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『Zorin OS 18』がリリース~更なるユーザビリティの向上が見られます、前回のバージョンからの相違点を中心に紹介します

初めに

自分が一押ししているLinux『Zorin OS』の最新版である『Zorin OS 18』がリリースされました。10月14日、Widnwos 10のサポート終了に合わせてのリリースです。
今回のバージョンについて、以前のバージョンと比較しながら、デスクトップ操作等の使い勝手を中心に、細かく見ていきたいと思います。


ZorinIOSのホームページ(画像クリックで遷移します)

初回起動のWelcome画面

初回起動時には、Welcome画面が表示されます。

Welcome画面では、簡単に操作方法の説明があります。
メニューの開き方等の本当に基本的なことから、

メニューの開き方

“Zorin Appearance”というレイアウトなどの外観を変更できるアプリで、4つのデスクトップレイアウトを切り替えることが出来ること、

Zorin Appearance
デスクトップレイアウトの選択

ちなみに無料のCoreバージョンならば、デスクトップレイアウトは、4つですが、有料のProバージョンにアップグレードすると、さらに4つ、計8つのデスクトップレイアウトから選択ができます。

Proバージョンへのアップグレード

他にもオンラインアカウントの登録や、“Zorin Connect”というスマートフォンとのデータ送受信や、スマホから『Zorin OS』を操作できるようになるアプリの紹介などもしてくれます。

ウィンドウの分割機能

今回のバージョンでデスクトップを分割し、各ウィンドウを綺麗に整列してくれる機能が、強化されました。Windows11っぽくなっており、ウィンドウをつかんで、デスクトップの上部にもっていくと、どのような配置にするか選択することが出来ます。Windows11と遜色のない使い勝手です。

ウィンドウの整列機能

また、Windows 11 よりも優れている点は、開いているウィンドウのタイトルバー部分を右クリックすることで表示されるメニューからでも、ウィンドウの配置の調整ができます。少ないマウスの移動で、やりたい操作ができる、こういったユーザビリティの高さが『Zorin OS』の良い点だと思います。

ウィンドウの分割機能

また、この右クリックメニューには、他にもスクリーンショットを撮ったり、ワークスペース間を移動したり、全てのワークスペースにアプリを表示させたりなど、デスクトップを操作する上で便利な機能にアクセスすることが出来ます。

外観の設定

デスクトップのアニメーション効果

視覚的に面白いアニメーションを用いたデスクトップ効果のオン・オフが簡単に出来ます。こちらの機能は、今回の新機能というわけではありません。
「Zorin Appearance」から、「効果」のカテゴリーを選択してください。
“ゼリーモード”、“デスクトップ・キューブ”、“空間的なウィンドウの切り替え”があります。

視覚的な効果のオン・オフが出来ます

まず、ゼリーモードは所謂揺れるウィンドウの効果です。

ゼリーモード

デスクトップ・キューブは、ワークスペース切替時に3Dアニメーションで切り替えてくれます。

デスクトップ・キューブ

空間的なウィンドウの切り替えは、Alt-Tabによるアプリの切り替えを3Dアニメーションで表示してくれます。

空間的なウィンドウの切り替え

テーマ

外観の設定では、テーマをライトモードからダークモードへ変更したり、アクセントカラーの選択ができます。ライトモード、ダークモードは時間帯で切り替えることも出来ます。また、今回のバージョン『Zorim OS 18』では、アクセントカラーが少し増えていて、イエロー等が追加になっています。

Zorin OS 18のアクセントカラー
Zorin OS 17のアクセントカラー

その他機能

その他、デスクトップのカスタマイズとして、デスクトップ上にホームディレクトリや、ゴミ箱等のアイコンを表示させるかどうか、また、閉じるボタン、最小化ボタン、最大化ボタンをWindowsのように右に表示させるか、Macのように左側に配置させるかを切り替えたりも出来ます。このあたりはLinuxデスクトップならば、当たり前の機能ですね。

スタートメニュー

アプリケーションメニュー

スタートメニューですが、標準ではカテゴリー表示になっています。“アクセサリー”、“インターネット”、“オフィス”等、これらにカテゴライズされたアプリが登録されています。個人的にこのカテゴリー表示が使いやすくて良いです。

