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東京で卵子凍結におすすめの病院・クリニック5選【2026年】将来の体外受精まで考えて選ぶ

卵子凍結では、「今、卵子を凍結する場所」だけでなく、将来その卵子を使うときまで考えてクリニックを選ぶことも大切です。

凍結した卵子を使用する際には、融解後に顕微授精を行い、胚培養、胚移植へと進みます。また、卵子を数年、場合によっては10年以上保存する可能性もあります。

そこで今回は、東京都で卵子凍結に対応する病院・クリニックの中から、
・将来の体外受精まで見据え、治療実績を確認できる
・長年にわたり生殖医療を続けている
・駅から近く通院しやすい

という3つの視点から5院を選びました。
※以下はランキングではなく、掲載順に優劣はありません。


卵子凍結のクリニック選びで重視したこと

1.将来の体外受精まで見据え、採卵・胚移植の治療実績がある

凍結卵子を将来使用する場合、卵子を融解して受精させ、胚を培養して子宮へ移植します。

そのため、卵子凍結の実施だけではなく、その先の体外受精・胚移植についても実績を確認できる施設を重視しました。

施設間の比較には、東京都福祉保健局が公表していた「特定不妊治療費助成事業の実施医療機関」の2019年・2020年データを使用しています。

今回は両年の35歳以上40歳未満の凍結胚移植数と生産数を合算し、凍結胚移植数が100件以上のクリニックを対象に、「生産数 ÷ 凍結胚移植数」で生産率を算出し、クリニック選びの参考にしました。

さらに、施設の治療規模を確認する補足情報として、こども家庭庁の公開データによる採卵実績も掲載しています。

※生産率のデータは卵子凍結後の治療成績ではなく、不妊治療における凍結胚移植の実績です。将来、顕微授精・胚培養・胚移植まで行う施設の治療実績をみる参考指標として使用しています。

2.長年にわたり生殖医療を続けている

卵子は長期間保存する可能性があります。

新しいクリニックが悪いということではありませんが、長期間卵子を預けることを考え、生殖医療を長く継続していることも選定基準にしました。

3.駅から近く通院しやすい

卵子凍結では、採卵までに診察・採血・超音波検査などで複数回受診します。駅からの距離に加えて、平日の夕方以降や土日祝日に診療しているかも確認しました。


東京で卵子凍結におすすめのクリニック5選

1. 加藤レディスクリニック|1993年開院、圧倒的な治療件数

西新宿にある不妊治療専門クリニックで、30年以上にわたり生殖医療を行っています。

公式サイトで公表されている
累積出生児数は70,193名(2000~2023年)です。

公開データでは、以下の治療実績が確認できます。
採卵実績:18,909件

35歳以上40歳未満の凍結胚移植成績(2019年・2020年合算)
凍結胚移植:7,061件
生産数:2,622件
生産率:37.1%

今回紹介する5院の中では凍結胚移植数が突出して多く、生産率も今回の集計対象となった東京都内クリニックで5位でした。

通院情報
最寄り駅:
東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」E8出口すぐ
JR「新宿駅」西口から徒歩7分
診療受付:
平日7:30~12:00・15:00~19:00
土日祝7:30~13:00
診療日: 年中無休

長期間にわたる生殖医療歴と、大規模な体外受精実績を重視する場合に比較したい施設です。


2. 新橋夢クリニック|凍結胚移植の生産率43.6%

2007年に新橋で開院した、体外受精を中心とする不妊治療専門クリニックです。

公開データでは、以下の治療実績が確認できます。
採卵実績:2,599件

35歳以上40歳未満の凍結胚移植成績(2019年・2020年合算)
凍結胚移植:979件
生産数:427件
生産率:43.6%

35歳以上40歳未満の生産率は、今回の集計対象となった東京都内クリニックで1位でした。

公式サイトで公表されている
累積出生児数は10,462名(2008年9月~2024年12月)です。

通院情報
最寄り駅:
JR・東京メトロ・都営浅草線「新橋駅」徒歩3分
都営三田線「内幸町駅」徒歩2分
診療時間:
月~木8:00~13:00・15:00~19:00
金8:00~13:00・15:00~17:30
土日祝8:00~13:00
診療日: 年中無休

体外受精の治療実績と通院のしやすさの両方を重視する場合に比較したい施設です。


3. 杉山産婦人科 丸の内|東京駅直結、20年以上の生殖医療歴

杉山産婦人科では、2001年に不妊治療専門の杉山レディスクリニックを開院。丸の内院は2011年に開院しました。

公開データでは、以下の治療実績が確認できます。
採卵実績:3,043件

35歳以上40歳未満の凍結胚移植成績(2019年・2020年合算)
凍結胚移植:1,315件
生産数:314件
生産率:23.9%

丸の内院の大きな特徴は立地です。新丸の内センタービルにあり、JR東京駅、丸ノ内線東京駅、大手町駅から地下通路で直結しています。

通院情報
最寄り駅:

