見出し画像

TOKYOプレコンゼミの男性向け検査と費用【2026年】|助成3万円で何を選ぶ?

TOKYOプレコンゼミでは、男性も精液検査、DFI検査、感染症検査などを受けられます。

ただし、男性向けの検査項目が複数あるため、

「男性はどの検査を受ければいい?」
「精液検査だけでよい?」
「DFI検査も受けるべき?」
「助成上限3万円で、どこまで検査できる?」
「クリニックによって費用はいくら違う?」

と迷う人もいると思います。

この記事では、将来的に不妊治療を考えている男性向けに、

・優先して検討したい男性検査
・精液一般検査とDFI検査の違い
・東京都内の主なクリニック別費用
・助成後の自己負担額の目安
・男性ホルモン検査や精巣超音波検査を検討するタイミング

をまとめました。

料金は、東京都福祉局が公表している2026年6月15日時点の登録医療機関リストをもとに整理しています。

※必要な検査は、症状、既往歴、精液検査の結果などによって異なります。最終的には医師と相談して決めてください。


結論:まず精液一般検査を軸に検討する

TOKYOプレコンゼミで男性が検査を受ける場合は、まず精液一般検査を軸に検討すると分かりやすいです。

精液一般検査では、精子の数、濃度、運動率、形などを確認します。さらに詳しく調べたい場合は、通常の精液検査では分かりにくい精子DNAの損傷を確認するDFI検査も選択肢になります。

また、妊娠前や不妊治療を始める前に、感染症検査を受けておくことも検討できます。一方、男性ホルモン検査や精巣超音波検査は、症状や既往歴、精液検査の結果に応じて追加する方法もあります。

この記事の費用比較では、次の3つを受けた場合の費用を集計しています。

・精液一般検査
・DFI検査
・感染症検査

男性ホルモン検査と精巣超音波検査は、今回の費用比較から除外しています。


TOKYOプレコンゼミで男性が受けたい検査

以下の優先度は、将来的に不妊治療を受ける可能性がある場合に、治療前の状態確認や初診時の参考にしやすいかという視点で整理しています。

精液一般検査|優先度:高

精液一般検査は、精子の状態を確認する基本的な検査です
TOKYOプレコンゼミでは、主に次の7項目を確認します。

・精液量
・精子濃度
・総精子数
・白血球数
・総運動率
・前進運動率
・正常精子形態率

精子の数だけでなく、動きや形なども確認できます。ただし、精液検査の結果は体調や採精条件などによって変動することがあります。

1回の結果だけで判断せず、必要に応じて再検査や医師への相談を検討してください。

DFI検査|優先度:状況による

DFI検査は、精子DNAの損傷の程度を調べる検査です。

通常の精液検査では、精子の数、動き、形などを確認します。一方、DFI検査では、通常の精液検査だけでは分かりにくい精子DNAの状態を確認します。

妊娠しにくい場合や、体外受精・顕微授精を考えている場合などに、検査結果が参考になることがあります。ただし、すべての男性に必ず必要な検査ではありません。

費用もかかるため、年齢、治療歴、精液検査の結果などを踏まえて、医師と相談して決めるとよいでしょう。

感染症検査|優先度:高

TOKYOプレコンゼミの男性向け感染症検査では、主に次の4項目を確認します。

・梅毒
・淋病
・クラミジア
・HIV

感染症は自覚症状がない場合もあります。

妊娠前に感染症の有無を確認できることに加え、将来的に不妊治療や体外受精へ進む場合にも、感染症検査の結果が必要になることがあります。ただし、検査結果の有効期間や再検査の要否は医療機関によって異なります。

男性ホルモン検査|優先度:状況による

男性ホルモン検査では、精子をつくる働きがホルモン面で保たれているかを確認します。

精液検査で、

・精子数が少ない
・精子濃度が低い
・運動率が低い

などの結果が出た場合に、原因を調べるために追加で検討することがあります。

最初からすべて受けるのではなく、精液検査の結果を確認してから追加する方法もあります。

精巣超音波検査|優先度:状況による

精巣超音波検査では、精巣やその周辺の状態を確認します。
必要性は、症状、既往歴、診察結果、精液検査の結果によって異なります。

男性ホルモン検査と同様に、精液検査の結果を確認したあとに追加で検討する方法もあります。


精液検査・DFI検査・感染症検査のクリニック別費用

以下では、精液一般検査、DFI検査、感染症検査を実施している東京都内の主なクリニックを比較しています。

費用比較に含めた検査は、次のとおりです。

・精液一般検査7項目
・DFI検査
・感染症検査4項目

精液一般検査7項目は、精液量、精子濃度、総精子数、白血球数、総運動率、前進運動率、正常精子形態率です。

感染症検査4項目は、梅毒、淋病、クラミジア、HIVです。

男性ホルモン検査と精巣超音波検査の費用は、今回の計算から除外しています。

費用には、初診料、再診料、助言相談料、必須検査である尿検査、血液検査、麻疹抗体検査も含めています。

土日料金などで金額差がある場合は、高い方の料金で計算しました。

検査費用はいったん医療機関の窓口で全額を支払い、申請後に助成金が還付されます。

以下の助成後の自己負担目安は、検査費用から助成上限3万円を引いた単純計算です。

※実際の助成額は、助成対象となる検査費用や申請内容によって異なります。
※クリニックによって実施方法や検査項目が異なる場合があります。
※クリニック名に公式サイトへのリンクを設定しています。


