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英会話初心者ー日本人の9割は英語の片言さえ話せない。でも、あなたはどう?

こんにちは。ARYAアーヤです。

前回の英会話講師のノートでは、英会話を楽しむために欠かせない質問力についてお話しました。

https://note.com/code_arya2025/n/n553e8df40828



しかし、どんなに質問のパターンを知っていても、 「間違えたらどうしよう」という気持ちがあると、 なかなか口が開かないものです。

今回は、その根っこにある「間違いへの恐怖」について。
そして、多くの人が見落としている、大切なことについてお話ししたいと思います。

最後には、英語が出てこないときに使える
「お助けつなぎフレーズ」もご紹介します。


その前置きいりません

生徒さんたちが英語日記を発表するとき、
「間違ってるかもしれないけど……」 という前置きがつくことがあります。


また、リスニング課題の後
「全然分からなかった……」と。

そんな時私は、

「その前置き、いらないよ〜」

「全然じゃなくて、難しかったけど、分かったところもある。だよね~」

最初はうっかり出ちゃうけど、繰り返し声をかけると、だんだん減っていく。

言葉が変わると、意識が変わる。

ネガティブな前置きを外していくことが、「間違いへの恐怖」を和らげる第一歩なんだと思います。


たどたどしく話すこと。
自信なさそうに言葉を選ぶこと。

それ自体が悪いのではなく、「間違えてはいけない」という思い込みが、英語を話すことのハードルを必要以上に高くしてしまっているように見えるのです。


片言の日本語、笑いますか?

もし、外国の方が覚えたての日本語で一生懸命話しかけてきたら。

言葉の使い方が少し違っていても、文法が完璧じゃなくても、

「何を言いたいんだろう?」
と、耳を傾けませんか。

私は、そうします。
伝えようとしている、その姿勢を大切にしたいから。

「この人の日本語、変だから聞かない」
そんな人、どれくらいいるでしょうか?


英語も、同じだと思うのです。

たどたどしい英語でもいい。
文法がバラバラでもいい。

伝えようとすることが、何より大事。

そのチャレンジの繰り返しの中で、少しずつ、確実に、言葉は育っていきます。



「片言でも話せる」って、実はすごいこと


ここで、多くの人が見落としている、大切なことについてお話ししたいと思います。

「片言でも話せる」って、本当はすごいことなんです。

多くの人は、「片言」を「まだまだダメ」だと思っています。

 
「ペラペラじゃないから、恥ずかしい」 
「もっと勉強してから話そう」

でも、考えてみてください。

小学・中学・高校・大学と、10年近く英語を勉強しても、多くの日本人は「片言すら話せない」んです。

英語で自己紹介できない。
昨日のことを説明できない。
道を聞かれても、答えられない。


片言すら話せない人 →  圧倒的多数
片言でも話せる人 →  圧倒的少数

なんです。 だから、もしあなたが、

"I... hmm... yesterday... went to park."

こんな風に、たどたどしくても、何か言えたなら、 それは「まだまだ」じゃなくて、「すごい」 ことなんです!!



私自身、そうやって英語を学んできました。

片言でも、文法がめちゃくちゃでも、

「こういうことが言いたいのね」と、
リフレーズしてもらう。

そこから、「あ、そう言えばいいんだ」 
と学ぶ。

その積み重ねが、今につながっています。

そして、今でも週に1回、英会話のレッスンを受けています。

なぜなら、日本で暮らしていると、英語を使わないので rusty(さび付く)になってしまうから。

そのレッスンでは、「話す」ことが目的なので、 あえて簡単な文法だけを使って会話しています。

時々、過去完了とか入れてみたりもするけれど、 正直、使わなくても会話は成り立つ。
複雑な文法より、シンプルな言葉で伝え続けること。
それが、会話を続けるコツだと、 今も、レッスンのたびに実感しています。


