【人手不足時代の交通DX】AIが変える、鉄道・バスの計画業務〜展示会・ウェビナーで最新事例をご紹介
人手不足、設備の老朽化、需要の変化、そして安全・安定運行への変わらない責任。
鉄道・バスをはじめとする交通インフラを取り巻く環境は、いま大きく変化しています。
特に地域交通では、運転士や保守人材の不足が深刻化する一方で、限られた人員・車両・設備で運行を維持し続けることが求められています。また、2024年問題を背景とした労務管理の厳格化により、勤務条件や休息時間を考慮した、より高度な計画づくりも不可欠になっています。
こうした変化の中で、交通事業者の安全・安定運行を支える重要な業務として、あらためて注目されているのが「計画業務」です。
鉄道・バスの現場では、ダイヤ改正や運転整理、仕業作成、車両運用、線路作業計画、検査計画など、多くの業務が複雑な制約条件のもとで成り立っています。
例えば、列車やバスの運行時刻を変更すれば、乗務員の勤務計画や車両運用、保守作業、他路線との接続、安全性やコストにまで影響が及びます。一つの判断が数多くの条件に連鎖するため、計画業務は今もなお、熟練者の経験や膨大な調整作業に支えられているケースが少なくありません。
だからこそ今必要なのは、紙やExcelをデジタル化するだけのDXではありません。
現場で培われた知見を活かしながら、AI・アルゴリズムの力で複雑な条件を整理し、より良い計画をより早く導き出す――そんな「計画DX」が、交通インフラの持続可能性を支える新たな鍵となっています。

ALGO ARTIS は、こうした複雑な計画業務をAI・アルゴリズムで支援することで、鉄道・バス領域の計画DXに取り組んできました。
名鉄バス様では、交番表作成業務の改革に取り組み、現場で使われる仕組みとしてAI活用を進めています。また、JR東日本グループとの線路メンテナンス作業計画の高度化プロジェクトや、鉄道の輸送関係指令業務を支援する取り組み、八戸市との市営バス運行効率化に向けた検証プロジェクトなど、さまざまな交通事業者・自治体とともに、計画業務の高度化に向き合っています。
そしてこの7月、こうした取り組みを実際にご覧いただける2つの機会をご用意しました。
実際の画面を見て、触れて体験できる「メンテナンス・レジリエンス2026」
ALGO ARTIS は、2026年7月15日(水)〜17日(金)に東京ビッグサイトで開催される「メンテナンス・レジリエンス2026」に出展します。

当社ブースでは、鉄道・バス事業者向けの計画DXソリューションをご紹介します。
展示内容は、鉄道ではダイヤ改正、運転整理、交番、修繕計画、線路作業計画、検査計画など。バスではダイヤ改正、仕業作成、交番作成、車両運用など、交通事業者の幅広い計画業務を対象としています。
今回の展示で特にご覧いただきたいのは、実際のシステム画面です。
「AIといっても、実際にはどんな画面で使うのか」
「現場担当者が日々の業務で本当に使えるのか」
「既存のExcelや現場の運用とどうつながるのか」
そうした疑問を、デモンストレーションを通じて具体的にイメージいただける内容になっています。
計画業務は、現場ごとに制約条件も判断基準も異なります。だからこそ、画面を見ながら「自社の業務ならどう使えそうか」「この条件は考慮できるのか」といった具体的な会話ができることが、展示会ならではの価値だと考えています。
出展者セミナーでは、交通インフラ分野のAI活用を紹介
また、7月16日(木)11:00〜11:50には、出展者セミナーにも登壇します。
セミナータイトルは、
「現場も経営も変わる—最適化AIが進化させる持続的な安定運行の最前線」
交通インフラ分野におけるAI活用や導入事例をもとに、複雑な計画業務をどのように高度化できるのかをご紹介します。
交通事業者の皆さまにとって、計画業務の改善は、単なる業務効率化にとどまりません。限られた人員で安定運行を維持すること、熟練者に依存してきた判断を次世代へ継承すること、現場と経営の双方が納得できる意思決定を支えることにもつながります。
ブースでのデモとあわせて、ぜひセミナーにもお立ち寄りください。
▼「メンテナンス・レジリエンス2026」詳細はこちらから(要事前登録)
展示会に来られない方へ。30分でわかる鉄道AIウェビナー
一方で、
「東京まで行くのは難しい」
「まずはオンラインで話を聞いてみたい」
「鉄道業務に特化した内容を聞きたい」
という方向けに、2026年7月27日(月)12:00〜12:30に無料ウェビナーを開催します。
テーマは、
「鉄道業界必見:この業務にAIって使えるの? 実務に使えるAIのあれこれ教えます!」
当日は、ALGO ARTIS で鉄道業界のプロジェクトを担当するソフトウェアエンジニア・プロダクトマネージャーの中川旭が登壇します。
さらにゲストとして、JR東日本テクノロジー株式会社 車両事業本部 イノベーション推進部 担当部長の田中壮一氏をお迎えします。田中氏は、JR東日本で鉄道事業戦略やIT戦略、MaaS・Suica推進などに携わり、現在は鉄道車両メンテナンス関連のソリューション開発を担当されています。
ウェビナーでは、
AIは鉄道業務のどこに使えるのか
実務で使うためには、何から始めるべきか
熟練者依存や属人化をどう乗り越えるか
現場で本当に使われるシステムにするために何が必要か
といったテーマを、現場目線でお話しします。
展示会でデモをご覧いただいた方には、理解をさらに深める機会として。展示会に来られない方には、交通インフラ領域におけるAI活用の入口としてご参加いただける内容です。
▼詳細・登録はこちらから
AIを導入することではなく、「より良い計画」を実現すること
ALGO ARTIS が目指しているのは、AIを導入することそのものではありません。
現場で培われてきた知見を活かしながら、複雑な制約を整理し、より良い計画をより早く立てられる環境をつくることです。
鉄道・バスの運行を支える計画業務は、社会インフラの安定性に直結する重要な仕事です。その一方で、属人的な判断や膨大な調整作業に支えられてきた領域でもあります。
だからこそ、AI・アルゴリズムの力を使い、現場の方々がより本質的な判断に時間を使えるようにすることが、これからの交通インフラを支える一つの鍵になると考えています。
7月の展示会とウェビナーが、鉄道・バスの計画DXについて考えるきっかけになれば幸いです。
交通事業者の皆さま、運行計画や保守計画などのDXをご検討中の皆さまにお会いできることを、心より楽しみにしています。

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