【南アルプス深南部】岩岳山〜高塚山〜蕎麦粒山縦走32km|アカヤシオ満開の当たり年ルート
アカヤシオのピークに合わせて歩いた一日でした。
ただ花だけでは終わらないのが、このルート。
不明瞭な区間、急登、長い稜線。
静かな深南部らしく、“自分で判断する場面”が続きます。
それでも最後に残ったのは、
満開のピンクと、つないだ稜線の手応えでした。
※今回のアカヤシオの開花状況は速報でまとめています
▶【速報】深南部のアカヤシオが満開|今行くべきエリアと見頃まとめ
はじめに
今回歩いたのは、岩岳山から高塚山・三ツ合山をつなぎ、蕎麦粒山を経て久保尾辻へ抜けるロング縦走です。
南アルプス深南部らしく
・人が少ない
・一部ルート不明瞭
・長いアップダウン
といった特徴があり、体力と判断の両方が求められるコースです。
この記事では
・各区間のルート状況
・迷いやすいポイント
・実際の体感難易度
をまとめています。
深南部のロングを歩いてみたい方の参考になればと思います。
過去の山行記録
この山域はこれまでにもアカヤシオを目的に歩いており、
今回で6回目となります。
・2021年:不動岳東尾根を寸又峡から往復
・2022年:大札山周回
・2023年:岩岳山周回
・2024年:勝坂〜バラ谷ノ頭
・2025年:風イラズ〜大無間山〜朝日岳
その中でも、今年(2026年)は特に花付きが良い印象でした。
山行概要
山名:岩岳山・竜馬ヶ岳・高塚山・三ツ合山・蕎麦粒山・三星山 ほか
山域:南アルプス深南部(静岡県)
日付:2026年4月18日(日帰り)
天候:晴れ時々高曇り
コース:
岩岳山登山口 → キマタ山 → 入手山 → 岩岳山 → 竜馬ヶ岳 → 高塚山 → 三ツ合山 → 蕎麦粒山 → 林道 → 三星山 → 小芋山 → 枝松山 → 久保尾辻
距離:32.8km
累積標高:+2352m / −2380m
行動時間:10時間34分
体力度:★★★★☆(ロング+一部ルート判断あり)
標準CTとの比較:標準17:07に対し10:34(約62%)
コース全体図

岩岳山から高塚山・三ツ合山を経て、蕎麦粒山へ。
その後、林道と周辺ピークをつないで久保尾辻へ抜ける縦走ルート。
このルートを選んだ理由
アカヤシオのタイミングに合わせて、
なかなか歩く機会がない「高塚山〜三ツ合山」の区間をつなぐ計画でした。
このエリアはピストンが多い中で、
縦走でつなぐことで見える“線の山行”が魅力です。
また、車2台を使うことで無理のない行程を組めるのもポイントでした。
※今回の開花状況や見頃エリアは、速報として別記事にまとめています
▶【速報】深南部のアカヤシオが満開|今行くべきエリアと見頃まとめ
コースの様子と感想
■ 岩岳山登山口〜岩岳山
序盤からミツバツツジとアカヤシオが咲き、期待が高まるスタート。
キマタ山手前には急登があり、朝一からしっかり負荷がかかります。
岩岳山周辺は痩せ尾根もあり、足元注意。
景色が開けるポイントもあり、ここから先の稜線が見えてきます。

■ 岩岳山〜竜馬ヶ岳〜高塚山
竜馬ヶ岳周辺から徐々に不明瞭な箇所が増えてきます。
マーキングはあるものの、踏み跡は薄く、
尾根の形を見ながら進む場面もありました。
そして高塚山への登り。
ここは明確に急登で、今回の前半の山場。
以前歩いた時と同様、しっかりときつい区間です。

■ 高塚山〜三ツ合山〜蕎麦粒山
高塚山を越えると一転して道は明瞭に。
稜線歩きの気持ちよさとともに、
視界が開けると深南部の山並みが広がります。
この日は予報より天気が良く、
蕎麦粒山からは富士山までしっかり確認できました。
アカヤシオもこの区間でピーク。
何度も足を止めるほどの見事な咲き方でした。

■ 蕎麦粒山〜久保尾辻
南尾根は急斜面で、下りでは特に慎重さが必要。
その後は林道を挟みつつ、三星山・小芋山・枝松山へ。
どれも短い登り返しですが、
ロングの終盤ではじわじわ効いてきます。
最後に振り返ると、歩いてきた稜線が一望。
“つないだ実感”が強く残る区間でした。
迷いやすいポイントまとめ
・竜馬ヶ岳周辺
→踏み跡が薄い箇所あり
→尾根の向きを意識して進む
・高塚山直下
→マーキングほぼなし
→直登気味に尾根を詰めるのが正解
・三星山・小芋山・枝松山の取り付き
→林道からの入口を見落としやすい
→事前に位置確認推奨
コース状況・注意点
・キマタ山手前:急登あり
・岩岳山周辺:痩せ尾根あり
・竜馬ヶ岳周辺:一部不明瞭
・高塚山への登り:不明瞭+急登
・蕎麦粒山南尾根:急斜面(下り注意)
【アクセス】
・岩岳山登山口:駐車場あり(約10台・トイレあり)
・久保尾辻:スペース2台程度
※2026年4月時点
※国道362号線は一部迂回路あり
向いている人
✔ 向いている人
・ロングコースに慣れている
・ルート判断を楽しめる
・静かな山域が好き
振り返り
なかなかつなぐ機会の少ない、高塚山〜三ツ合山の区間。
アカヤシオのタイミングも重なり、
このルートで歩けたことに意味があったと感じます。
不明瞭な区間や急登もありましたが、
それを含めて“深南部らしさ”のある山行でした。
そして何より、満開のアカヤシオ。
季節とルートが重なった、印象に残る一日でした。
また条件を変えて、この稜線を歩いてみたいと思います。
今回のアカヤシオは、ここ数年でもかなり当たり年の印象でした。
見頃やエリアの詳細は、速報としてまとめています。
▶【速報】深南部のアカヤシオが満開|今行くべきエリアと見頃まとめ
▶2023年 アカヤシオ咲く、岩岳山
おわりに
静岡の山を中心に、
毎週末、稜線を歩いています。
派手な山よりも、
静かな山・深い山・条件を読む山行が好きです。
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▶ 2026年4月のまとめはこちら
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