⏳️「一ノ瀬結衣の『氷の微笑』観測日記」 ⏳️Vol.6 5つ星ホテルの裏側で、今日もコンビニ食
皆様こんにちは‼️ 柊紅葉です。
一流ホテルのフロントに勤める一ノ瀬結衣。
毎日多忙で、足がパンパンになる。
楽しみといえば、コンビニでデザート、揚げ物、麺類、
そうです。食べることです。
もう一つは、毎日書き留めている、日記。
これから、毎日。彼女には、内緒でご紹介させて頂きます。うふふ♥️
一流は、それなりに苦労するのでしょう。💦
皆さん、彼女の愚痴を是非、聞いてあげて下さい。😅
♥️ 柊紅葉 ♥️
✨プロフィール✨
名前: 一ノ瀬 結衣(いちのせ ゆい)
年齢: 28歳
職業: 都内外資系 5つ星ホテル「ザ・ロイヤル・オーキッド東京」
フロントクラーク(勤務4年目)
外見: 身長172cm。すらりとした長身で、
制服のタイトスカートを颯爽と着こなす。
同僚からは「モデル並みのプロポーション」と羨まれるが、
本人は「肩幅が広くて可愛げがない」と
少しコンプレックスに思っている。
髪は夜会巻きで隙ひとつないが、
家ではボサボサのまとめ髪にスウェット。
性格: 表(仕事): 冷静沈着、完璧な敬語、常に微笑みを絶やさない
「氷の微笑(アイス・ビューティー)」。
裏(日記): 毒舌、庶民派、実はかなりの食いしん坊。
理不尽なゲストへの愚痴を日記に叩きつけることで
精神の均衡を保っている。

2025年12月28日(日)「仮面の再装着、あるいは戦場への帰還」
午前6時。
枕元で鳴り響くアラームを、親の仇のような勢いで叩き潰した。

昨日までの「ただの食いしん坊な女」は、今この瞬間、再び死んだ。

鏡の前で、ぼさぼさの髪を霧吹きで湿らせ、

一ミリの乱れもない夜会巻きにまとめ上げていく。
ピンを刺すたびに、意識が鋭く研ぎ澄まされていく。
これは身支度ではない、武装だ。

ロビーに降り立つと、
そこにはもうクリスマスの「愛の残り香」なんて微塵もなかった。
巨大な門松が運び込まれ、
スタッフたちがせわしなく「和」の設えを整えている。

この手のひらを返したような変わり身の早さ、嫌いじゃない。
午前10時、チェックイン開始。
早くも現れたのは、親戚一同を引き連れた「地方の名士」風の大家族。

「孫がロビーで走り回っても、ここは一流ホテルなんだから大目に見ろよ」
と言わんばかりの祖父の視線。
「さようでございますか、お元気なお子様で何よりでございます。
他のお客様の安全のため、スタッフも注視させていただきますね」
微笑みは120点。

心の中では、その走り回る子供たちを全員、
一列に並べてマナー研修を受けさせている。
午後3時。
着物を着た「超」上得意様が到着。
彼女のこだわりは、部屋の湿度が常に55%であること。
「一ノ瀬さん、あなたがいると安心するわ」

その言葉と共に手渡された心付け(ポチ袋)。
心なんて一ミリもこもっていない微笑みを返しながら、
脳内の計算機が「これで帰りに高い日本酒が買える」とはじき出した。

休憩中、バックヤードで冷めた緑茶を啜る。

ふくらはぎは、すでに数時間後の悲鳴を予感してぴりついている。

スマホを覗くと、
地元の友人から「忘年会なう!結衣も来ればよかったのにー」
という楽しげな写真。
……場違いな場所に咲く花ほど、早く枯れるのよ。

私はそのままスマホをロッカーに放り込み、
再び「氷の微笑」を顔に貼り付けて表舞台へ戻った。

今日から三が日が明けるまで、私の名前は「一ノ瀬結衣」ではない。
「ザ・ロイヤル・オーキッド東京」の、完璧な歯車の一つだ。
帰りのコンビニで、お正月を先取りして
「ちょっといい栗きんとん」を買った。

これを肴に、深夜の反省会(という名のひとり酒)を開催してやる。

その前に、カップ麵を頂く自分に、「良く頑張ったね!」 ご褒美。
そして、
明日も、明後日も、私は世界で一番美しい嘘をつき続ける。

💖柊紅葉でした💖
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お読みになってくださり有難うございます。よろしければ応援頂ければ幸いです。皆様が興味を引く様な記事を書き続けて行きたいと思って折ります。
今後もご期待下さい。❤️