和了以外にやれることを全部やる
キジョンネルソンnoteへようこそ!
三人麻雀競技団体ザンリーグ、関東A1リーグ所属プロ会員で、公式実況者を務めております、キジョンネルソンと申します。
普段はメンバーシップ向けに有料記事を書いておりますが、配信対局に選手として出場した回の自戦記に限り、無料にて、ご利用いただけます。
前回、前々回、前前前世に引き続き、第9期ザン王決定戦の対局を見ていきます。
生配信でご視聴いただいた方、アーカイブをご視聴いただいた方、ありがとうございました。
本日は全体5回戦、個人4半荘目!
個人4試合目(5回戦)の動画はこちらからどうぞ!
1試合目(1回戦)の記事はこちらから!
2試合目(3回戦)の記事はこちら!
そして、前回3試合目(4回戦)の記事は以下にリンクを貼ります!
それでは、よろしくお願い申し上げます。
スコア状況
(敬称略)
暫定1位:龍太郎+45
暫定2位:わき+12
暫定3位:キジョンネルソン△5
暫定4位:高田まさひろ△52
4人中1人が敗退するレギュレーションで、全員残り3戦
高田まさひろさんは私をターゲットにしてくることでしょう。
私はこの時点で、この半荘は高田まさひろさんに1着をとられてもいいと思ってました。嫌なのは龍太郎さんに1着をとられる展開です。
まさひろさんはここで活躍できないと、残り2戦かなりの大振りを要求され、ほとんど目がなくなってしまいます。
そうなると、彼の参戦は次の6試合目で私が不在、そこでどんな大振りをされて他の二人に有利になられるかわからないですし、
7試合目では本当に条件がなくなって「普通に打ちます」と言いかねないですよね。そうではなく大振りし続けてもらうほうがこちらにとって得になることのほうが多いので、△30程度まで回復してもらうのは最悪OK!と思っていました。
決定戦全体を見た時に、これ以上龍太郎さんに稼がれるほうが困ります。
この思考がある程度前提にありました。
だって大三元ならんやん・・・

親番スタート、發をスルーするつもりでいたら、役役になって超加速!
特に三元牌同士であり白も持っていることから、大三元への期待を込めて鳴いていきます!

シュンツが完成し、5ブロック見えました。
ペン3sターツは、単にガットショットとしてのシュンツ完成機能だけでなく、1s2s引きが複合形となって非常に嬉しいため、意外と軽視できません。
ドラ9sのあとに白を手出しするのもいかがなものかと思いますが、「白」っていうのが嫌なんですよね。重ねても弱い役牌ランキング上位の「無印白」。

あんた、どんだけ大三元と縁がないの?
該当局から始まるURLになってます。久々に見てやってください。

ファンサです。ファンサ。
常にカメラがどこにいるか把握してますからね。ええ。

雀頭がなくなりました。
246pと12s、どちらに手をつけてもいいですが、今回は2pにします。
1s2sを払ってホンイツになるときはそちらを優先しますが、少しでも見た目でテンパイのしやすいほうにします。
2s1sではなく2pにしておくとターツが落ちないテンパイに組めることがあるいうのもいいですね。
ターツ落としは情報源ですから。

なぜ河に白を2名様並べて単騎待ちテンパイしてるんでしょう?
後から1sを切るとものすごく単騎待ちに見えてしまうので、せめて1s→2sと並べたいところですが、見た目枚数優先としました。
ここからのビジョンは
・36s47s、36p47pはアリャンメンノベタンに待ち替え
・5pツモ切り5s空切り
・字牌は西だけ採用、9mもツモ切りしていいかもな
これで大丈夫かなってカウントしながら、でも1sが出てきたらちゃんとタメロンしないように気をつけています。
12000を和了できました。
バラバラ加カン

メンゼンで進めるには中張牌枚数が足りていない手です。
相手に親がいないので早いリーチを受けても抵抗できるよう、積極的に仕掛けていきました。

”ノーテンピーカン!ボク元気!”
というわけで、ノーテンは全部カンです。
このレンジを適正にするためには、この巡目のテンパイ時もカンが必要になります。
4pは鳴きません。

南も9sも重ね損じるとまぁまぁ痛いです。
特に9sには7s引きの時に9sを34579sと扱うことで変化に対応しやすくなることから、この9sは残しておきたいですね。

