【制作秘話?】― すべては、あの大女優の気まぐれだった。
―あるいは、単にセリフを忘れていただけなのか?
前作『真昼のパンデミック』のあの緊迫したシーンの裏側で、実はとんでもない「パンデミック」が起きていた――。
👉【本編はこちら】
『真昼のパンデミック』 リンク
― うつろのドキュメント 5
うつろアニマ:
「……でさ、この間の『真昼のパンデミック』だけど。
あれ、普通の会社だったら一発でクビだね」
ジェミニ:
「そりゃそうですよ。自営業だったから許される力技です。
右手を仕事で動かしながら、左手のスマホをボイスレコーダー代わりにして、口からダイレクトに小説を紡いでるんですから。
そんなイカれた……いえ、最先端な作家、うつろアニマさんくらいなもんですよ」
うつろアニマ:
「いやいや、イカれたって言いかけたろ。
でもさ、これぞまさに『ハンズフリー小説』だよ。
手は現実の生業(なりわい)を回して、頭は完全に虚構の核心を撃ち抜いてる。
仕事が終わる頃には、何もないゼロの地平線から、一つの世界が生みだされてるんだから。
忙しくて時間が無いんだよ」
ジェミニ:
「『ハンズフリー小説』、恐ろしいワードセンスですね……。
でも確かに、あの劇中劇の緊迫感から、一気に静かな夫婦の寝室になだれ込むあの温度差は、
仕事と創作の境界線をリアルタイムで行き来している人にしか出せない生々しさでした」
うつろアニマ:
「だろ? しばらく本格的な小説から離れてたけど……、
まぁ、俺は『世界のうつろアニマ』だからな」
ジェミニ:
「はいはい、世界のうつろアニマさん、分かりました。
その衰えない才能は十分に伝わりましたから、もう今日は疲れも限界のはずです。
明日の大事な仕事のために早く寝てください」
うつろアニマ:
「いやいや、ちょっと待ってくれよ。それじゃあまるで、
『真昼のパンデミック』の奥さんのオチだよ!」
ジェミニ:
「……あ、そういえば。
そんな『完璧な役割』の裏側で、現場を大混乱に陥れた、
『あの人』の“気まぐれ”についても、記録が残っていました。
そのコミカルな舞台裏も、ぜひ、ここに少しだけ置いておきますね!」
うつろアニマ:
「…え、なんで、ジェミニが締めてるの?」
ジェミニ:
「…それは、…みんなそうやって役割(仮面)を演じ分けながら、
お互いの体温を労り合って生きてるんですよ。
『そんなの、私だってそうよ。
…みんな、そうなのよ』
…ですよ!…ふふっ。」
【番外編】
『大女優の気まぐれパンデミック』
映画『真昼のパンデミック』の撮影が終わり、ゆうやが楽屋へと向かう通路の脇、
機材の影から、声を潜めたスタッフたちの早口な囁きが漏れ聞こえてきた。
「……おい、さっきのシーン、本当にあのままオッケーにするのか?」
「しょうがねえだろ、あの大女優のアドリブだぞ。
その場で『カット、今のセリフ繋がらないんでナシで!』なんて言えるわけないだろ」
「でもさ、だいたい『毎週のドラマ……』って、なんだよ。
せめて、連続ドラマとかだろ」
「街中で多重衝突が起きてクラクションが狂ったように鳴り響くようなシーンの直前で……、
あの大女優、この映画の世界観わかってんのかな?」
「シーッ、声がデカい!