JR・東京メトロ丸ノ内線「東京駅」地下直結
東京メトロ「大手町駅」地下直結
診療時間:
8:30~12:00・14:00~16:30
月/水/金は18:30まで夜間診療
診療日: 年中無休
※学会や年末年始の際には休診の場合あり

東京駅周辺で働いている人など、仕事と卵子凍結の通院を両立したい場合に検討しやすい施設です。


4. はらメディカルクリニック|年間400件以上の卵子凍結

1993年設立で、社会的卵子凍結には2008年から取り組んでいます。

特徴は、卵子凍結そのものの実績と、その卵子を使用した後の成績まで公表していることです。

公式サイトでは年間400件以上の卵子凍結を行い、2021~2025年の凍結卵子由来胚移植あたり妊娠率は43%としています。
※「妊娠率43%」は凍結卵子由来胚移植の妊娠率で、東京都データから算出した生産率とは指標が異なるため、直接比較はできません。

公開データでは、以下の治療実績が確認できます。
採卵実績:1,606件

35歳以上40歳未満の凍結胚移植成績(2019年・2020年合算)
凍結胚移植:1,113件
生産数:223件
生産率:20.0%

通院情報
最寄り駅:
JR「千駄ケ谷駅」徒歩5分
JR・都営大江戸線「代々木駅」徒歩5分
東京メトロ副都心線「北参道駅」徒歩5分
診療受付:
月/水/木/金8:30~19:00
火8:30~14:30
土8:30~16:00
祝日8:30~14:30
休診: 日曜日

卵子凍結件数だけでなく、凍結した卵子を実際に使用した後の治療成績まで確認できる点が特徴です。


5. Shinjuku ART Clinic|凍結胚移植の生産率36.7%

2011年に西新宿で開院した不妊治療専門クリニックで、体外受精を中心とした生殖医療を行っています。

公開データでは、以下の治療実績が確認できます。
採卵実績:1,419件

35歳以上40歳未満の凍結胚移植成績(2019年・2020年合算)
凍結胚移植:615件
生産数:226件
生産率:36.7%

35歳以上40歳未満の生産率は、今回の集計対象となった東京都内クリニックで7位でした。

公式サイトで公表されている
累積出生児数4,337名(2012~2023年)です。

通院情報
最寄り駅:
東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」徒歩3分
都営大江戸線「都庁前駅」徒歩3分
JR「新宿駅」西口徒歩10分
診療時間:
月/水/金9:00~12:00・15:00~18:00
火/木9:00~12:00・14:30~17:00
土日祝9:00~12:00
診療日: 年中無休

新宿エリアでの通院利便性と、体外受精の治療実績をあわせて確認できる施設です。


卵子凍結の費用も比較して選ぶ

今回の5院は、料金の安さで選んだものではありません。

東京都の卵子凍結助成事業の登録医療機関について、採卵1回で卵子8個・10個を凍結した場合の費用や保管料を別記事で比較しています。


まとめ|卵子凍結は将来の体外受精まで考えて選ぶ

卵子凍結では、採卵時だけでなく、将来その卵子を使うときまで考えた施設選びが必要になります。

今回は、体外受精の実績、生殖医療を続けてきた期間、通院のしやすさを基準に5院を紹介しました。

特に長期保存を考える場合は、現在の通いやすさだけでなく、将来の顕微授精・胚培養・胚移植まで含めて任せたい施設かという視点でも比較してみてください。

※掲載した2019年・2020年の生産率は過去の治療実績であり、現在の治療成績を示すものではありません。


出典・参考資料

東京都福祉保健局アーカイブ
「特定不妊治療費助成事業の実施医療機関」
2020年1月から12月分
2019年1月から12月分

こども家庭庁
「みんなで知ろう、不妊症・不育症のこと|医療機関検索」

※2026年7月に取得した公開データの「採卵回数」を、本記事では「採卵実績」として掲載しています。


東京都の不妊治療クリニックをさらに比較したい方へ
・23区ごとのクリニック比較
・採卵件数・顕微授精件数・凍結胚移植件数
・年代別・40歳以上の実績
・生殖医療専門医・胚培養士の人数
・OHSSなどの公開データ

をまとめた記事一覧をご覧ください。


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