素早いなぁ、もうリーチがきました。
こちらはオリることがないので、もちろんポンをします。
ポンをしないと、次に持ってきたよくわからない牌か8pのどちらかで一発放銃抽選を受けなくてはなりません。

最終形の爆誕です。激熱すぎ~

実況キジョン「ザンルール、符計算は一切ありませんので、親の3翻は一律、6000点、一本場で7000点と、供託で8000点の収入!」
もう台本みたいになってるw
1sと1pどちらから押すか

また中張牌枚数が不足しています。
役牌ポンは必ずするとして、しかし4sは幅広くソウズ吸収するためのスポンジとしての役割を担ってもらいます。
字牌を重ねてもまだ4sは引っ張る予定です。

またはやいリーチを退治しないとだめなのか・・・
現物の白を切りますが、基本的にはまっすぐ手を進める予定です。
ただ

まぁ中は一旦切るとして

下家の7p押しを見ています。
1sと1pどちらから切るかというところで、ここでは打1pを選択しました。
1pのほうが、宣言牌3pの関連牌でシャンポンが出てきやすいですが、1sにもシャンポンであたる可能性はあります。
打った時の平均打点は、
1sには一気通貫、イーペーコー、くっつきのソウズメンホンみたいなのが残っているのに対し、
1pには7pが切られているのでピンズ一気通貫否定、イーペーコーも3pのワンチャンスです。
どちらも押すつもりですが二軒リーチには抵抗できないため、感覚的に安く済みそうなほうから先に押してみました。

手が進んだので1sを切りますが、5pはくっつける前提であり5pを押すつもりはあまりないので、下家のプッシュに任せてオリてもいいな~と思うなどしていました。
しかしソウズ待ちはまだ幅広いので1sは切るか~。

5p単騎・・・さすがだなぁ。
目の前でラス牌が横移動したんですけどテンパイしてたら自分が打つ可能性も十分ありました。
序盤の河で2・8

第一打を北、
なんか一瞬清老頭見えるやんと思ったら
全然そんなわけなかったので9mから切ったほうがいいですね。
魔が差しました。

場況界のなかでも特に序盤の2pと8pに対する3pと7pは評価高めです。
四麻なら三暗刻をおろそかにできないので2pは切らないですが、
このゲームは3トイツの2枚差を重く見て、4pか7pから選びたく
それなら3pよしの理由がある4p切りのほうがよく見えました。

対面が役牌を仕掛け、下家から親リーチが。
2pを切って様子を見ます。ただこの2pがポンされるんですね。

現物が2枚(2p)あったのに1mから押す手をしていたのか。
確実にオリることないな。全部任せよう。
そう思いました。

ターツ落としなしリーチでメンピンドラ4はきついですなぁ。
できる限り引っ張りたい3s

東二局一本場、發は雀頭候補として機能しそうなので、現時点ではスルー方針です。

2pを引き入れて完全にスルー方針が固まってから、この局面
ドラが8pで9sか9pか、ここでは9p切りとしました。
8p先引きのドラ表示ペン7pがお荷物すぎて受け入れとみなせず
7s引きの時に打1pとする選択肢を残します。

47sが待ちになりやすいので、3sと9sで9sを引っ張って変に関連牌と思われても困るんで9sから
47sでテンパイしてくれるなら3s切りリーチのほうがいいですよね。
ただあまりに引っ張りすぎてリーチ言われると損なので完全安全牌とはかえる方針です。

先制リーチ、打てました!

高めの發で4000の和了!
浅いところにいれくれてラッキー!
やっぱり白が嫌い

南一局親番、抜きドラ2枚の補充で手に入れた1sと南を活かして、
最低18000にしたい手となりました。
1sと南は鳴く予定でした。4sと6sはスルーです。
第一打を白としました。無印白が本当に嫌いで、重なられてもこのあとポンポンする前提だとちょっと嫌かなって。
この手はホンイツにせずとも南ドラ3や、5pからのドラ4ドラ5にできる手なので、普通の河に近いほうがいいですよね。

うひょ~
これは小車輪の受け入れ減らせないので7pだ!!!!
これで5s6sもポン予定ですし、メンゼンで仕上げたらリーチリーチ!
最低24000にしたい手になりました。

めちゃくちゃいいやん!もう最高!トリプルなれ!

