それは鳴かないのにそれは鳴くの?
キジョンネルソンnoteへようこそ!
三人麻雀競技団体ザンリーグ、関東A1リーグ所属プロ会員で、公式実況者を務めております、キジョンネルソンと申します。
普段はメンバーシップ向けに有料記事を書いておりますが、配信対局に選手として出場した回の自戦記に限り、無料にて、ご利用いただけます。
この度は、第9期ザン王決定戦、生配信でご視聴いただいた方、アーカイブをご視聴いただいた方、ありがとうございました。
残念ながら優勝どころか決勝戦にも進出できず無念の敗退となってしまい、また敗退のしかたも随分と情けない画になってしまって申し訳ありませんでした。
ただ前回もそうですが、多くの方に麻雀の楽しさと感動をお届けることができて、選手冥利に尽きます。
本日からゆっくり6半荘分すべての自戦記を書くつもりでいます。
1回戦の動画はこちらからどうぞ!
それでは、よろしくお願い申し上げます。
ダブ東でもスルーしたい

1回戦の東一局、親番スタートです。
ダブ東トイツが嬉しく、リャンメンも2つあって雀頭候補もあります。
現時点では9sが雀頭候補の運用にもできますので、1巡目に打ってくれたら東は鳴きますが・・・

東が雀頭候補か????
となり鳴けなくなってしまいました。
これでも鳴いていいんですが、ザンルールは符計算がなく、9sをカンしたとて必ず打点が上昇する保証はありません。
そのくせドラを増やすと他家のリーチ価値が上昇し、迷惑ですよね。
1回戦の東一局くらい、腕を大きく振り回してリーチを目指したい気持ちです。

ソウズで1メンツが完成しました。
白ぽっちの景色がよすぎるため、一刻も早くテンパイしたいです。
リャンシャンテンですが構わずカンをしてツモを増やしにいくと、
リンシャンからは6pを持ってくることができました。
1pと9pから選びますが、全く情報がありません。
特に手出しが注目されやすいこの瞬間だからこそ、手牌のピンズとソウズの分目である場所においてある1pを切るよりも9pのほうがいいかなっていう咄嗟の判断だったと記憶しております。

ダブ東をワンスルー
くっつきのイーシャンテンで、ぽっちがいるばっかりに待ち関係なくなんでもリーチ打ちたい状況なので、もちろんツースルー方針です。
ただカン8pのテンパイ逃したなぁ・・・
ここから先は白ぽっちがアガリ逃しのゾーンに入ってしまいますよ。
せめてピンズに情報があってほしかったです(笑)

直後に2枚目のダブ東も打たれましたがスルー
なんとかぽっちに遭遇する前にリーチを打てました。Aランクの入り目!

ツモ!!!!!・・・・・・3000オール?????
ダブ東の場合はこれ(リーチツモの2翻と打点が一緒)があるんですよね~。
ボクは和了できただけで十分嬉しいという感情ですが、ネルソン応援団の皆様としては、裏ドラを見た瞬間コケそうになったのだとか(笑)。
チップ獲得できなくてすんません。
本当に牌効率を覆していい選択か

連荘に成功しました。ドラが5sで形も整ってますね。
これは親といえど發が鳴きやすいです。
5p引きが手牌に組み込めますし、追加5sから自然と高くなるケースも役が確定していると運用が楽です。

問題の一打です。これ記憶に残ってるなぁ。
本来、44579sという形には触れないほうがよく、發が役牌でなければトイツから選ぶのがいいとされています。
發が役牌ならシャンポンに一定の価値があるため、生成されたカン7pはいらないということになりますが、ここではカン7pを残して9s切りとしました。
下家の捨て牌に着目していて
再掲載

下家は副露をし、メンツ手であることが確定している状況で、1m→9pと切ったあとに白を手出ししています。
字牌で1ブロック使ってくれているからこそなおのこと、他でブロックを作るに十分ピンズ上がなくても構成できるんで、ピンズの上にブロックが残っている可能性は低いと判断しています。
ピンズの上は放置して吸収できるだけ吸収するほうがいいかも、って思っていたところで、
ではソウズから手をつけるか、とういことになりました。
そこで9s切りという選択をしたのですが、だいぶ微妙で自信がありません。
再掲載

4sを残していると5sを引いてきたときに運用しやすいんで切りたくないんですよね。
8sにだけ目を瞑ってほかの全部を見たんですが、ただ8sの受け入れ4枚を犠牲にするのはリャンシャンテンでやることか??という気持ちももちろんありました。

5sがダブドラで9sを切っているため、もちろん34457からは7を切ります。

狙っていたピンズの上7pを入れてのテンパイができました。
こうなってくれたなら、だいぶ好感触でしたね。

まぁ放銃なんですけどね!!!!!
47789pのくっつき、どっちを切る

4000は5000とリーチ料で、獲得した6000点をまるまる失点
でも配牌いいからそんなこと忘れてこの局頑張ろ!