カテゴリー表示

下の方にある“すべてのアプリ”をクリックすると、アルファベット順にすべてのアプリが表示されます。アルファベット毎にラインが引かれて、仕切りで分けられていますね。

アルファベット順に表示

前回までのバージョンでは、こういったアルファベット毎にラインは入っていませんでした。全てのアプリケーションを表示させる形式に関しては、よりWindowsにより近くなった感じですね。

Zorin 17では、アルファベット事に仕切られていませんでした

電源コントロール関係のボタン

スタートメニューのちょっとした変更点ですが、スタートメニューの下部にある電源コントロールのボタン類から再起動専用のボタンが無くなり、電源ボタンに統一され、クリックすると再起動のメニューが表示される形式になりした。

Zorin 18の電源コントロール
Zorin 18の電源コントロール(クリックしたところ)

Zorin OS 17では、シャットダウンと再起動のボタンは、それぞれ別に独立していました。

Zorin OS 17の電源コントロール

アプリケーション

ブラウザ

次はアプリケーションについて。ブラウザは『Brave』というアプリが標準ブラウザとなりました。Chromium(2025年10月18日訂正)Firefox派生のブラウザで広告ブロックの機能がデフォルトで有効化されているセキュリティの高いブラウザになります。

ブラウザ『Brave』

Officeソフト

Officeソフトは、定番中の定番、『LibreOffice』がプリインスインストールされています。[Super]キー+[Space]キーで“Mozc”に切り替えて、[半角/全角]キーを押すことで、日本語入力が可能になっています。このあたりはUbuntuなんかでも同様の操作ですね。

LibreOffice

そして、この上部のメニュー部分ですが、カスタマイズされていて、Microsoft Officeのような、タブ型のカテゴライズされたメニューになっています。
昔ながらのシンプルなメニューも良いですが、最近はこのMicrosoft Officeで使用されているメニュー表示の方が慣れてしまいました。こんな風に初めから、このレイアウトにしてくれているのも高評価点です。

LibreOfficeの上部のメニュー部分

ペアレンタルコントロール

ペアレンタルコントロール機能もあります。管理者アカウントから特定のユーザーアカウントに、パソコン操作の制限をかけることが出来ます。

ペアレンタルコントロールのメニュー

ユーザーアカウントが1つも登録されていないと、このようなウィンドウが表示されます。

ペアレンタルコントロールの画面

「User Setting」ボタンをクリックすることで、ユーザー登録画面に遷移します。
ユーザーを登録すると、「ペアレンタルコントロール」の項目がありますので、そちらをクリックすると、ペアレンタルコントロールの画面が再び開きます。こういったウィンドウやアプリケーション間で、手順にしたがって、画面が遷移してくれるのはありがたいです。いちいちアプリケーションメニューを開いて、該当のアプリを探して起動とかしたくないですしね。

ユーザー登録後、ペアレンタルコントロールをクリック
再び、ペアレンタルコントロールの画面が開きます

ペアレンタルコントロールでは、ブラウザを閲覧できなくしたり、特定のアプリを表示しないようにすることが出来ます。

ブラウザやアプリを制限

ひとまず、システム関係のアプリを制限し、ユーザーが勝手にアップデートしないようにしてみます。

システム関係の

また、ブラウザも制限してみました。

ブラウザを制限

該当のユーザーで再ログインをしたところ、制限をかけたアプリはメニューから表示されなくなりました。また、ブラウザもメニューやタスクトレイから表示が消えました。こんな感じで、ユーザー権限の操作を制限することが出来ます。

制限をかけたソフトウェアの更新関係は表示されなくなりました
ブラウザ『Brave』も非表示になりました

まとめ

今回は、『Zorin OS 18』のデスクトップの操作や機能の改善点を中心に紹介させていただきました。
『Zorin OS』は、そもそも完成度が非常に高く、以前から自分の一押しのLinuxでしたが、今回のバージョンでは、Windows 11の良い部分を取り入れ、さらに使い勝手を向上させた印象を受けます。少ないマウス操作で操作したい機能やアプリにたどり着ける等、使っていてストレスがないOSです。
Windows 10のサポート期限が切れて、11へのアップデート対象外のパソコンを持っている方は、試しに導入してみてはいかがでしょうか。




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