【総合案内】幻想小説 獅子の仔
連載小説「獅子の仔」の総合案内です。本作のスムーズな読書の手引きとしてご利用ください。
【本作は「氷と炎の歌」のファンフィクションです】
原作者のジョージ・R・R・マーティン氏、および関連する出版社・映像製作会社等の権利者様とは一切関係がありません。
本作は「氷と炎の歌(A Song of Ice and Fire)」の世界観をベースにした非公式のスピンオフ作品であり、原作の五十年前の時代(征服暦248年以降)の七王国西部を独自の解釈で描いています。
あらすじ
征服暦248年。七王国「西部」。
「西部の守護者」ラニスター家の権威が失墜するなか、各地で事件や争議が頻発する。徴税官は帳簿の矛盾を追い、辺境の集落を訪れた後に消息不明となる。一方、ラニスター家の首座キャスタリーロックでは、公子の出産を控えた公妃を囲む祝宴が企画される。思わぬ早産となった公妃を顧みず、開催された空虚な宴のさなか、公妃は苦悶の果てに銀毛の未熟児を産み落とす。
「西部」の崩壊を防ぐため、産褥の傷も癒えない公妃はこの未熟児への忠誠の宣誓を三人の騎士に迫る。剛勇無比な斧槍の使い手、俊敏な斥候の森林官、謹厳な鉄棍使いの輜重官の三人は、ゆりかごの前に剣を並べ、古式の宣誓を行う。三人はそれぞれ、軍の編制、失踪した徴税官の捜索、寂れた港湾の開発という任務に邁進する。それぞれの任務はやがて奇妙に交錯して、大きな陰謀に迫る。傾きゆく「西部」で退勢に抗う者たちの戦いが幕を開ける。
本編の構成
本編は、複数の視点人物(POV)の目を通した三人称で語られ、各章ごとに視点人物が入れ替わる群像劇になります。本編、冒頭に誕生する公子とその母を取り巻く人々の視点から、物語が綴られます。
序盤のPOV(視点人物)は以下のとおり。
ノルウィン
ラニスター公に仕える徴税官。
マイア
公妃付きの若い侍女。私生児。
ハーウッド
騎士。「斧槍のハーウッド」と謳われる勇士。
クレストル
騎士。斥候軽騎兵。平時は森林官。
ベリアン
騎士。次席輜重官。もとは重装歩兵の勇士。
ノエル
南西港湾の運び屋。零細商会の主。
マーラ
「祝祭の篝火の城」のプレスター家の女執政。
1 物語を読む(本編リンク集)
各章は視点人物(POV)の名前で構成されます。
▢ 001 プロローグ (001 泥に落ちた天秤)
降りしきる雨の中、キャスタリーロックの徴税官は辺境の森を旅していた。彼が掴んだ事実がやがて大きな陰謀へと繋がっていく。
▢ 002 マイア Ⅰ (002 傾いた世界)
空虚な宴の一方、早産の公妃は銀毛の未熟児を産み落とす。「傾いた世界をおまえが直しなさい」、母の願いに運命が動き出す。
▢ 003 ハーウッド Ⅰ (003 ゆりかごの宣誓 )
産褥の傷も未だ癒えない公妃は、わが子への宣誓を三人の騎士に迫る。三人はゆりかごの前に剣を並べ、古式の宣誓を行い、誓約の兄弟となる。
▢ 004 クレストル Ⅰ (004 悪意の輪郭)
失踪した徴税官の捜索の任務を受けたクレストルは、ラニスポートで徴税官の情報を追う。見えてきたのは、悪意の輪郭だった。
▢ 005 べリアン Ⅰ (005 泥の中の夢)
荒れ果てた邸宅、荒れ果てた城館、荒れ果てた港湾。べリアンは主のため、知恵の限りを尽くして、泥の中から可能性を拾い集めるのだった。
▢ 006 ハーウッド Ⅱ (006 血の記憶)
集められた兵たちと挑む初めての任務は城館の修理だった。戦争の現実を知らない若き騎士たちに、ハーウッドの血の記憶が疼く。
