Zorin OS 18|眠っていたPCにインストールしたストーリーとファーストインプレッション
眠っていたHP Chromebook x360 14cに最新の Zorin OS 18 をインストールし使い始めたので、そのファーストインプレッションを今回も物語風に紹介します。
プロローグ

ヒロは、今年の2月までは3DCGアプリのDAZ StudioやBlenderなどを使った3D女性モデルの作品づくりを、25年前にPoserで始めた3D美少女CG作品づくりの延長線上で行っていた。

しかし、DAZモデルを使う限り、個人ユーザーにとっては高価なライセンス(50ドル/アイテム)を購入しなければ商用利用ができないことに、限界を感じていた。
同時に、昨年から始まった生成AIによる静止画や動画の作品づくりに興味が湧いてきてテスト的に試すうちに、3D生成AIの可能性に興味が移っている。
Meshyなどの3D生成AIを使いこなせば、DAZモデルを使わずオリジナルの3Dモデルを作成し商用利用できるのではないか?
当時の3D生成AIでは、DAZモデルのクオリティーを実現できるレベルではなかったものの、画像や動画の生成AIは想像を遥かに超えて進歩していて、追いつくのがやっとという状況なので、3D生成AIの急速な進歩が期待できる。
PC環境

DAZ StudioやBlenderはWindows版を使っていたが、NVIDIA GPUによる物理シミュレーションや高速フォトリアルレンダリングを行うのに、手持ちのPC環境では限界を感じていた。
・Mac mini Late2012:macOS Catalina終了 → ChromeOS Flex
・HP Chromebook x360 14c:ChromeOS終了予定 → Windows11 24H2
・OMEN by HP 17:Windows10終了予定 → Zorin OS 17(USB SSD)
一方で、3Dを含めた生成AIによる作品づくりでは、Webアプリでほぼ完結できるので、Chromebook Plusが1台あれば十分である。
さらに、Chromebook Plusを買うとGoogle AI Pro(プレミアム)プランが12ヶ月無料で使えるGoogleのキャンペーンが利用できるので、月額2.900円 x 12ヶ月 = 34,800円のメリットがあることに気が付いた。
こうして、従来の3DCGアプリから3D生成AIへの移行を開始・・・
Zorin OSを見直す
現在は、OMEN by HP 17の内蔵ストレージにはWindows11 24H2をインストールし、Chromebook PlusのLinux環境からRemminaでリモートデスクトップ接続して、Windowsアプリ(BlenderやUpscaylなど)を使っている。
このPC環境が気に入っていて今のところ不満は無いが、できれば1台のノートPCで完結できるPC環境があると、バックアップ的にも何かと便利ではないか?
そこで、Zorin OSだとWindows App SupportやLutris WINE環境でWindowsアプリがそこそこ使えるし、ブラウザーから3D生成AIも使えるので、Zorin OSの最新版をインストールして使ってみることにした。
今はWindows11で使っているBlenderやUpscaylなどのアプリはLinux版があるので、Zorin OS上でLinuxアプリを使うメリットがある。
Windows11化しているHP Chromebookでも完結できるのだが、タッチパッドが使えないことや、Windows11はWindows Updateのトラブルが多く無駄に時間を取られるのと、同じPCスペックだと相対的に使い勝手が悪い・・・
夕食タイム

17時を回ったので、Zorin OSのインストールに取り掛かる前に、休憩も兼ねて、少し早いが夕食にする。
料理を作るのが面倒だったので、インスタント焼きそばに冷凍餃子、味噌汁、キムチと簡単に済ませる。
食事が済むと、いつものようにテレビでYouTube動画やアマゾンプライムの映画を見始めてしまい、iPad miniでKindle本を読んだりしていると、Zorin OSのインストールを翌日以降に延期することにした・・・
ファーストインプレッション
インストール後、試しに使ってみた感想は、Windowsよりは明らかに良いが、Chromebook Plusとの比較はこれからという感じである。
Windows11ではタッチパッドが使えなかったが、Zorin OS 18では普通に使え、「設定」でタッチパッドの各種設定ができるので、手持ちの機材の活用という観点からも、復活させて良かったと思える。
Chromebook PlusもLinux環境でLinuxアプリがある程度使えるが、仮想Linux環境なので制限が多く使い勝手が悪い。
一方で、ネイティブなLinux環境が使えるZorin OSの方が、LinuxアプリのインストールやWindowsアプリ(WINE)などの使い勝手が格段に良い。
さらに、Googleドライブなどのクラウドストレージの使い勝手と、iPad miniやアンドロイドスマホとの連携などを、実際にメインPCとして使いながら感覚的な部分も含め検証していくつもりである。
インストールの準備

インストールPC
インストール先のPCはHP Chromebook x360 14cである。

購入当時はハイエンドのChromebookとして使っていたが、Linux(Zorin OS 17 Pro)をインストールしてWindowsアプリをWINEで使ったり、仮想Windowsをインストールするなど、ローカルPCで3DCGアプリ(DAZ Studio, Blender)が使えるようにする試みを始めた。
その後、Windows11 24H2をインストールし使い始めたものの、WindowsはZorin OSやChromebookに比べると使い勝手が悪く、Windows Updateなどのトラブルで無駄に時間を取られる事が多かったのでお蔵入り・・・
今回、最新のZorin OS 18をWindows11の代わりにインストールし、試してみることにした。
Zorin OS 18 Core をダウンロード
2025年10月14日に、Windows10のサポートが終了したのと同時期にリリースされた最新Linuxディストリビューションの Zori OS 18。

