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東京のPGT-Aおすすめクリニック3選|病院の選び方と公開成績と公開成績

東京でPGT-A(着床前胚染色体異数性検査)を受けられるクリニックを探しても、承認実施施設であることだけでは、症例数や治療成績、実施体制の違いまでは分かりません。

そこでこの記事では、2026年7月時点の東京都内のPGT-A・SR承認実施施設70院から、次の条件を満たす3院を紹介します。

・自院のPGT-A治療成績を公開している
・35歳以上40歳未満の凍結胚移植を、2019/2020年ともに100件以上実施
・凍結胚移植数と生産率を確認できる
・PGT-Aの研究歴や実施体制を確認できる

施設によって、患者年齢、症例数、集計期間、成績の計算方法が異なります。そのため、PGT-Aの妊娠率や出産率を単純比較して順位づけしたものではありません。

※本記事の「おすすめ」は、公開データをもとにした独自の選定です。


東京のPGT-Aおすすめクリニック3院

1.新橋夢クリニック

凍結胚移植実績
(PGT-Aなし/2019年・2020年合算)
凍結胚移植979件・生産率43.6%

公開されているPGT-A成績
新橋夢クリニックは、2024年12月時点の正倍数性胚(A判定胚)を移植した270症例について、治療後の転帰を公開しています。

採卵時平均年齢 40.2±3.0歳
出産または継続妊娠 67.8%
流産 6.7%

このほか、化学的妊娠、子宮外妊娠、妊娠なしの割合も掲載されています。
症例数だけでなく、採卵時の平均年齢や妊娠後の転帰まで確認できる点が特徴です。

また、臨床遺伝専門医が在籍しています。

なお、新橋夢クリニックは先進医療Bの実施施設ではなく、PGT-Aは自費診療として案内されています。

費用
90,750円/1個あたり


2.加藤レディスクリニック

凍結胚移植実績
(PGT-Aなし/2019年・2020年合算)
凍結胚移植7,061件・生産率37.1%

公開されているPGT-A成績
公式サイトでは、平均年齢40.6歳の次の2グループについて、PGT-A群と非PGT-A群の成績を比較しています。

・ART反復不成功群
・習慣流産群

いずれも、PGT-A群では非PGT-A群より妊娠率と生産率が高く、流産率が低い結果が示されています。

ただし、公開されているグラフでは、対象症例数と集計期間を確認できません。

費用
110,000円/1個あたり

先進医療Bの実施医療機関
加藤レディスクリニックは、先進医療B「着床前胚異数性検査2」の実施医療機関として、厚生労働省の一覧に掲載されています。

先進医療Bは、PGT-Aの有効性や安全性を評価する臨床研究として実施されます。実施医療機関であっても、希望者全員が対象になるわけではなく、研究の対象条件を満たす必要があります。


3.秋葉原ART Clinic

凍結胚移植実績
(PGT-Aなし/2019年・2020年合算)
凍結胚移植266件・生産率34.2%

公開されているPGT-A成績
秋葉原ART Clinicは、2021年から2024年に行ったPGT-A後の胚移植成績を公開しています。

移植あたり妊娠率 76.7%
移植あたり出産率 66.7%

移植した胚の90%がA判定胚で、A判定胚の妊娠率は77.8%としています。妊娠率だけでなく、移植あたりの出産率まで公開している点が特徴です。一方、公開ページでは、PGT-A後の胚移植件数と患者の平均年齢を確認できません。

費用
110,000円/1個あたり


PGT-A(着床前胚染色体異数性検査)とは?

PGT-Aは、体外受精で得られた胚盤胞から将来胎盤になる細胞の一部を採取し、染色体の数に過不足がないかを調べる検査です。

染色体数に過不足がないと判定された胚を優先して移植することで、移植あたりの妊娠率や生産率の向上、流産率の低下などが期待されています。

ただし、胚盤胞まで育たなければ検査できず、検査をしても移植可能な胚が見つからない場合があります。

PGT-Aの適応

日本産科婦人科学会の細則では、PGT-Aは次のいずれかに該当する夫婦が対象です。

・体外受精・胚移植を繰り返しても妊娠に至らない
・流産や死産を繰り返している
・女性が35歳以上の場合

2025年9月の細則改定により、女性が35歳以上の場合もPGT-Aの対象に追加されました。ただし、条件を満たしていても必ずPGT-Aを受けられるとは限りません。治療歴や胚の状態などをもとに、実施できるか各クリニックで判断されます。


