AI時代の創作メモ|ランキングは作品を評価しているのではなく、ただ均質化させているだけな気がしてきた。なぜWeb小説は似た作品ばかりになるのか(#創作論 #Web小説 #note #エッセイ #書籍化 #生成AI #画像生成AI)
こんにちは。こんばんは。
普段はラノベを書いている「うら表紙」と申します。
かなり前に、
カクヨムでとんでもなく文章の上手い作家さんと
交流していた時期がありました。
私なんかでは足元にも及ばないレベルの表現力と、
圧倒的な歴史的知見を持った方です。
「なんでこんな人がWeb小説を書いているんだろう」
と思うくらいでした。
でも、その方はある日、
作品を削除していなくなってしまいました。
当時は理由がわからなかったのですが、
最近になって別の見方をするようになりました。
アルゴリズムです。
今のプラットフォームは、
良い作品を探しているというより、
離脱されにくい作品
多数に読まれる作品
反応がいい作品
を探しているように見えます。
もちろん、それ自体は悪いことではありません。
ただ、その評価軸に合わせて全員が作品を調整し始めると、
同じものばかりが量産されはじめる。
noteでもそういった記事を見かけることが多くなりました。
重厚な物語や美しい日本語は、
今のWeb小説市場と相性が良いとは言えません。
そういう厚みのある作品は、
アルゴリズムから見れば
途中で離脱される作品という評価になる。
すると書き手は学習します。
難しいことは避けよう。
複雑な構成はやめよう。
離脱されない形にしよう。
その結果、
作品から少しずつ個性が削られていく。
実は私の小説も、最近はかなり言葉が平易になり、
スルスルと読める構成にあえてしています。
だから、
「読者が似た作品を求めている」のか、
それとも
「アルゴリズムに最適化した結果、似た作品が増えている」のか、
そんなことをつい考えちゃうんですよね。
KADOKAWAの出版赤字を思えば、
“お金を出すほどではないけれど、読みたいもの”
それが今のweb小説の立ち位置なのだろうか?と
不安に思う日もあります。
こんな感じで、自分の文章の価値について、
深く考えることが多くなりました。
あとがき:
先週の「本」の記事がきっかけで、最近は寝る前に東洋哲学を聴いています(オーディブル)。「在ること」そのものを肯定する思想に触れながら眠りについた翌朝の日課で流れてきたポッドキャストのテーマが、まさかの「官能小説の言語学」(笑)朝と夜で温度差が激しすぎて、自分でも情緒!!って思いました。でも、不思議なことに両方深いんです。方向性はまるで違うのに、どちらも人間という生き物を深く掘り下げている感じがするんですよね。
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カランコロン

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