防戦展開のなかでも考えたい並び意識
キジョンネルソンnoteへようこそ!
三人麻雀競技団体ザンリーグ、関東A1リーグ所属プロ会員で、公式実況者を務めております、キジョンネルソンと申します。
普段はメンバーシップ向けに有料記事を書いておりますが、配信対局に選手として出場した回の自戦記に限り、無料にて、ご利用いただけます。
過去に4回お送りしてまいりましたが、残すことろ2回、引き続き、第9期ザン王決定戦の対局を見ていきます。
生配信でご視聴いただいた方、アーカイブをご視聴いただいた方、ありがとうございました。
本日は全体7回戦、個人5半荘目!
個人5試合目(7回戦)の動画はこちらからどうぞ!
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(実況風)
スコア状況の整理
暫定1位:わき+27
暫定2位:龍太郎+12
暫定3位:キジョンネルソン+2
暫定4位:高田まさひろ△41
4人中1人が敗退するレギュレーションで、全体残り2回戦、高田まさひろさんはこの試合が予選最終戦です。
高田まさひろさんの5回戦、6回戦がそこそこいい感じで、50オーバーの負債があったものの、△41まで復活、もちろんまだ足りませんが
△41スタートなら、20は最低、贅沢を言えば30くらいの大きな1着をとりつつ、43枚差であるキジョンネルソンを3着にしたいターゲットにしてくることでしょう。
こちらはラス親ですし、この半荘でスコア上まくられても最悪問題はないため、理想は最後の親番まで局をもってくること、決定戦全体を見据えて、まさひろさんよりもわきさんの上にいたいという思いでした。
この次の試合が、スコアをもっている龍太郎さんとわきさんとの対決になり、まさひろさんの目がなくなってしまった場合は決勝0回戦と同義の対局になります。
そうなったらこちらも今まで我慢していた分を解放して、予選通過目標から全力で決定戦1位をとりにいく攻撃的な選択に切り替えやすくなります。
我慢我慢はこの試合までかな。この思考がある程度前提にありました。
わき→まさひろラインに点数がいくなら

東一局に、親の倍満が横移動し、東一局一本場
この時点で、ツモツモ攻撃をされたとしても2万点~3万点台の2着となり、多少の痺れはのこるものの、トータル1位のわきさんが沈むので、それでもいいという気持ちがありました。
なのでこの局は、和了できればもちろん嬉しいですが、自身が親に放銃で連荘されるという展開にならないようにしたいところです。

親が役牌を鳴いていて、上家からのリーチがきたところです。
ドラ5あってある程度手組をしていきたいところではありますが、ドラ表示にある2枚見えペン3pを抱えていては勝負になりません。
このリーチに対して親がおりる可能性も低いので、グッと見守りたいと思います。

親の倍満に加え、親の満貫まで直撃してくださったことで、次のツモツモは3万点~4万点台の2着になるので、それでも全然いいです。
ただ、目指すは自力和了によってわきさんを飛ばす展開ですね。
算数してました

東二局二本場、自身は子であるため、ツモではほぼ飛ばせず、満貫の手作りではわきさんを飛ばせません。
できる限り跳満にしたいところですが、言うても普通に手なり進行で様子を見るしかありません。
一応2メンツあっていい配牌なので、親の第一打の西にも合わせて、ションパイ字牌の重なりを強くみたいと思います。

すると親からリーチが来ました。
抜きドラが1枚で、表ドラは捨てているようです。
倍満のツモでゲームが終わるのも別にいいですが、役ありだったらある程度直撃狙いしにきてもよくないか?と思っていました。
今回のツモられではゲームセットを期待できません。

わきさんの手番中に、私の顔をカメラに抜かれました。油断していました。
この時に考えていたことは、うっかり倍満ツモで終了したときに何枚差になっているか、そのときは裏ドラを含めてチップを抜かれているので、何枚オールをツモられてどうなるか、ということを暗算していました。
加えて、倍満でゲームが終わらないとき、その次にどんな和了をされると2着フィニッシュでもまくられたり、10枚圏内くらいになってしまうかを考えていました。