今回の選定に使用した凍結胚移植実績

PGT-Aを行わない場合の治療実績を比較するため、東京都福祉保健局が過去に公開していた、35歳以上40歳未満の凍結胚移植データを使用しました。

・2020年1月から12月分
・2019年1月から12月分

比較したのは、凍結胚移植数と生産率です。

※ARTとは、体外受精や顕微授精などの生殖補助医療を指します。
※ここで紹介するのは、PGT-Aを行わない場合の凍結胚移植実績です。
※生産率=凍結胚移植に対して、出産に至った割合
※2019年・2020年の過去データであり、現在の治療成績を示すものではありません。


PGT-Aの病院・クリニック選びで確認したいポイント

PGT-Aの治療成績を見るときは、数値の高さだけでクリニックを比較しないことが大切です。

施設によって、対象患者の年齢、症例数、集計期間、移植した胚の判定、妊娠率や出産率の計算方法が異なります。そのため、異なる条件で公表されたパーセンテージを並べても、施設の優劣をそのまま判断することはできません。

PGT-Aを受けるクリニックを選ぶときは、次の点を確認するとよいでしょう。

・自分と近い年齢層の凍結胚移植実績(PGT-Aなし)
・PGT-Aの症例数と患者の平均年齢
・正倍数性胚移植後の妊娠率や出産率
・集計期間と成績の計算方法
・胚培養と胚生検の実施体制
・遺伝カウンセリングの体制
・採卵から胚移植までにかかる総額
・先進医療Bの対象条件と、自費診療で受ける場合の費用

PGT-Aは、検査だけで完結する治療ではありません。

採卵した卵子を受精させ、胚盤胞まで培養したうえで栄養膜細胞を採取します。PGT-Aの公開成績だけでなく、採卵、胚培養、胚生検、凍結胚移植まで含めた施設全体の実績と体制を確認することが大切です。


PGT-Aの病院・クリニック選びでよくある質問

PGT-Aは病院とクリニックのどちらがおすすめ?

PGT-Aを受ける場合、病院かクリニックかという施設区分だけで選ぶのではなく、PGT-Aの実施体制や治療実績を確認することが重要です。

PGT-Aは、採卵した卵子を受精させ、胚盤胞まで培養したうえで胚の一部を採取して検査します。

そのため、PGT-Aの実施実績だけでなく、採卵・胚培養・胚生検・凍結胚移植まで含めた治療体制なども確認して病院・クリニックを選びましょう。


東京でPGT-Aを受けるなら何を比較すればいい?

東京にはPGT-Aを実施している病院・クリニックが多数あります。

施設を比較するときは、次のような点を確認すると選びやすくなります。
・PGT-Aの実施実績
・PGT-A後の妊娠率や出産率などの公開成績
・通常の体外受精・凍結胚移植の治療実績
・PGT-Aの費用
・先進医療Bの対象となるか

PGT-Aの成績は、患者年齢や症例数、集計期間などによって異なります。妊娠率や出産率の数字だけで比較せず、治療全体の実績や体制も含めて確認することが大切です。


まとめ

今回は、PGT-Aを行わない場合の実績、PGT-A成績の公開状況、研究・実施体制をもとに、東京都内の3院を紹介しました。

本記事の3選は、PGT-A成績の数値を順位づけしたものではありません。公開されている情報とPGT-Aを行わない場合の実績をもとにした独自の選定です。

PGT-Aを検討するときは、公開成績だけでなく、胚培養や遺伝医療の体制、対象条件、治療全体にかかる費用まで確認してください。

東京都内の体外受精・凍結胚移植実績を詳しく比較した記事はこちらです。


出典・参考資料

日本産科婦人科学会
「PGT-A・SR承認実施施設一覧」

東京都福祉保健局アーカイブ
「特定不妊治療費助成事業の実施医療機関」
2020年1月から12月分
2019年1月から12月分

新橋夢クリニック
「PGT-A」

加藤レディスクリニック
「着床前遺伝学的検査(PGT-A/PGT-SR)」

厚生労働省
「先進医療を実施している医療機関の一覧」

秋葉原ART Clinic
「治療成績」

※承認状況、対象条件、料金、先進医療Bの実施状況は変更される可能性があります。受診前に各医療機関の公式サイトで最新情報をご確認ください。


東京都の不妊治療クリニックをさらに比較したい方へ
・23区ごとのクリニック比較
・採卵件数・顕微授精件数・凍結胚移植件数
・年代別・40歳以上の実績
・生殖医療専門医・胚培養士の人数
をまとめた記事一覧をご覧ください。


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