めの声で出所したての人に向けた言い方だった。

相変わらず、笑いを入れてくる。

妻には本当に感謝しかない。

「ありがとう。」


退職の理由は、一言では語れない。
けれど、「自分の人生を自分で生きる」ために、
必要な決断だった。
今はそう思える。

この先には、まだ見ぬ景色が待っている。
移住。転職。勉強。

やってみたいことがたくさんある。

不安もある。だけど、楽しみのほうが大きい。
今は正直な気持ちを大事にして生きていく。


誰かのために尽くしてきた25年。
これからは、自分と大切な人のために時間を
使っていく。

今日という日に、けじめをつけられたこと。
自分の道を、自分で選び直せたこと。
改めて感謝しています。

ここまで読んでくださって、ありがとうございます。
いま、人生の“はじまりの日”を記録として
残したくて、書きました。

また、次の新しい場所で、
次の物語を始めていきます。

いろんなnoteを書いております。
退職までの日々、そしてこれから。


2026年8月16日追記。この記事を漫画にしてみました。

こちらも是非。


Xもやってます。

退職するまではモヤモヤする気持ちだった。

移住計画は、今後を左右する最大のミッション。

次に何をするか?新しい「はちみつ」を探す旅は始まったばかり。

とりあえず、桃鉄やってみるのは良いことかもしれません。

打席数が願いを引き寄せる。

習慣化する事で10個武器を手に入れ

3日目の悪魔に打ち勝つ力と

ついでに悪意にも打ち勝つ力を自分で掘り下げる事ができた。

結果、挑戦者にこの世は優しいと知る。

最後は、楽しんだ者が勝つ。

#仕事



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