よく考えてみると、日本語だって私たちは間違えて使っていることがたくさんあると思います。

たとえば、「食べられる」「見られる」が正しいと知りつつ、「食べれる」「見れる」と言うこともある。

敬語も、これで合っているのか少し不安なまま使っていることがあると思います。

それでも、会話はちゃんと成り立っているし、日常生活も問題ない。

なのに、英語になると、急に「間違えてはいけないもの」になる。

それって、少し不思議だなと思うのです。





360時間=7年半

ここで、環境の力について考えてみたいことがあります。

英語圏に、英語ゼロの状態で行った人が、3か月ほどで日常生活が回るようになる。 そんな話を聞いたことがあります。

仮に1日4時間、英語に触れていたとすると、3か月で約360時間。

一方、日本で週1回60分の英会話レッスンだと、同じ360時間に達するのは、約7年半かかります。

この差は、時間の量だけではなく、  「間違えながらでも話さざるを得ない環境」「間違えないように準備できる環境」の違いなのだと思います。

海外では、完璧じゃなくても伝えなければ生活が成り立たない。
だから、間違いを恐れる余裕がない。

でも日本では、準備して、考えて、正しい英語を話そうとする。
その慎重さが、かえって一歩を踏み出しにくくしているのかもしれません。

「7年半もかかるなんて、長い」そう感じる人もいると思います。
でも、私の生徒さんの中には、10年以上続けている生徒さんも、実際にいらっしゃいます。

特別な才能があったわけではなく、地道に、楽しみながら続けてきただけです。

英語を、生活の中のひとつとして、無理のないペースで積み重ねてきただけ。

私の生徒さんの多くは女性です。
レッスンに来てくださる理由も、さまざま。

  • 日常から少し離れて、ほっとできる時間

  • 英語を話している、その時間そのもの

  • 新しい刺激や、気分転換

そうしたものを大切にして、通ってくださっています。


自信より、許可

「片言でも話せる」というのは、決して『まだまだ』な状態ではありません。むしろ、多くの人が越えられない壁を突破した、圧倒的少数派の『すごい』状態なんです。

でも、その『すごさ』を自分に認めてあげるためには、自信がつくのを待っていてはいけません。

必要なのは自信ではなく、自分への『許可』。
完璧じゃないまま話す自分を、カッコ悪いままの自分を、『それでいいよ』と許してあげること。そこからすべてが始まります。

大人の英語学習は、自信を積み上げる練習ではなく、自信がなくても話せる自分を許す練習なのかもしれません。

 間違いも、たどたどしさも、全部ひっくるめて、「あなたの英語」です。
そしてそれは、たいてい相手に届きます。

片言を、その時々を、楽しみましょう。

ここまで読んでくださって、ありがとうございました。

最後に、勇気を出して口を開くあなたを助けてくれる「お助けつなぎフレーズ」をご紹介します。

完璧を目指さず、まずはこれらを武器に、会話のキャッチボールを楽しんでみてくださいね。


お助けつなぎフレーズ集


✦考える時間がほしいとき
・Let me think...(えーっと…)
・How can I say...(なんて言えばいいかな)
・Give me a second.(ちょっと待って)
・Hmm...(うーん…)

黙り込むより、「今考えてるよ」という合図を出す。 沈黙が気まずくなくなります。

✦言い直したいとき
・Sorry, I mean...(ごめん、つまり…)
・Let me say that again.(もう一回言うね)
・Wait, that's not right.(あれ、違うな)
・I mean, ○○.(つまり、○○)

間違えても、その場で修正すればいい。
「間違えた→終わり」じゃなく、
「間違えた→言い直す」の流れを作る。


✦助けを求めるとき

・How do you say ○○ in English?(○○って英語でなんて言う?)
・What's the word for...?(…ってなんて言うんだっけ?)
・Can you help me?(教えてもらえる?)
・I don't know the right word, but...(正しい単語わからないけど…)

「わからない」を隠すより、素直に聞く。
 相手も協力してくれるし、そこから学べる。

✦確認したいとき
・Is that correct?(これであってる?)
・Does that make sense?(伝わってる?)
・Do you understand?(わかる?)
・Am I making sense?(ちゃんと言えてる?)

 不安なまま進むより、確認しながら進む。
 相手も「伝わってるよ」と教えてくれます。

こういうフレーズを知っているだけで、 「言葉が出ないまま固まる」のではなく、 「考えながらでも話し続ける」ことができます。 間違えない英語を目指すのではなく、 間違えながらでも進める英語を目指す。 
そのための、小さな道具です。

片言でも、あなたは英語を話せている。
すごいのです。それを忘れないでください。


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