【第1部】なぜ「言葉」と「身体」はズレるのか?
本日は祝日なので、いつもより早めの時間で投稿します。
みなさんこんにちは!
行動心理士の僕です。
人の話を聞いていて、
「言っていることは分かるけど、なんか違和感がある」
と感じたことはありませんか?
言葉としては筋が通っているのに、どこか引っかかる。
実はその違和感、言葉と身体の反応がズレた瞬間に生まれていることがあります。
今回は、そのズレがなぜ起きるのかを整理していきます。
⚠️注意⚠️
ここで紹介する仕草は「必ず嘘をついている証拠」ではなく、本音がにじみ出る可能性があるサインの一例です。
心理学者ポール・エクマンの研究では、怒り・喜び・悲しみ・恐怖・驚き・嫌悪といった基本的な表情は文化を超えて普遍的に認識されるとされています。
つまり、「表情や仕草は人類共通の手がかり」なのです。
象徴的にいえば、「真実はすべての人の顔に刻まれている」とも表現できます。
ただし目的は「相手を疑うこと」ではなく、相手を理解し、よりよいコミュニケーションにつなげる「おもてなし」であり、そして何より真心が大事であることを忘れないでください。
1. 人はまず「反応」し、そのあと「説明」する
人は出来事に対して、
① 身体や感情が先に反応し
② そのあと言葉で説明します。
つまり、身体の反応の方が、言葉より先に動くのが自然なのです。
しかし、説明しようとするとき、人は
印象を良くしたい
誤解されたくない
責任を避けたい
といった意識が働きます。
その結果、身体の自然な反応と、後から整えた言葉がズレることがあります。
2. ズレはどこで起きるのか
例えば、
言葉は落ち着いているのに手が忙しい
説明は普通なのに身体だけ緊張している
笑っているのに目が笑っていない
といった状態です。
これは、感情の反応と、言葉による説明が同期していない状態とも言えます。
違和感は、この同期ズレを私たちが無意識に感じ取った結果なのです。
3. 見るべきは「仕草」ではなく「一致」
重要なのは、
腕を組んだ=防御
目をそらした=嘘
といった単純な判断ではありません。
見るべきなのは、言葉・表情・身体の動きが一致しているかどうかです。
一致しているとき、人の語りは自然に見えます。
ズレた瞬間に、違和感が生まれます。
応用
日常
👉話と表情や動きが一致しているかを見る。
会社
👉説明内容と身体の緊張のズレを見る。
恋人
👉「大丈夫」と言いながら落ち着かない様子がないかを見る。
次回予告
では、
人はなぜ自分を守ろうとするのか?
どんな場面でズレが大きくなるのか?
防衛反応はどう現れるのか?
次回は、人が無意識に行う自己防衛の行動を整理していきます。
出典
Ekman, P. (2003). Emotions Revealed.
Ekman, P., & Friesen, W. V. (1978). Facial Action Coding System.
Navarro, J. (2008). What Every BODY Is Saying.
Morris, D. (1977). Manwatching.
最後に
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また、みなさん、健康とお身体にはお気をつけてください。
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