「Download」をクリックし、Core(無料)または Pro(8,888円)をダウンロードする。
★ 私の場合は、Zorin OS 17 Proのライセンスを購入し使っていたが、18では新たにライセンスを購入し直す必要があるので、今回は無料のCoreをとりあえず使ってみて、必要であればProにアップグレードすることにした。

「Download」をクリック。

Skip to download > をクリックし.isoファイルをダウンロードする。

★ 通信速度は約170Mbpsなのにもかかわらず、Zorin OSのサーバーが混みあっているせいか、かなり時間がかかった(約11分)・・・
インストール用USBメモリーを作成
Zorin OSのインストール用USBメモリーの作成には、Zorin OSからは「balenaEtcher」が推奨されている。

私の場合は、個人的に実績があるChromeブラウザーの拡張機能「Chromebookリカバリユーティリティ」を使いインストール用USBメモリーを作成した。
★ この方法はLinux版Chromeブラウザーでは使えないので、その場合はZorin OSが推奨しているbalenaEtcherなどの方法を使う。
インストール
今回は、Windows11がインストールされている内蔵ストレージにZorin OS 18を上書きインストールするので、Windowsのデータはすべて削除される。
Windowsはそのままにして、外付けUSB SSDにZorin OSをインストールする場合や、NVIDIAドライバーも同時にインストールしたい場合は、以下の記事が参考になる。
インストール用USBメモリーからブート
Windowsをシャットダウンし、インストール用USBメモリーを挿入し、電源を入れる。


私の場合は、HP Chromebookの画面の下に「Press ESC for Boot Option/Settings」と表示されるので、ESCキーを押す。

下矢印キーで「Boot Menu」にハイライトを移動しEnterキーを押す。

「USB: KIOXIA TransMemory」を選択しEnterキーを押し、USBメモリーからブート。

「Try or Install Zorin OS」メニューが選ばれていれば、そのままでブート。
★ NVIDIA GPU内蔵PCの場合は、下矢印キーを押して「Try or Install Zorin OS(modern NVIDIA drivers)」にハイライトを移動しEnterキーを押す。

「Ctrl + C」を押しチェックをキャンセル。

Zorin OS 18 をインストール
左下のメニューの最後の「日本語」を選択。

右側の「Zorin OS をインストール」をクリック。
★ インストールする前にZorin OSの使い勝手を試したい場合は、左側の「Zorin OS を試す」をクリックすると、WindowsはそのままでUSBメモリーからZorin OSのお試し版を起動できる。
Windowsとデュアルブートしていて、Zorin OSが起動できなくなった場合も「Zorin OS を試す」で修復することができる。

Wi-Fiネットワークを選択しパスワードを入力すると、しばらく待ってから接続され「キーボードレイアウト」画面が表示される。
★ 私の場合は、接続されるまで約5分かかった。以前のバージョン17をインストールした時はすぐに接続されたので、おそらくはZorin OSのサーバーが混み合っていて時間がかかったのではないか?と推測。

「Japanese」が選択されているので、このまま「続ける」をクリックし、以後は画面の指示に従いインストール。


「今すぐ再起動する」をクリック。

ここでインストール用USBメモリーを取り外し、ENTERキーを押す。
初期設定
起動とログイン

「Zorin OS」が選択されている状態でENTERキーを押しZorin OSを起動する。
★ Windowsとのデュアルブート(外部USB SSDにZorin OSをインストールした場合)では、この画面でWindows Boot Managerを選択し、Windowsを起動することも可能。

ユーザー名を選択しENTERキーを押すか、ユーザー名をクリック。

★ ここで、画面右下の歯車アイコンをクリックすると、デフォールトのWaylandかXorg(ディスプレイサーバープロトコル)の切り替えが可能
(通常はデフォールトのWaylandでOKだが、NVIDIAドライバーを同時にインストールした場合は、Xorgに切り替えた方が安定するかも🦆)


パスワードを入力しENTERキーを押してログインする。

ソフトウェア・アップデート
左下のZアイコンをクリック。

右下の「設定」をクリック。

左メニュー最下部の「システム」をクリックし、「ソフトウェアのアップデート」をクリック。

「今すぐインストールする」をクリック。


ファイルマネージャー
タスクバーの左から3番目のアイコンをクリック。

初期設定ではシンプルな表示形式だが、トップのハンバーガーメニュー(設定)やスリードットで設定変更が可能。
ソフトウェア
タスクバーの左から4番目のアイコンをクリック。

Linuxアプリをここからインストールできる。左上の虫眼鏡アイコンをクリックし、キーワードを入力するとアプリの検索が可能。
標準ブラウザー(BRAVE)
タスクバーの左から2番目のアイコン、または「Zメニュー > インターネット > Brave Web Browser」をクリック。


シャットダウン
画面右下のWi-Fi/スピーカーアイコンをクリック。

右上の電源アイコンをクリックし「電源オフ…」をクリック。

「電源オフ」をクリックし、シャットダウンする。
2画面表示

外部ディスプレイを繋いで2画面表示を確認しOK。
マウスカーソルは外部ディスプレイと内蔵ディスプレイの間で行き来ができるので、3D生成AIのMeshy AIを外部ディスプレイに大きく表示し、内蔵ディスプレイでnote記事を書き始めた。
一段落したので夕食にしよう。オムライスが食べたくなった・・・

まとめ
眠っていたHP Chromebook x360 14cに最新のZorin OS 18 Coreをインストールし使い始めたので、そのファーストインプレッションとインストール方法などを物語風に紹介しています。
今後は、現在の3D生成AIを使った3D女性モデルの作成に即した使い方をZorin OSで行いつつ、Linuxアプリやブラウザーの使い勝手や検証したテクニックなどについてレポートしていきたいと思います。