港区

TAKANAWA GATEWAY Clinics 桜の芽レディースクリニック
検査費用:37,950円
助成後の自己負担目安:7,950円

新橋夢クリニック
検査費用:38,588円
助成後の自己負担目安:8,588円

京野アートクリニック高輪
検査費用:41,800円
助成後の自己負担目安:11,800円

表参道ARTクリニック
検査費用:46,440円
助成後の自己負担目安:16,440円


中央区

オーク銀座レディースクリニック
検査費用:39,830円
助成後の自己負担目安:9,830円


千代田区

はやしARTクリニック半蔵門
検査費用:41,800円
助成後の自己負担目安:11,800円

大手町ARTクリニック
検査費用:58,300円
助成後の自己負担目安:28,300円


渋谷区

田中レディスクリニック渋谷
検査費用:46,750円
助成後の自己負担目安:16,750円

恵比寿つじクリニック
検査費用:79,500円
助成後の自己負担目安:49,500円


世田谷区

田園都市レディースクリニック二子玉川
検査費用:47,080円
助成後の自己負担目安:17,080円


江東区

木場公園クリニック
検査費用:45,300円
助成後の自己負担目安:15,300円


目黒区

とくおかレディースクリニック
検査費用:54,300円
助成後の自己負担目安:24,300円


大田区

キネマアートクリニック
検査費用:47,490円
助成後の自己負担目安:17,490円


墨田区

あいウイメンズクリニック
検査費用:34,200円
助成後の自己負担目安:4,200円


出典:登録医療機関リスト(令和8年6月15日時点:172件)(Excel)


不妊治療専門クリニックで検査を受けるのも選択肢

TOKYOプレコンゼミの男性検査は、登録医療機関で受けられます。

今後、不妊治療に進む可能性がある場合は、不妊治療専門クリニックで検査を受けることも選択肢です。

不妊治療専門クリニックで検査を受けると、精液一般検査やDFI検査の結果について、そのまま不妊治療の相談をしやすい可能性があります。

ただし、TOKYOプレコンゼミで受けた検査結果が、不妊治療の初診時にそのまま利用できるとは限りません。

検査結果の有効期間や再検査の要否は、医療機関によって異なります。

検査だけでなく、その後の治療まで考えている場合は、クリニックの治療実績も確認しておきたいポイントです。

東京の不妊治療クリニックの実績については、次の記事で公開データをもとに比較しています。


TOKYOプレコンゼミの男性向け検査でよくある疑問

男性は精液検査だけ受ければいい?

精液一般検査は、男性の状態を確認する基本的な検査です。

まず精液一般検査を受け、結果や今後の治療予定に応じてDFI検査、男性ホルモン検査、精巣超音波検査などを追加する方法があります。

感染症検査は、精液検査とは目的が異なります。

妊娠前の感染症リスクを確認したい場合や、不妊治療を考えている場合は、あわせて検討できます。

DFI検査は必ず受けた方がいい?

DFI検査は、通常の精液検査では分かりにくい精子DNAの損傷を調べる検査です。

ただし、すべての男性に必ず必要な検査ではありません。

精液検査の結果、妊活期間、流産歴、不妊治療歴、今後の治療方針などを踏まえて、医師と相談して決めるとよいでしょう。

3万円を超えた場合、最終的な自己負担はいくら?

TOKYOプレコンゼミの男性向け助成は、上限3万円です。

検査費用はいったん医療機関の窓口で全額を支払い、その後、申請を行うことで助成対象額が還付されます。

例えば、検査費用が38,588円の場合は、窓口で38,588円を支払い、後日3万円が助成されれば、最終的な自己負担額は8,588円です。

※実際の助成額は、助成対象となる検査費用や申請内容によって異なります。

検査結果は不妊治療の初診でも使える?

精液一般検査、DFI検査、感染症検査などの結果は、不妊治療の初診時に参考にされる場合があります。

ただし、検査結果の有効期間、採精条件、治療方針などによっては、再検査が必要になることがあります。

将来通院する可能性のあるクリニックが決まっている場合は、検査を受ける前に確認しておくと安心です。


まとめ

TOKYOプレコンゼミで男性検査を受ける場合は、まず精液一般検査を軸に検討すると分かりやすいです。

さらに詳しく精子の状態を調べたい場合は、DFI検査も選択肢になります。

妊娠前や不妊治療前に感染症の有無を確認したい場合は、感染症検査もあわせて検討できます。

男性ホルモン検査や精巣超音波検査は、症状、既往歴、精液検査の結果によって必要性が異なります。

最初からすべての検査を受けるのではなく、助成上限3万円を踏まえながら、必要な検査を医師と相談して選ぶことが大切です。

また、今後不妊治療に進む可能性がある場合は、不妊治療専門クリニックで検査を受けることも選択肢です。

検査費用だけでなく、

・受けられる検査項目
・検査後の相談体制
・不妊治療への対応
・通いやすさ
・検査結果を初診時に利用できるか

も確認して、受診するクリニックを選んでください。

※料金は集計時点の情報です。
※実際の金額や検査項目は変更される可能性があります。
※検査結果が初診時に利用できるか、再検査が必要かは医療機関によって異なります。


本記事の作成方針
・東京都福祉局のTOKYOプレコンゼミ対象検査をもとに整理
・東京都福祉局の登録医療機関リストに掲載された検査項目と料金を集計
・使用資料:登録医療機関リスト(2026年6月15日時点)
・検査の必要性は、症状、既往歴、精液検査の結果、治療方針によって異なるため、最終判断は医師に確認してください


おすすめ記事

関連記事

更新履歴

2026年7月:内容修正しました。

いいなと思ったら応援しよう!