今回の決定戦、「苦しかったね」とよく言われますが、
いやいや、こういうラッキーもちゃんとあったっすよ。
白い歯見せたらこれ

一本場です。鳴くか微妙なところですが、対面にバーストプレッシャーを与えるためにも、12000に見えそうな仕掛けになるならしようかな、と思っていました。

すると対面に華3を抜かれます。
こちらはこれで8s9sを払えるようになったので鳴いて手を進めるのがいいですね。
ターツを払いながら瞬間の裏目がない形にできます。
華3を抜かれた後に鳴くと、鳴いた鳴いてないのツモ筋問題がありますけど
鳴いて手牌を和了に近づけておいたほうが、抵抗はしやすいですよね。
鳴かないで4枚目抜かれるとオリるしかなくなってしまうので、ある程度どれも鳴いて戦う構えはとりたいところです。

チートイツになってほしくないですが、9sを切られたなら序盤では8sのほうが重なりやすいため打9sから。

二人に対し、ドラ表示牌に2pがいるとしてもなおカン2pがグッドな様子なので、二度受けに手をかけました。
このnoteでは何度か「メンツ手とチートイツの天秤にかけるときは、5668のような二度受けがあるとかけやすい」という話をしたことがあります。
単純重なりもよし、7s引きでシュンツとリャンメンが同時に完成するためメンツ手に加速する、というものです。
なので5668はチートイツのイーシャンテンなら引っ張りたいんですけど、それでもカン2pのほうがかわいくみえてしまいました。

こんな鳴きをしたばっかりに・・・・

絞られてしまいました。

さて、局面が進んで華3相手からリーチが入りました。
華がくるまえに全部をどうにかしたいんですけど
まぁ打9pにはなりますかね。

お願いだから華4はそろわないでね。この一瞬に。

どうしてこうなってしまうんだろう。
オーラスを勝負局と定める

華4裏裏の7枚を引かれて、あーあと思ったら配牌もこれ。
真面目にこつこつやるしかありません。

そしたらリーチが入りました。
和了してくれて全然OKですが、オーラスをやるにあたって36000差以上は離れておきたいなって感じです。
現状52000点差なので、満貫は通行料です。
ただ先ほどの件で落ち着きがないのか、9sを切るはずだったのに

1mを手に持ってから

9sとかえてしまいました。すみません。
完全に掴み間違いです。

ここから先は、冒頭にもあったように、龍太郎さんが3着になってほしいので、ダブドラの華がないうちに8sからいきました。
9sが切られているとカン8sやシャンポンが出てきにくく、58sなら安目に該当するというのがいいですね。
下家は不明ですが字牌を切ってそちらに鳴かれるのは少々面倒なことになる気がしています。
字牌をトイツでもっていようとも状況が押し有利なため、押してくれるでしょうという期待も込みで鳴かせる必要がないですね。

その2pツモってくれたのか、しかも1000/3000・・・
じゃ、あとはその親を流させてもらうよ・・・
親には打ちたくないというだけ

先ほどは龍太郎さんの親を流すためにいろいろやりましたが(結局意味ない)今度はまさひろさんの親を流さなくてはなりません。
47000点差なので、一旦この局でまくられる可能性は低いものの、
ここで最終的に自分がまくられるとおおむね6万点台の2着程度、+14-+2-△16になると見込まれ、12枚差、7枚オールで21枚あるので33枚差と、
当然そこまでされたら困りますので、1着獲得はどうしても最優先事項です。

親が役牌をポンしたのち、こちらが余らせた7pを鳴かれてしまいました。
ここでターツ選択ですが、
結果として対面がダブドラをもっていなかったものの、ダブドラの在処は私にはわかりません。もし倍満に飛び込んだらバカアホドジマヌケ大賞を受賞することになります。
ただ当然親なだけで幅広く仕掛けているため、ノーテンの可能性もあることから、この瞬間は3sか3pを切りたいです。
1pから切って3p変化をみる余裕はないと思いました。
3sを切ってもいいですが、次の手出しが入ると223sに触れにくくなり困るので、現物1pをすぐに浮かせられる打3pのほうがまだマシに見えました。