9sは完全現物で、イーシャンテンを維持するために一旦は9sでもいいところですが、ここでは9pを切って、鉄壁の構えです。
このリーチに対してはあまりに押し損なので、5pは使う前提で迂回ルートを探しつつ、上家の押し返し(がある場合)に備えます。

するとまたまたこの二人で戦いに。
わきさんが放銃してくれたら座っていただけの0枚着地ですごくいいなぁと思っていました。
たびたび申し上げますが全然それでいいからね。

ここでわきさんが一発ツモ
まさひろさんにとっても悪くない和了であるため、ただただ私にとって不都合です。
自身の親が迎えやすくなった(3着率があがるかわりに1着率もあがった)とポジティブにとらえるしかないですね。
445568の形

東二局、5sアンコで手牌もある程度まとまっており、いい感じです。
積極的に字牌から切っていって、リーチを目指したいですね。

白を切りました。一見8pはいらなさそうに見えますが、4p5pのシャンポンを受け入れており、そのカン7pは全然採用したいですし、
上家のピンズ上は所持率が低いため、8pそのものの重なりにもある程度期待したいところでした。
手なりといえば手なりですが、こういう8pは切らないようにしたいですね。

おーラッキー!

起きた結果は100%運です。これは一つの成功例に過ぎません。
っていうか手なりでしかない。
これ和了できたんでめちゃくちゃ楽になったなぁ。
次親で、親の和了1回でまくり1着までとれますからね。
アンカンする価値はあったのか

東三局親番、手牌は1アンコ3トイツ、ドラ表示に中がいるのは厳しいですが、鳴くか鳴かないかに悩まず鳴く一択になるのでまぁいいかって感じに思っていました。

少し進んで、2アンコ2トイツに。
こうなると中はでてほしくないですね。1mがトイツで雀頭候補なので中は鳴きますが、アンコアンコさせたいです。
対面が第一打に1sを切っているため、2s重なりはかなり狙っています。

そして上家にドラの白のポンが入り、孤立1.9や2.8をすっ飛ばして3s切りを見ました。
残りのメンツ手ブロックは足りている可能性が高いです。

自身は三暗刻含みのイーシャンテンです。
5pを切るとピンズが使えなくなりますが、4sがアンコなのに3sを切られたことも含めて、より2sへの信頼度が高まりました。
2sには四暗刻成就に向けてしっかりはたらいてもらいたい気持ちです。
打5p!

そんでなんと5pを切ったアホがいて、それを鳴かれて・・・
そのうえで1sを手出し(カンチャン落とし)されるという最悪な展開に!!
ギリギリ複合形持ちの完全イーシャンテンである可能性はあっても、テンパイ率も十分あるところで、非常に迷惑な展開にしてしまいました。

そしたらさらに難しいことに!カンツ爆誕!
これはチートイツのイーシャンテンにもなりますし、1m1mでメンホン(8sを自分で切っている)にすることもできます。
選択肢が多く分かれるところなだけに、あらゆる可能性について長考しました。
2sの安全度が高く、2sを引いてこられなければもうこの手は2sを重ねる前提の四暗刻にするのは難しいでしょう。
判断も難しいので、すぐに次のツモを見たいという気持ちが先行し、結論は9sのアンカンとしました。
メリットデメリットありますが、現状の手では跳満に仕上げないとやる気がないですね。
この仕掛けに押すためにはEND抽選を含めないとモチベーションがあがりません。それを期待しに行きました。
お願いだから上家のモロ乗りだけはやめてね。。

リンシャンは1p・・・だいぶ微妙な引きとなってしまいました。
5pをポンされているところに5pをまたがないピンズは厳しく見えています。
さようなら2s、またあう日まで。

そして対面もドラの白を切った程度ではまだ大丈夫だと思っていましたが、リーチがとんできてしまいました。
こりゃずいぶんと微妙なカンになりましたね。自分が親であることを憎みたい・・・
ここでも二人のめくりあいですが、わきさん放銃の展開は6万点台2着で大満足です。
そうなっていただきたい・・・

