内田樹(1950.9.30- )「カミュ論 第1回 日本人はどうしてアルベール・カミュが好きなんだろう(1)」『波』2020年7月号 Tommy Dorsey (1905.11.19-1956.11.26) "All the Things You Are" (1939) 日記 2020年9月3日 人もまだふみみぬ山の岩がくれながるる水を袖に堰くかな 新古今和歌集 1098
日記
2020年9月3日
午前3時5分起床
室温26.7度 湿度72%
https://www.calc-site.com/search_dates/9/3/2020
今日2020年9月3日は
旧暦2020年7月16日です。
窓から南の空に、
台風9号(朝鮮半島北上中)の
強風(風速10m)に流れる雲の向こうに、
満月が見えました。
https://tenki.jp/bousai/typhoon/2009/
https://note.com/fe1955/n/nf53cc71e9b66
https://note.com/fe1955/n/nc01dd92239ae
Tommy Dorsey (1905.11.19-1956.11.26)
"All the Things You Are" (1939)
https://www.youtube.com/watch?v=jBEAH-WWZwU
Tommy Dorsey And His Orchestra
Jack Leonard, vocal (1939)
https://www.discogs.com/release/6871045
Vocals - Jack Leonard
歌詞・和訳
https://blog.theyannie.com/all-the-things-you-are/
https://en.wikipedia.org/wiki/All_the_Things_You_Are
https://jazz-session-portal.com/all-the-things-you-are/
「All the Things You Are
1939年のミュージカル
『ベリー・ウォーム・フォー・メイ (Very Warm for May)』
のために
Jerome Kern(ジェローム・カーン)が作曲し、
Oscar Hammerstein II(オスカー・ハマースタイン二世)が歌詞を書いた」
トミー・ドーシーの名前は
ジャズを聴き始めた
高校生の頃(1970-72)から知っていましたが、
モダンジャズ以前の人なので、
アルバムを買ったことはありません。
この演奏は
https://en.wikipedia.org/wiki/All_the_Things_You_Are
で知り、ユーチューブで初めて聴きました。
Ann Cleeves (1954.10.24- )
アン・クリーヴス
『白夜に惑う夏
創元推理文庫』
玉木亨訳
東京創元社 2009年7月刊
Tommy Dorsey (1905.11.19-1956.11.26)
"I'm Getting Sentimental Over You"(1935.10.18)
https://note.com/fe1955/n/n49ef7b5f82c8
ヘレーン・ハンフ
『チャリング・クロス街84番地
増補版
中公文庫』
江藤淳訳
中央公論新社 2021年4月刊
映画
『チャーリング・クロス街84番地』1986
Tommy Dorsey (1905.11.19-1956.11.26)
"Smoke Gets in Your Eyes" (1937)
https://note.com/fe1955/n/n7aa44cb7c997
橋本治(1948.3.25-2019.1.29)
『双調平家物語
12 治承の巻』
中央公論新社 2004年10月刊
Tommy Dorsey (1905.11.19-1956.11.26)
"Honeysuckle Rose" (1937.3.31)
https://note.com/fe1955/n/na79767fab02c

人もまだふみみぬ山の岩がくれながるる水を袖に堰くかな
信濃
題しらず
新古今和歌集 巻第十二 恋歌二 1098
「誰もまだ分け入ったことのない山の岩陰で、
流れる水に袖を浸して堰き止めていることだ――
まだ便りももらえず、
人知れず流れる涙を袖で抑えていることだ。」
『新日本古典文学大系 11』岩波書店 1992.1 p.326
人 婉曲に自分をさす。
ふみみぬ 「踏みみぬ」に「文見ぬ」を掛ける。
参考
「思ひわび昨日山辺に入りしかどふみみぬ道は行かれざりけり」
(道命 後拾遺 恋一)。
「岩に寄せる忍ぶ恋」。
後鳥羽院下野
(ごとばのいんのしもつけ 生没年不詳)
鎌倉時代初期の歌人。
後鳥羽院の女房。
源家長の妻。
信濃とも呼ばれた。
新古今初出二首。
勅撰入集二十六首。
https://www.asahi-net.or.jp/~sg2h-ymst/yamatouta/sennin/simotu_g.html
https://ja.wikipedia.org/wiki/後鳥羽院下野
2013年の立春、
2月4日から毎日一首づつ投稿し始めた
新古今和歌集の通読(つぶやき)が
四年かかって終わりました。
https://bookmeter.com/mutters/153791951
https://bookmeter.com/mutters/153744722
全二十巻
春夏秋冬賀哀傷離別羈旅恋雑神祇釈教
1978首
明日から再読
2017.3.26