9s神引きでピンフになるくっつきのイーシャンテンです。
ここでは7p切りとしました。
テンパイしたらどんな形でもリーチを打ちたいルールであり、イーペーコーの打点が大事ではないルールです。
2p引きのカン3p、うれしいですか?→はい!(うれしくないけどリーチしたほうが得だからしゃーないやろ!)
というルールであるがゆえ、4p担当の23456p、7p担当の56789p、機能する牌は5種類で一緒なので、自分で789pを1枚ずつ使っている3枚分、より受け入れの多い4pを残しました。
ここらへんはザンルールならではであり、2p引きでリーチが推奨されないルールや、5pが全部赤ではないルールの一部なら4p切りのほうがいいと思います(主にネット麻雀)。

お!またまたAランク入り目!しかもさきほどより周辺の持ち方が厚めだ・・・!

ダメでした。
役牌トイツ?リャンメン?

鳴きなし設定です。”子は親流し”なので、ポンしてからの現物重なりが嬉しく、両方鳴いても雀頭探しがどうにかなるので鳴いたってもちろんいいんですが
リャンメンが確定している手牌ともいえるので、リーチに回してチップを見に行きたいですね。
よくフリーを打っていた頃なら親流しに徹底していたんですけど、ザンルールではリーチにこだわってもよい例外が多すぎて、そうじゃないような気がする、と思うなどしています。ここ2年くらい。
これが競技ならではか?

河の一段目で、これから孤立役牌が整理されてくるであろうにつき14sを払ってもいいんでしょうけど、これはリャンメンサンメンチャンにとりたいっすね。
うっかり鳴かれて嫌なのはダブ東なので、發にしましたが、鳴かれてしまいました・・・

しかしすぐにテンパイすることができました。發發と並べてリーチです。

これもダメかぁ。
しょぼん。
メンチンの翻数

東三局です。手なり進行でまっすぐ進めていると・・・

メンチンになったよ・・・?

ちなみに、翻を数えるとき、まさか「メンチンツモ三暗刻ドラ3」って数えてませんよね?
メンチンの場合は、2翻が倍満、5翻が三倍満、7翻が四倍満(数え役満)と覚えてしまったほうがいいですし、どうしても数えたいのであれば、絶対に最後に足してください。
「ツモ三暗刻ドラ3、チンイツ」6+6で12です。このほうが計算ミスしません。
リーチ判断は、2sションパイならリーチしたんですが、これはちょっと手替わり待ちたかったっすね。
この時、対面の親がテンパイしているかどうかで、テンパイしていることもあっていいと思っていましたが、まだノーテンの可能性も十分あると思っていました。
対面がテンパイなら、手替わりの時に打つ3sが放銃抽選界でもなかなか危険度高めで重めのリスクもあるため、手替わり採用するか微妙です。
それなら最終形とみなしてリーチしてもいいなって思ってました。
もうツモ番はきませんでした。
対親への事前準備

東三局一本場、手牌は3トイツでチートイツも見えるところ
東は鳴きません。

9sを重ねてより鳴きなしになりました。
チートイツがだいぶ現実的に見えてきましたし、鳴いたあとの対親への準備がまるでなっていません。

親が強めの孤立牌7sを切ったことで、速度差を重めに自覚し、守備意識を強めます。
自信は一応チートイツの手組をしますが、ほぼベタオリさせられるんだろうと後ろ向きタイトな発想になっています。

と思ったら下家が先制をとってくれました。
この局は確実に親とぶつかってくれると思うので、完全にベタオリに徹します。
龍太郎さんがんばってね。

親がようやく追いついて参戦しました。
ボクも白のポンテンが効きますが、スルーします。
南も通っていなくて押すコスト、その先のツモで何もおりられなくなります。

二軒になっているなら横移動の終局結果がある程度あっていいですから、完全に現物を抜いて抵抗しません。
4人中1人だけが落ちるレギュレーションですから、なおのこと無理できません。

カン6sで勝ってくれました。親は4555pの346p待ちでしたが。。。
(牌山を落とすときに6pをこぼしてしまい申し訳ありません)
親の時は???