▢ 007 クレストル Ⅱ (007 岩山の亀裂)
クレストル一行は、スタックスピア領へ向かう。「高き堆積の城」を訪れた一行は城内の空気から事態の深刻さを悟る。
▢ 008 ノエル Ⅰ (008 追われた鼠)
海運業を営む「海の鼠」ノエル。突如、工事で巣穴の曇天の桟橋を追われる。調査の末に闇の勢力を追い詰めた筈だったが…。
▢ 009 ベリアン Ⅱ (009 猪の貴公子)
主君の領地形成のため東奔西走するベリアン。搬送経路の開拓のため、南へ。荒れる海、多忙な執務、兄弟の帰還に、新たな問題が立ち上がる。
▢ 010 マイア Ⅱ (010 星空の密議)
侍女長の急病により、重責を担うことになったマイア。重要な会議の準備を同僚と共にすすめ、なんとか、準備を終えたのだが。
▢ 011 ノエル Ⅱ (011 鼠の宣誓)
暗闇のなか、ノエルは、ようやく灯の明りを見る。与えられた任務に取り掛かり、この腐敗した世の中で生きる道を必死で探るのだった。
▢ 012 ハーウッド Ⅲ (012 紅の夢)
ハーウッドは久しぶりに悪夢を見た。与えられた任務。心の傷。何があろうとも従うと誓った誓約が彼にのしかかる。
▢ 013 クレストル Ⅲ (013 森林の官吏)
特使の任務を終えたクレストルは、調査を進めながらも、身の危険に備え始める。公妃の指示に従い、半島地方の巡視に備えるのだった。
▢ 014 マイア Ⅲ (014 侍女の憂鬱)
マイアは、侍女長イェルマの復帰に安堵する。日々の仕事の重責と私生児としての葛藤、重くなる一方のやりがいと職責に溜息をつく。
▢ 015 べリアン Ⅲ (015 地下道の輜重官)
べリアンの多忙な毎日は続く。地下道に、商館に、武器倉庫。ラニスポートを駆け回る巨漢は、疲れも見せず、任務に没頭する。
▢ 016 マーラ Ⅰ (016 半島の灯台)
半島地方を治めるマーラは、旧友からの手紙に在りし日を思い出す。有り余る鉱石と傷んだ大地。出産後も多忙な毎日のなかでも、遥か将来を見通すのだった。友からの使者を待つのだった。
comming soon
2 世界を深める(設定資料集)
物語の解像度をより高めるための資料群です。
▢ 登場人物一覧 (S001 設定資料集01)
西部の諸侯から市井の者まで。時代を彩る群像劇の登場人物たち。
▢ 歴史年表 (S002 設定資料集02)
七王国「西部」の年表。因果は巡る。
▢ 地図 (S003 設定資料集03など)
物語の舞台、七王国「西部」の地図。
・キャスタリーロック周辺(仮)
・ラニスポートの市街地(仮)
▢ 原作資料・参考文献の紹介 (S004 参考資料01)
壮大で豊穣な原作の世界への誘い。GRRMへのリスペクト及び熱心なファンダムへのリスペクトを込めて。
3 連載を追いかける(マガジン)
全エピソードを収録したマガジンです。フォローしていただくことで、最新話の更新通知が届きます。
4 注意事項
【本作は「氷と炎の歌」のファンフィクションです】
原作者のジョージ・R・R・マーティン氏、および関連する出版社・映像製作会社等の権利者様とは一切関係がありません。
本作は「氷と炎の歌(A Song of Ice and Fire)」の世界観をベースにした非公式のスピンオフ作品であり、原作の五十年前の時代(征服暦248年以降)の七王国西部を独自の解釈で描いています。。
5 原作者について
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