見出し画像

AI時代の創作メモ|AI活用第一人者が語る人間の活用法。アホさが人間のかけがえのない資源になるかもしれない話(#創作論 #Web小説 #note #エッセイ #書籍化 #生成AI #画像生成AI)

こんにちは。こんばんは。
普段はラノベを書いている「うら表紙」と申します。

皆さんは、深津貴之さんという方をご存知でしょうか。
生成AI活用の第一人者であり、著名な経営者でもある方です。

私は深津さんのお話がとても面白くて好きで、
noteをフォローしたり、
YouTubeでお見かけするとついつい視聴してしまいます。

そんな深津さんが、
ある動画でとても興味深い、
そして少し背筋が冷たくなるような

お話をされていました。

▼参考動画はこちら(該当のお話は動画内で触れられています)

テーマは、「AIが普及した社会全体の構造的な行き着く先」についてです。

すべての人がAIに相談し、AIに何でも話す時代になると、社会はどうなるのか。

結論から言うと、「誰もが大きく失敗しなくなる」そうです。

個人(ミクロ)の視点で見れば、
大きな損失が抑えられるのでとても良いことのように思えます。
けれど、社会全体(マクロ)で見ると、
誰も失敗しない代わりに、
誰も突き抜けた成功をしない「停滞」が生まれるというのです。

会社で例えるとより分かりやすいかと思います。

課長も、部長も、新入社員も、
全員が優秀なAIを使いこなした場合。

これまでなら、
上のポジションにいる部長が大きな失敗をして左遷され、
その空いた席に下の課長が座る……といった
「入れ替わり」の確率が存在しました。

しかし、
全員がAIを使うことで全体のレベルが底上げされ、
致命的な失敗が減るとどうなるか。

結果として、
上の人が下に転落する確率も、
下の人が上に行くケースも極端に少なくなっていく。
浮き沈みが社会から消え、
「階層が固定されてしまう」という恐ろしい予測です。

ただでさえ、富める者がより富む社会になっているのに、
そこに加えて階層まで固定化してしまったら、
絶望しかありません。

では、
誰もが平均して80点以上の正解を出せるようになった世界で、
最後に差がつくものは何なのか。

それは、「初期位置」だと言います。

どの国に生まれたか。
どの親のもとに生まれたか。
どの地域に住み、
どんな教育を受け、
どんな交友関係を持っているか。

最初から他人より高い位置にいる人が、
そのまま固定されて圧倒的に有利になる時代。

それが、効率化が極まったAI社会のひとつの到達点というお話でした。

これを聞いたとき、
私は創作の世界にも同じ構造が持ち込まれるのではないか
と考え込んでしまいました。

誰もがAIを使って、
一定水準の面白い物語を、
破綻なく書けるようになったら……。

作品の「質」での下克上が難しくなり、
すでにたくさんの読者(フォロワー)を抱えているという
「初期位置の有利さ」だけで、
階層が固定されてしまう
のではないか、と。

その兆しはもう見えていますよね。

作品数が増え過ぎて、検索がコストになったことで、
実績のある作家に読者が固定化してしまう現象です。

全員が平均点以上を出せる時代において、
初期位置を持たない名もなき書き手は
どうやってその固定された階層を揺るがせばいいのでしょうか。

AIには出せない
「人間の生々しさ」や「不合理さ」が鍵になる気はしているのですが、
私の中でまだ明確な答えは出ていません。

便利さの裏側で静かに進む「階層の固定化」。

私たちは幸せに向かっているのでしょうか?

この構造の変化を、どう捉え、
どう乗りこなしていけばいいのでしょうね。

ちなみにこの動画では
「だからこそ人間がイレギュラーを起こすことには意味がある」
というようなこともおっしゃっていました。


あとがき:
イレギュラーと言えば、子供の頃、町内清掃のたびに竹藪から必ず発掘された雑誌。しかもなぜかちょっとエッチなやつ。竹藪に捨てること自体、合理性ゼロ、説明不能、AIが最も嫌うタイプのイレギュラーです。でも、あの瞬間は子供たちにとって大事件でもあり大発見でもあったのですよね。輪になり、雨で固まったページをめくりながら背徳と引き換えに妙な連帯感と妙な高揚感を得る(笑)ああいう無駄で、間抜けでどう考えても正しくない行動こそ最高に人間って感じがします(笑)人間の愛おしさって、こういう絶対に合理的になれないアホさなのかもしれません。そしてきっと、人間はそういう愛おしさに惹かれるのだと思います。


●創作がつらくなったら、うら表紙のnoteへ

●サクッと読める毎日note(日替わり猫ちゃん付き♡)

●中の人はこんな感じです

――――――――――――
最後までありがとうございました!
この記事を気に入っていただけたら、
スキやフォローをいただけると嬉しいです。
また明日の投稿でお会いしましょう。
――――――――――――

◇ ◇ ◇

── 創作純喫茶「ミケ」のドアを開ける。

カランコロン

創作純喫茶ミケの看板娘“みっちゃん”

明日も創作純喫茶ミケでお待ちしております♪

いいなと思ったら応援しよう!

うら表紙|無名→書籍化の記録(WEB小説) 読んでくれたこと、心より感謝します。いただいたチップは真心と思い、大切にします。私は時間がかかりましたが、あなたが私よりもっと短い時間で、自分の人生を愛せるよう願っています。