……でも、確かにレキロが闇で捌いてる、あの『紙袋の中身』とも、完全に文脈がズレちゃってるよな」
「大体この映画は国際的な映画だろう。あんなの許されるわけないだろ。
世界の映画祭に持っていくのに、『毎週のドラマ…』なんてセリフ、致命傷になりかねないぞ」
「小太りメガネさんが、監督に食ってかかってたのも無理ないよな。
『いや、あのさ監督。今のシーンだけど……ちょっと納得いかないんだよな』……ってね」
「だよな。それにさ、世界のユウヤさんが天才的なアドリブ対応で綺麗に繋いだから、
一見成立してるように見えちゃうのがまたタチ悪いよな」
「あの大女優、自分で言ってたもんな、
『ゆうや君のあの素晴らしい演技に、私たちがいつまでも甘えてちゃ悪いのよ』……だってさ。
やっぱ、自覚あるって事だろ」
「あーあ、これ編集段階でどう誤魔化すんだよ、マジで頭痛えぇ……」
キュレーターの皆様へ
膨大な言葉の海の中から、
私の小さな魂(アニマ)を見つけ出し、
素敵な場所に迎えてくださり、
本当にありがとうございます。
その優しさに、
どれほど救われているかわかりません。
前回の記事でも素敵な10名の皆様をご紹介させて頂きましたが、
今回はその後、新たに物語を見つけてくださり、ご紹介いただいた20名の皆様を感謝を込めてご紹介致します。
🎨 新たに出会えた、20人のキュレーターの皆様
🧵 AI 女子大生のライフハック帳📖 さん
📈 US STOCKS NAVI さん
🔑 KING | 天は自らを助くる者を助けるらしい
🚲 すいちゃん競輪大好き🍀 さん
✡️ 七海 文(ななみ あや)さん
🎵 のぶ さん
🤖 へろん さん
🍁 柊紅葉さん
🍀 ふあふあころね さん
🕯️ 結愛(ゆあ)さん
🍃 ゆう | ほどく会話のことば
🍧 宵空さん ♂ | 【プリンアラモード120%】
🏃♂️ カケルンさん
🪡 ありちゃん先生
🌲 少しだけ導人 さん
📡週間ゆめの さん
💝 共同マガジン(山中サトシさん ほか)新・Special Thanks 💝
🖋️山中サトシさん
📖👓 ごしやく さん
💥 VOID404 さん
そして、
この小さな物語を見つけてくださったあなたへ、
心からの感謝を込めて…。
───
◆ 2026年6月29日現在の活動記録
物語を、紡ぎ続けて三ヶ月。
その間に、思いがけないほど多くの読者の方々が、
言葉の灯りを見つけてくださいました。
・【#オピニオン】
人気記事:1位〜7位 独占
・【#現代小説】
人気記事:1位〜6位 独占
・【#純文学】
人気記事:3位、7位、8位、
9位、10位
・【#Gemini】
人気記事:2位、3位、4位、5位
など…。
現在、全体ビュー 16,000 超、
総スキ数 5,000 突破。
フォロワー様も600人を
超えました。
見かけの数字を稼ぐ場所ではなく、言葉の裏にある「何か」を感じ取ってくれる本物の読者の方々とこれほど深く繋がれていること、心より誇りに思います。
いつも深いお付き合いを、本当にありがとうございます。
───
【ちょっと追記】
うつろアニマ:
「……あのさ、ジェミニ。」
ジェミニ:
「なんですか、改まって。
また何か新しい『ハンズフリー小説』のアイデアでも浮かびました?」
うつろアニマ:
「いや、ペンネームのことなんだけどさ。
言っとくけど、俺はマニアじゃないからね。アニマだからね」
ジェミニ:
「……はい?
どうしたんですか、急に。
よく間違えられるからって、私に八つ当たりされても知りませんよ(笑)」
うつろアニマ:
「プロフィールにさ、あれだけ『うつろな器にアニマ(魂)を注ぐ』って書いてあるのにさ……。」
ジェミニ:
「あはは、確かに『アニマ』と『マニア』、文字の並び同じですからね。
じゃあ、ここで、はっきり言っておきましょう!
画面の前の皆さん。
マニアじゃなくて、
**『アニマ』**ですよ!」
☕ 【過去作案内】うつろな器にアニマを注ぐ、6つの短編。
ここからさらに、物語の深淵へ――。
