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キジョンネルソンnoteへようこそ!
三人麻雀競技団体ザンリーグ、関東A1リーグ所属プロ会員で、公式実況者を務めております、キジョンネルソンと申します。
普段はメンバーシップ向けに有料記事を書いておりますが、配信対局に選手として出場した回の自戦記に限り、無料にて、ご利用いただけます。
これまでに5回お送りしてまいりましたが、いよいよ予選最終回です!
第9期ザン王決定戦予選最終8戦目の対局を見ていきます。
個人6試合目(8回戦)の動画はこちらからどうぞ!
ザン王決定戦予選、これまで5回分のリンク記事も以下より!!
未読記事がある場合はぜひご利用いただき、「ナイス」と思っていただける記事だけで結構ですので、「♡」「高評価」お待ちしてます!
noterとして、これだけがモチベーションであり、強い励みになります。
では、いってみましょう~~!!
スコア状況の整理
暫定1位:龍太郎+12
暫定2位:わき+7
暫定3位:キジョンネルソン+1
暫定4位:高田まさひろ△20
4人中1人が敗退するレギュレーションで、全体最終戦、高田まさひろさんはこの試合が抜け番です。
このままの三人で通過する場合は、これが決勝0回戦となりますが、全員に一応敗退条件はあるので、そのラインを下回らない意識だけは持ちます。
特に私はこの半荘で許されるマイナスが21枚まで(同点はこちらが先行優位)、ザンルールとは飛ぶと18枚+トビ賞の2枚で20枚とられるため、局中チップが許されるのは1枚までです。
一早く加点して、トビのプレッシャーから逃げる位置を目指し、完全にその心配がなくなったら今まで我慢に我慢を重ねたギアが外れて全開になる予定です。
和了番がくることを祈って・・・
ポンテン「とらせないと」

東一局、配牌は悪くなく、東をポンしても9mが雀頭候補かつそれなりに安全度を保証しているため、仕掛けていきます。
4pはあれど、捨て牌に数牌を置くのはできる限り後回しで河の強度を強めます。
親の現物の白を残さず!

しかし4巡目、親が5pを余らせていて主張強め
1pはリャンメンにもシャンポンにも当たりうる危険牌なのでこれにておさらば。

上家は5p→3sの手出しでまあまあイーシャンテンだろうという予想です。
弊noteではたびたび、
”河の一段目と三段目は絞らない、二段目はめちゃくちゃ絞る”
を推奨しています。
上記の記事においても似たようなことを書きました。
この記事では、「こちらが勝負手であるにもかかわらず相手が早そうだから絞った」と書きましたが、今回は真逆です。
再掲載

自分の手はくちゃくちゃ、親からリーチと言われたらベタオリするしかありません。
本来、役牌シャンポンを所持する愚形であれば、そう簡単にはテンパイしないはずなのですが、

どうせオリないといけないならテンパイとらせ得じゃないですか?
この發は、
①親に鳴かれればポンテンをとらせる
②相方の子が鳴いてくれれば戦ってくれる
どちらに転んでも悪くない話です。
特に祝儀を2枚以上抜かれてはいけないという条件であればなおのこと鳴いてもらいたい話です。
鳴かれるなら上等、6000点払って次の配牌を見ようじゃないか!

サンメンチャンの5翻ツモられ
どんだけ気持ちいい手牌が出てくるのよ。
勝負局

東一局一本場です。
役牌ポンができて比較的軽めの手、とても鳴きやすい手をしています。
1枚切れの南から!

ポンしてテンパイがとれるイーシャンテンに!
そして・・・!

發ロンの4000点、上等です。
しっかりリーチ!
これが和了できなかったのは痛恨です。
親の連荘
どうしてメモするんですか?

東一局同様、1mトイツを担保に東から発進予定です!

4トイツあるなかの1mが1枚切れです。
東が役牌で、鳴けたときは1mが残っていると心強いのですが、5s周りの4s6s、7p周りの8pと6p(6pを引けるときは7pがいてくれると助かる)どちらもまだ強い形を作ることができそうなので、一旦1枚外してみます。
打1m!

直後に6sが来てくれたなら1mを切ります!

123445pの36pが少し心配ですが、上家の2p切りもあるので7p周りをロスしてもいいこととします!

ここでも選択分岐
チートイツのイーシャンテンにとれますが、役牌がポンできたときは好形確定のイーシャンテンにとれるため、1p・4p・5sから選びたいです。
1枚切れいている1pを切るのが自然ですが、東がポンできたときは5s切りで比較的安全度が高い1pを112345pとして残せるほうがまだマシかなと思い、1p残しとしました。
先制されると苦しいですが、自身の打点効率を優先して5sを残し4pから!

悔しい裏目ですが、配信対局の時は空切りに(直後限定)
配信でなければツモ切りします。

5s2枚が激痛ですが、5s2枚の時以外は5sが出ていくテンパイなので、共通現物になっている1pを残したい巡目です。

うー。4pを切ってしまっているので5pがスライドできないよう。
しかしこの後持ってきた47pがスライドできるのでポジティブにいこう!!!