南一局、40000点持ちで迎える親番です。西を切った直後

「珍しい鳴きしてるね!」と言われました。
正直どっちでもいいくらいの東なのですが、これまでのスルーしていたときとの違いは、
自身が親である→相手に親がいない(親に対する対応がいらない)
が前提にあることです。
本来、和了率が高くなる選択は積極的にしたいですよね。
特に最後の親番ですし、親リーが打てなくなる(打たれるかもしれないという恐怖がなくなってしまう)のは嫌なんですけど
次に孤立の9s1m中を重ねた時って、鳴いてないことが致命的になりますよね。
再序盤だからこそ1枚切れシャンポンに期待がもてなくなるゆえに鳴きたいような手になります。
ただこれですらもどちらでもいいくらいの感じです。
無からまるまる1メンツ作ってもいいですからね。

形になって2p切りで好形重視、12000ができそうになってきました。
7pが4枚見えている9pというのもいいですね。

右手で隠れていますがそこには1m1m1mとあります。
1mシャンポンをリソヅモされました。
倍満2枚の親被り、抵抗するも虚しく親まで失います。
外堀を埋めていくベタオリ

なんか倍満ツモられただけで、点数表示に目を落としたらえらい点差離れてたんですよね(笑)。
2着は持ち帰らないとなあ、というところでこの手・・・
親にばれないようにサクッと和了したいですね。

はやいねー。
これやられたら2着目は抵抗できませんよ。
もちろん、この河は、「はやいぜ!」というアクションがなくチートイツからペンチャンカンチャンまで幅広く出てくるので、そんな中では1mの放銃率などたかが知れています。
対面が仕掛けている以上、自分が前に出る必要はないです。
ただあくまで現物を持っていたらペタペタ並べるだけですがね。

4pが通っているので1pを切ってもいいんですが、しっかり通っている2pを切って対応しています。
1pが完全安全牌で通っていれば、1pを切ったところで対面が1pを打つという選択肢がなくなるため(それで1巡凌がれることもない)1pでいいんですが
そこまで辛く打ちたいです。

4pと2pが3枚ずつ見えていることも打3p助長に影響したのではないでしょうか。
テンパイはしているかなと思っていたので、この手牌から放銃させることができたなら(見返していて)結果論としては満足です。

裏1でかー。
あの”はる”さんでも鳴かない

雀頭候補があるので發鳴きたくなりますよね。
ボクは鳴きませんけど

はるさんも鳴かないそうです。
はるさんが鳴かない手は、よっぽど鳴かなくていいでしょう。
11000点持ちに対して飛ばし得る手になるなら鳴きますが、鳴く行為は局消化がメインになります。
それならそんな前向きにならなくていいんですよね。局消化に対して。
勝手にせい、と。
だって点棒状況が押しにくすぎて、あんまりに1m使うことになりそうな手じゃないですか?

1mアンコか~。
こうなるとちょっと話が変わってきますが、それでもボクはまだスルーする予定でした。
發雀頭と見ることでターツ足りないんで、受け入れがめちゃくちゃ広いですからね。

リャンメンができました。
これ鳴いてもいいな~。
カンチャンテンパイのリーチが弱すぎるんですよね。相方の子だけおろして親とめくりあう展開になりそうで。
こちらに親はなくてもう1着はとれないとなれば、2着を持ち帰ることがマストになるため、「テンパイしたらリーチを打たなきゃいけない」みたいなのは全然嫌ですね~。

ポンテン筋だけ確保しておきましたが、まぁポンテンがとれたところでほぼ親リーチがくるまでの寿命ですね。

はい、親リーチがきました。4sと9sが現物なので、その2つを使っていくルートです。
發ポンしません。

ジリ貧だなぁ。

次の局も4巡目リーチを受けて

横移動で終了、初戦は20000点の2着で△6、チップ△2でトータル△8でした。
全然嬉しくない出だしといいますか、最初の3000オール以外加点できなかったので、まぁ耐えたなって感じです。
一旦抜け番で様子を見ることになります。

余談ですが、「ぽっちゃり理論闘牌士」ってなんやねん!
センスねええええええええええ
1回戦はこんな感じでした。5000文字over
一つの記事にまとめるとずいぶん長いっすね。
ここまでご利用いただきましてありがとうございました!!!!
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