『波』
2020年7月号
新潮社 2020年6月27日発売
https://www.amazon.co.jp/dp/B089M1HWGD
https://www.shinchosha.co.jp/nami/backnumber/20200627/
内田樹(1950.9.30- )
「カミュ論
Qui etes-vous, Albert Camus?
第1回
日本人はどうしてアルベール・カミュが好きなんだろう(1)」
p.42-47
Albert Camus (1913.11.9-1960.1.4)
「『異邦人』も
『ペスト』も
書かれてからすでに70年が経った。
その舞台となった世界
(フランス植民地時代のアルジェリアに生きる
貧しいフランス人たちの社会)は
もう存在しない。しかし、
もう存在しない世界に生きる、
もう存在しない人たちの心の動きや、
彼らが信じる倫理を
クールで非情緒的な文体で活写した作品は
今も世界中の人たちの心をとらえている。
どういう文学作品が
時間や空間の隔たりを越えて
多くの人に読まれるのかについて、
私は一つの仮説を持っている。
前に発表したことがあったが、
誰からも何のコメントももらえなかった。
私はそれを
谷崎潤一郎の
『細雪』の文庫版[角川文庫 2016.7]
の解説として書いた。」
p.44
http://blog.tatsuru.com/2016/08/03_1751.html
内田樹の研究室 2016.8.3 「細雪」文庫版解説
で読めます。
「何年か前、フランスの地方都市の書店で、
谷崎の仏訳文庫本が何冊も並んでいる書棚を前にして、
いったいどういうフランス人が
『細雪』や
『陰翳礼讃』を読むのか考えた。
その時に
人は「所有しているもの」は共有できないが、
「失ったもの」は共有できる
という仮説を思いついた。
『細雪』で谷崎はさまざまな
「美しいもの」
「愛すべきもの」を列挙している。
でも、それらはすべて
指の隙間から絶え間なくこぼれ落ち、
一秒ごとに失われてゆくものである。
「存在するもの」は、
それを所有している人と
所有していない人の間に壁を作る。
けれども、
「もう存在しないもの」については
「それを失った人」と
「ついに所有することがなかった人」
を喪失感においては差別しない。
文学の世界性、あるいは
リーダビリティを形成するものがあるとすれば、
それはこの「喪失感の汎通性」ではないか。」
p.45
http://blog.tatsuru.com/2016/08/03_1751.html
「谷崎潤一郎は
夏目漱石、村上春樹と並んで
外国語訳の多い作家である。
『細雪』や『陰翳礼賛』を耽読する
外国人読者が数多く存在するということを
私は不思議なことだとは思わない。
「存在するもの」は、
それを所有している人と
所有していない人を
はっきりと差別化する。だが、
「存在しないもの」は
「かつてそれを所有していたが、失った」
という人と、
「ついに所有することができなかった」
という人を喪失感においては差別しない。
谷崎潤一郎の世界性はそこにあるのだ
と私は思う。(2016-08-03 17:51)」
読書メーター
内田樹の本棚
登録冊数24冊 刊行年月順
https://bookmeter.com/users/32140/bookcases/11091557


マガジン 内田樹
https://note.com/fe1955/m/m3cacdafa4a84
堀江敏幸・中島京子・酒井順子・高橋源一郎・内田樹
『作家と楽しむ古典
土左日記 堤中納言物語 枕草子 方丈記 徒然草』
河出書房新社 2018年1月刊
https://note.com/fe1955/n/nd26cd6653c3a
内田樹(1950.9.30- )
『日本習合論』
ミシマ社 2020年9月刊
内田樹・安田登(1956- )
『変調「日本の古典」講義
身体で読む伝統・教養・知性』
祥伝社 2017年12月刊
https://note.com/fe1955/n/n70a0640fcca0
内田樹(1950.9.30- )・石川康宏(1957.3.28- )
『若者よ、マルクスを読もう
III アメリカとマルクス 生誕200年に』
かもがわ出版 2018年9月刊
鹿島茂 (1949.11.30- )他
『この1冊、ここまで読むか!
深掘り読書のススメ』
祥伝社 2021年2月刊
鹿島茂・内田樹
「『ルイ・ボナパルトのブリュメール18日』」
https://note.com/fe1955/n/na4445be3cde9
内田樹(1950.9.30- )
『そのうちなんとかなるだろう』
マガジンハウス 2019年7月刊
『街場の芸術論』
青幻舎 2021年5月刊
https://note.com/fe1955/n/n9f3aed8b84bd
https://note.com/fe1955/n/nc30d05477afd
https://www.facebook.com/tetsujiro.yamamoto/posts/768463499894958
