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AI時代の創作メモ|本は、ときどき人生を連れてくる。あなたの世界を広げた本は何ですか?(#読書 #本好き #創作論 #読書記録 #エッセイ #書籍化 #生成AI #画像生成AI)

こんにちは。こんばんは。
普段はラノベを書いている「うら表紙」と申します。

皆さんには、
「この本がなければ今の私はなかった」
そんな一冊ってありますか?

私はあります。

かなり有名な本なのでご存知の方も多いと思うのですが、
『嫌われる勇気』です。
アドラー心理学をベースにした本で、私はこの本にものすごく影響を受けました。

正直に言うと、
当時の私はずっと「家族の幸せ」を背負わなければならないと思い込んでいて、
そのことでかなり苦しくなっていた時期がありました。

そんな時にこの本と出会って、考え方が180°変わり、心が救われました。

だから今でも、本って不思議だなと思います。
読むタイミングや、その時の自分の状態によって、
一冊の本が人生に与える影響って全然違うんですよね。

なんだか人との出会いにも少し似ている気がします。

同じ人と出会っても、
10代の自分と今の自分では受け取り方が違うように、
本もまた、その時の自分だからこそ響く瞬間があるのだと思います。

最近はAIも発達して、本の要約を簡単に読めるようになりました。

便利な時代になったなと思う一方で、
私は『嫌われる勇気』と出会ったのが、
そういう時代の前で本当に良かったとも思っているんです。

たぶん、あの頃の若い私が今の環境にいたら、
まず要約を読んで満足してしまっていた気がします。
「なるほど、そういう考え方もあるんだな」
それだけで分かった気になっていたかもしれません。

実際に本を読んだ今だから分かるのですが、
私が影響を受けたのは結論そのものではありませんでした。

哲人との対話を追いながら、
一歩ずつ考えていく過程そのものに意味があった。

対して、要約は、誰かが山の頂上まで登って撮った見晴らしを、
写真一枚(結論)で見せてもらうようなもので、そこには過程がありません。

時短でわかりやすく、
その場では「なるほど」と納得できるのですが、
自分の足で考えたり迷ったりしながら辿り着いたわけではないので、
数日経つと綺麗に忘れてしまうことも多い。

読書で得られるものと要約で得られるものでは、
心への残り方や浸透の仕方が違うのですよね。

読書は一歩一歩、大地を踏みしめながら山に登るからこそ、
途中で迷ったり、
思わぬ景色に出会ったり、
本筋と関係ない部分に心を動かされたりする。

そういう寄り道まで含めて読書なんだと思います。

私は小説も好きなので、映像化された作品を見る機会もよくあります。
もちろん映像には映像の良さがあります。
でも毎回思うんです。

「ああ、やっぱり本で読んだ時の方が濃かったな」って。

内容の厚みや情報量、
積み重ねられた描写の密度、
そういう部分は、
映像化の際にどうしても尺の都合で削られてしまうことが多いんですよね。

もちろん映像には映像の良さがありますが、
本は時間の制約が少ないぶん、
人間関係や心の動きをじっくり積み重ねられるので、
濃く感じるのかもしれません。

深く味わうという意味では、やっぱり本に軍配が上がります。

最近では「読書は特殊能力」とまで言われるようになりましたし、
映像と本を行き来できる人は、
これから少しずつ減っていくのかもしれません。
数年後には「本は高級品になる」なんて話まで聞くようになりました。
だからこそ、本を読む体験そのものが今まで以上に貴重になっていく気がしています。

一方でnoteには本好きな方が多い印象があります。
読むだけでは飽き足らず、
自分でも文章を書いたり、
創作をしたりしている方もたくさんいますよね。

だから思ったんです。

私が『嫌われる勇気』に救われたように、
このnoteを読んでくださっている方の中にも、

「この本に出会ったから世界が広がった」

そんな一冊を持っている人が結構いるのではないか、と。

なので今日は、少しだけ皆さんの本棚を覗かせてもらえたらうれしいです。

人生を変えた一冊じゃなくても全然大丈夫です。
何度も読み返した小説でも、
誰かの言葉に救われたエッセイでも絵本でも構いません。

私はこういう「誰かの人生に残った本」を聞くのが大好きなので、
もし心当たりがあれば聞かせてもらえたらうれしいです♪


あとがき:
昔の私は、人にあまり興味がありませんでした。でもある時、絵画に詳しい方から「芸術はその時代の空気を映している」と教えてもらい、別の方からは「音楽はプロパガンダにも使われていた」と聞きました。それから芸術を鑑賞する視点が圧倒的に変わったんですよね。豊かになったと言った方がしっくりくるかもしれません。自分ひとりでは辿り着けない景色がある。そう思うようになってから、人のおすすめや好きなものを聞くのがすっごく楽しくなりました。


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