まさひろさんが5sをキャッチして悶絶しながら放銃、カンでドラが6sになったことで466sからシャンポンに受けてしまったらしいです。
かわいそうに。
本当に出てくるんだ・・・

南一局、回復してしまったわきさんの点数は26000点、2回ツモられてもまだ飛びません。それはすなわち、このままツモツモ連荘されても3万点台にはなってしまうことを意味します。
南場になるなら話は別です。トビのENDではなく、もう一度親をやらせていただきたい気持ちです。
親は、1p→離れて2p切りリーチでした。
普通は4pに関連していると思いますが、こちらは5pはアンコですし、3pは持っておらず・・・
おまけにこちらは4pもトイツになってしまっているので、シャンポンが出てくる可能性も低いなぁどんな形しているんだろう・・・
と思っていたら

本当に4pシャンポンのモチモチが出てきました。6000オールをツモられ、5万点台となってしまいます。
牌効率に正確な手順の方だと、本当に出てくるんですね。
会長やりよるなって思っていました。

その次の局、親が南をポンして9s手出し、トイツ落としが確定しており、これもまた対応させられるなぁなんて考えていたら

神速のホンイツ親満貫横移動が起きました。
これを見逃さないということは、1着獲得ならよしとしようという作戦であることを意味するため、協力させていただきますの気持ちです。
ちなみに自身が同じ立場ならどうしただろうかと少し考えましたね。まぁでもこれは見逃せないか。
悔しさもあるがさようなら

南一局二本場、悪くない配牌ですが、子同士なので7000点を飛ばすのは意外と大変です。中を鳴いて守備力を下げることはしません。
自身でトビ賞を獲得できる手になればもちろん前に出ることもあります。

中をスルーした直後、急所の3s引き!!!
ここまでいいツモだと、逆に中は鳴きにくく、リーチにもっていきたい手になります。
雀頭候補が他にできれば鳴きますが、基本的には数牌をかき集めたいところです。

イーペーコーが完成して3メンツ1雀頭、残りはくっつきです。
1sは切らないとして9pか9sですが、白ぽっちが見えているため、カン8pならまだしもペン7pテンパイへのモチベーションが下がります。
9sは親の現物として置いておけるほか、ペン7sやカン8sになってもまだピンズ待ちよりマシに見えていました。
打9p!

全然張らない・・・
1pは重ね損じたものの、ソウズくっつけるだけやで~ってね。

テンパイしないまま、親が役牌ポンして4s切りとしました。
役牌ポンなので3トイツを維持する形があってもいいのですが、基本的には最終手出し4sは6sないし5sが雀頭であることが多く、
その場合はピンズ待ちになるため、58p、69pあたりが本線と読んでおり、それらは確実に止める牌になります(今回は36sだったので当たらないけど)。

さて、そこで上家からリーチがきました。この1000点供託は、跳満ツモでも飛ばしてかつ7万点台にできるため、押しよりになりたいものの、
ピンズ良形のリーチである場合は14pがだいぶ見えていて埋まりにくくなっていることも含めて、ここでは1pを打たない判断としました。
リーグ戦でも止めますが、何気ない局収支だけを考えるセットのような場であれば、親が華華抜いていながら子のリーチは華なし表ドラなし、赤5sあまりであることも含めて、全然打ってあげたい1pですね。
とめてごめんね。

形式上のテンパイですが、やはり切る気がおきない1p、1pが待ちならめくりあい負けが十分あるので、飛んでくれるでしょうし。

アーメン
この移動が起きるスコア状況が最高なので、リーのみなのに打ってあげられなくてごめんなさい。
これにて半荘終了、5万点台0枚で最終戦をむかえることになります。
自身の和了が少ない中では理想的な展開になってくれたはずなのですけどね。
どうしてあんなことに・・・・
次回が予選最終戦の自戦記となります。

今回のサムネは対局前日に食した、神戸三宮、ひつじの杜にて
小ライス、中ライスはあるのに大ライスがなかったので中ライスを4杯食べました。
N社長へ・・・大ライスはいらないので特大ライスを用意してください(笑)。
今回も長い記事になりましたが、最後までご覧いただきまして、ありがとうございました!!!!
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