これもまたダメ。親連荘。
世の中うまくいかないねぇ。

ちなみに、
「いやいや、チップ2枚とられちゃダメなだけなのに、何をメモする必要があるの?」
と聞いてくる人がいるでしょう。
わかってないねぇ。
これ、自分の条件のためではなく、相手の条件を知るためなんですよ。
自分の条件は当然把握したうえで、相手の条件も完全に理解して作戦を立てたいんです。
例えば、龍太郎さんは+12スタートなので△32まで耐えることができますけど、いま△1を喰らって△31になり、これがやがて30を割ってくると本役満や華4に放銃して飛ぶと失格になります。△25を割ってくると役満・華4ツモられによるトビも耐えません。
私はスタディリーグの立会で幾度となく華4条件、役満裏1条件、2局連続役満条件クリアなどを目にしてきました。
この決定戦でも、二人国士リーチという局面があったくらいです。
何が起きるかわからないことに暗記のリソースを割けません。
ザンルールは道中チップの移動がありますんでね。
競技の最終戦は、相手の条件を知るためにしっかりメモをとったほうがいいです。
敗因とならないために

東一局三本場
一刻も早く親を流したいのに、下家が温泉旅行
こちらはヤオチュー牌のトイツを2組抱えていて悶絶
もちろん上家は白がいらなければ切るだけなので、その偶然に賭けてまっすぐ手組を。

選択のとき。ドラが9sなので8sがドラ表示にあって、カン8sが合計3枚切れです。
しかし下家が3sを持っているケースは軽視してよさそうなので、上家のところに4枚あるケースもないだろうとし、純カラではないはずの3sを固定しました。
2s1枚切れも着手しやすい要素です。

カメラでは見切れていますが、こちらが2sを打ったあとに、上家から1s手出しが入りました。
テンパイしていてもおかしくなく、そうなれば25sを拾いにいこうとか、36pの18000はダマにしてもいいなということもあり、25s・36pあたりは打たない方針です。
ここでは上家に現物で前巡に通った8pとしました。

1sの手出しが入った後なので2sはやっぱり切りにくいですね。
打8p!

解散、もう流局を祈る巡目になりました。

親の手は入り目4s、25s36pのイーシャンテンというピントはなんとかずれておらずよかったです。
親は流れませんが、ここが流局なのは本当に耐えました。

と思ったら次局、親から2巡目リーチ
しんど

それに追いついてチャンタを使って和了していく龍太郎さん。
着順も3になりましたし、一発の1枚を抜かれていることで、2枚抜かれてしまいました。
これでトビは無条件で敗退となります。
親で願うも

我慢して迎えた親、東二局20000点持ち、ぱっとしません。
がむしゃらに鳴いてホンイツへ、でもいいのですが、ドラもなくソウズが多いわけではありません。
それならまだメンゼンで小車輪をやるほうがマシかなと思い、その方面へ
中であればピンズをもってきてもどうにかできるんで鳴く予定でした。

南が2枚切れとなったので鳴きOFF、小車輪に向けて手を組みます。
ドラ表示牌の2pを切って、枚数優先でいきます。

下家の4巡目5pが悔しくて、速度負けを悟っていました。
自身はせめてリャンシャンテンになったのでしぶしぶ6pを。
6pは4巡目時点で下家が持っている可能性が低い牌であるため、重なりを狙っていました。
処理遅れたところで6pは山にいる可能性が高いので重ねてもいいですからね。

一番危ない9sを逃がします。こいつはシャンポンにも当たりうる危険牌なので重なり待てません。

上家はリーチの一発目に少考5s切り(現物)からの9s切り
9sはあのリーチに対して2番目級に危ない無筋なので、テンパイしている可能性が高いです。
二人に囲まれているのだいぶしんどいなって思ってました。

抵抗も虚しく、倍満の2枚ツモられ
厳しい話
12000を打てない状況だが

10000点持ちです。南三局で10000点持ちならまだ耐えしろがありますが、まだ東三局なので、自身の加点がなければオーラスまで持ちません。

チートイツのイーシャンテンにはとりますが、あくまでメンツ手構想がいいです。

シュンツ完成、ここではメンツ手を強くみて打9sに!

東をポン
手だけを見れば9s切りですが、12000を打てない条件となれば、9sと5pでは平均放銃翻に差があるため、ここでは9sを残して5p先切りとしました。
この控えめな選択をとがめるツモ筋だけは勘弁してください。

テンパイです。
麻雀はどんな儚い仕打ちをしてくるかわかりませんので、最後まで油断せず期待せず
ただじっと、出たらロン持ってきたらツモを言うだけの時間です。

リーチを受けて、一発でドラの1p、打てばほぼ跳満でしょう。
ツモられたら大体4000点くらい失うので6000点持ち、その後にこれよりもいい手が入りますか?
たしかに4s→7s→7sで粘ることはできますが、この局だけを凌いでも意味がないんです。
いつかどこかで腹を括らなければいけない、それが今だと思って強く1pを(そっと)切りました。

麻雀側が用意した答えはロンで12000でした。トビで敗退です。

応援してくださったファンの皆様には、またまた期待に応えられず無念の敗退となってしまったことをお詫び申し上げます。
ただ、この対局をご覧になった方が
「あいつはやれることをやったよ。しょうがなかったよ。」
と思っていただけたなら、私は頑張ったんでしょう。
「敗因はあれだよな、あれをミスしてなければな」
そういう指摘はございますか?
すぐにでてこないから悔いがないんです。
”敗退は勝利へのボルテージ”
続けていればいつかは勝利することもあるはずです。
今回の敗退も、そのボルテージが最高潮になるよう、高くジャンプするためのしゃがみに使います。
また是非、私の挑戦を応援してください。
そう、今日!(7月4日)

関東A1リーグ、開幕!(はやすぎるだろ!)
私の配信回は11:30~と17:30~
ぜひ!ご視聴ください!!!
じゃん!
今回も長い記事になりましたが、最後までご覧いただきまして、ありがとうございました!!!!

負けても明るい龍太郎さん!
ザン王獲得おめでとうございました!!!
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