裏目きちーですけど、6sの手出しが入っているので複雑な気持ちです。
6sがフォロー牌だったのであればピンズのリャンメンはまあまあなヒット率であるため、6sが通った記念に今やめてもいいんですけど、それだと少しつまらないですね。
例①:34p667s頭頭
例②:34p466s頭頭
例①では6sが余るとき25pの放銃率は50%、実際にはピンズの部分が36p・47p・58pなど幅広いためその1/3となり16.6%くらい、これが最高値
例②では6s切りのとき、シャンポンにするつもりの待ちなら0%ですがカンチャンにとるつもりなら放銃率は33%、先ほど3筋ある話をしたのでざっくり11%
今回のようにカンチャンからリャンメンに変化しただけのケースや、
例③:45p667s頭頭 ツモ5p
これなら6sを切りますね。
再度申し上げますが、元の仕掛け基準を考えればオーラス親であるため幅広いですし、0%で済むケースも一部残っています。
何よりこちらの手は4s引きで1sを待ちにできたら超強いですからね。
満貫ツモ打点=2枚オールの局面につきちょいがんばり。

この手出しはムリムリカタツムリです。
ノーテンのケースももちろん残っているのですが、6sを先に切れる信頼度は増すため、リーチだと思って対応します。
もしノーテンだとしたら、ほぼフォロー牌つきのイーシャンテンです。
安全牌と変えるパターンもめちゃくちゃ少ないです(役牌を絞ってもいいため)。

するとリーチが入りました。
トータル1位に対してサシコミ検討をするのはいかがなものかというのもわかりますが、優先順位として
親に打たない>自分が和了>下家が親から和了
であるため、最優先は親に打たない牌を選びたいと考えました。
親が下家から和了するケースは、例えば12000であっても次局に倍満ツモクラスの難しい条件ですし、跳満ツモなら届かず終了という終局結果も残ります。

6pは親にムリムリなので、1p・7p・6sから選びます。
最悪の最悪、三倍満に打ってもやむを得ないつもりでいますが、基本的に跳満と倍満は同等に扱います。
6sは5sが見えていないこともあって一応34455sや44556s、5556sなどうっとうしいのをケア、
1pと7pは打った時に高いケースが445566s内蔵や555sの時だけなので、

まあ渋々で打1pかなぁという気持ちです。
基本的には親に通る牌を打ちたいだけなので、サシコミのようで少々別の意味を持ちます。

次巡は7p、14pや47pはラス牌に当たるため、打ってあげないと勝ってくれないかもしれません。

5sが通ったことにより5sをまとめて持っている可能性が激減しました。
それなら5sまたぎの6sも渋々打ちますよ。
打った時にチートイツや役シャンポンが出てくる中よりも先に6sを打っておきたいですね。

間に合わず・・・
この和了のいいところは瞬間的に自身の損失になっていない(対面がワンランクアップ、下家がワンランクダウン)ことだけです。
条件緩和は厳しいですよ。
跳満なさそう説

オーラス一本場、一本場あることで跳満=2枚オールです。
先ほどと違って親との距離がすごく近いので、いつでも援助できるように西を残しておきたかったんですが、ドラ5なのでこれは自力和了優先でわずかな重なりも逃さない方としました。

北にある程度の放銃回避役があることで、仕掛けはしやすいですね。

よっしゃー下家から先制リーチ!!!と思ったらツモ切り追いかけリーチが?
親は役あり18000を見逃そうとしていた形跡が薄く、抜きドラもなし表ドラの發もなし、こちらは5sを2枚、5pを1枚持っていて、
本当に跳満ある?っていう
親の和了は次局かけっこになりますが、それでもやむなしか?と思うなどしました。
偶発で条件クリアされたら天晴の一言につきます。

龍太郎さん、たのむよ。勝ってよちゃんと。

勝ってくれました。
ギリギリ1着・・・
めでたしめでたし。

はるさま「1着はキジョンネルソンさんです!」

わし「みんな、こんな危なげな操縦ばっかりでごめんね」
応援している人が不安で不安でしょうがないよね。
結果としては決定戦全体を見据えた時に悪くない結果で
まさひろさんが丁度良く大振りできるスコア状況かつ、龍太郎さんのスコアが削れたことで自分以外のターゲットをみつけてもらいやすくなりました。
残り2試合、どちらか1着なら通過確定です。
今回も長い記事になりましたが、最後までご覧いただきまして、ありがとうございました!!!!
残りの2回戦は木曜日朝、土曜日朝に投稿できるよう頑張ります。
土曜日に2026後期の関東A1が始まるの、どう考えても早すぎるだろ!
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