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里芋たっぷりジャワカレー作ってみた🍛|苦手だった食材に挑戦してみたら…

カレーの気分は、しばらく続く。人は一度カレーの国境を越えると、そう簡単には帰ってこられない。スーパーの棚に並ぶルーまで、手招きしているように見えてくる。今回は「ジャワカレー」である。実家のカレーも、これだった気がする。記憶の中の台所では、いつも誰かが鍋をかき混ぜていて、私はその横で皿を持って待っていた。作り方の記憶はない。食べる係の記憶は、やたら鮮明である。

里芋を購入🛒


そこへ「里芋を入れるとおいしい」という情報が舞い込んだ。里芋。正直、得意な食材ではない。ぬめっとしていて、何を考えているのかわからない。野菜界の無口な転校生である。しかし、カレーという大鍋の中なら仲良くなれるかもしれない。そう思って、私は里芋とジャワカレー辛口を買った。寒かったので辛口にしたのだが、いま考えると、辛さで判断力まで温めすぎたのかもしれない。

ジャワカレー 種類
ジャワカレー 辛口


鍋の中では、里芋が妙な存在感を放っていた。じゃがいもよりも早い段階で、とろみの気配が出てくる。まるで鍋の中に小さな温泉地ができたようで、湯気の向こうに「ようこそ里芋旅館へ」と書かれた看板が見える気がした。ルーを入れる前から、すでにカレーになる準備だけは整っている。私は「これは成功ではないか」と、料理人の顔で鍋を見つめた。なお、この時点で私は重大な儀式をすっ飛ばしている。そう、里芋の下茹でである。

ジャワカレー 作り方
里芋たっぷりカレー🍛
里芋入りのカレー


夕食の席で、妻はひと口食べる前から何かを察知した。「里芋、下茹でした?」と言われた瞬間、私は家庭内料理裁判の被告席に立たされた。検察官である妻の目は鋭い。私は「下茹で?」と、存在しないアリバイを探す犯人みたいな声を出した。判決は早かった。「もういい」。有罪である。しかも執行猶予なし。食卓には、カレーの香りと気まずさだけが漂った。

ただ、心の中の私は小さく反論していた。料理をしない人に、なぜ料理の作法で裁かれねばならないのか。いや、言わない。言えば二審が始まる。家庭内裁判は、控訴した側がたいてい負ける仕組みになっている。

肝心の味はどうだったか。私は里芋が苦手なので、自分の皿には一切れだけ入れた。ところが食べてみると、これが意外とうまい。じゃがいもとは違う、ぬるっとしているのにほくっとする不思議な食感。ジャワカレーの強い味が、里芋の人見知りをうまく包んでいたのかもしれない。

里芋たっぷり ジャワカレー


結局、里芋入りジャワカレーは失敗ではなかった。ただし、家庭内では有罪だった。次に作るときは、ちゃんと下茹でするつもりである。カレーの国にも、入国審査はあるらしい。

私は心の中でこう呟いた。
🗯️「じゃあ、あんたが作ってみろよ

TBS火曜ドラマ じゃあ、あんたが作ってみろよ


✅ ジャワカレーは安定
✅ 里芋カレーも美味しかった
✅ 里芋は下処理が必要らしい
✅ 料理しない人に怒られる謎ルール


🔗 元ネタはこちら👇

➡️ 次話はこちら:番外編|料理は誰のため?🥘
⬅️ 前話はこちら:横濱舶来亭⚓️
↩️ シリーズ序章:期間限定?アレンジ?やっぱ定番やろっ❣️

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