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【北アルプス】パノラマ銀座縦走|燕岳〜大天井岳〜常念岳〜蝶ヶ岳を1泊2日で歩く

北アルプスの人気縦走路「パノラマ銀座」を、1泊2日で歩いてきました。

スタートは中房温泉から。
燕岳を越え、
大天井岳へ。

翌日は
常念岳、
蝶ヶ岳を繋いで三股へ下山しました。

ずっと視界に入る槍ヶ岳と穂高の稜線。
まさに名前の通り「パノラマ」を感じる縦走でした。

▶ この縦走で見た景色を写真でまとめています
→【北アルプス絶景】パノラマ銀座|槍穂高を望む稜線の記録


はじめに

パノラマ銀座は北アルプスでも人気の縦走路です。

燕岳から大天井岳、常念岳、蝶ヶ岳へと続く稜線は
槍ヶ岳と穂高連峰を正面に眺めながら歩けるルートとして知られています。

この記事では

・残雪期のパノラマ銀座の様子
・アイゼン使用区間
・縦走路の雰囲気

を実体験ベースでまとめました。

これから歩く方の参考になれば嬉しいです。


山行概要

山名:燕岳・大天井岳・常念岳・蝶ヶ岳
山域:北アルプス(表銀座・パノラマ銀座)
日付:2024年5月3日〜4日(1泊2日)
天候:両日晴れ

コース

1日目
中房温泉 → 燕岳 → 燕山荘 → 大下りノ頭 → 切通岩 → 大天井岳 → 大天荘(テン泊)

2日目
大天荘 → 東天井岳 → 横通岳 → 常念乗越 → 常念岳 → 蝶槍 → 蝶ヶ岳 → 三股

距離:32.5km
累積標高:3155m
行動時間:17時間16分

体力度:★★★★☆
(ロング縦走経験者向け)


コース全体図

中房温泉から燕岳へ登り、
表銀座を大天井岳まで縦走。

翌日は常念岳と蝶ヶ岳を繋ぎ、三股へ下山するルートです。

北アルプスの人気縦走路を繋ぐ、
見どころの多いコースでした。


この山を選んだ理由

快晴予報の連休。

居ても立ってもいられなくなり、
以前から歩きたいと思っていたパノラマ銀座を計画しました。

三股に自転車をデポし、
穂高駅からバスで中房温泉へ。

北アルプスは多くの人が歩く山域ですが、
それぞれの背景を持ってこの稜線を歩いているのだろうと思いながら歩いていました。

自分にとっては
ずっと歩いてみたかった稜線。

大天井岳までの様子を実際に歩いて知ることができ、満足度の高い山行になりました。


コースの様子と感想

中房温泉〜燕岳

穂高駅からバスで中房温泉へ。

ここからスタートです。

登山道はベンチが多く、
第一〜第三ベンチ、富士見ベンチと高度を上げていきます。

富士見ベンチでは名前の通り富士山が見えました。

合戦小屋を過ぎると雪が増え、
燕山荘直下は冬道の直登になります。

直登

燕岳〜大天井岳

燕岳の山頂からは

・槍ヶ岳
・裏銀座の稜線
・立山や鹿島槍ヶ岳

など北アルプスの山々が一望できます。

▶ このときの景色をまとめています
→ 燕岳〜表銀座の絶景はこちら

燕山荘から先は表銀座の稜線。

蛙岩は冬ルートのため、
中央の隙間を通る形で通過しました。

稜線の先には
大きな山体の

大天井岳

「あそこまで歩くのか」と思いながら進みます。

表銀座の稜線

大天井岳

山頂直下はザレた急登。

最後は岩を登るような斜面になり、
少し高度感を感じる場所でした。

山頂からは

・表銀座の稜線
・槍ヶ岳
・常念岳

が大きく見えます。

槍ヶ岳

大天荘テン泊

テン場に到着したのは14時前。

時間に余裕がありましたが、

・三股駐車場の混雑
・大天荘に泊まりたかった

こともあり、この日はここでのんびり過ごしました。

昼寝をして、夕焼けを見て、また寝る。

気づけば13時間ほど眠っていました。

贅沢な山の時間です。

日が沈む

2日目

大天井岳〜常念岳

朝日とともに出発。

朝日に照らされた槍ヶ岳が印象的でした。

▶ 朝焼けの槍ヶ岳を写真でまとめています
→ パノラマ銀座の朝の景色はこちら

常念乗越まで下り、
そこから

常念岳

へ登り返します。

山頂からは

・穂高連峰
・槍ヶ岳
・大キレット

がよく見えていました。

穂高連峰~大キレット~槍ヶ岳

常念岳〜蝶ヶ岳

常念岳からの下りは岩場。

手も使いながら慎重に下りました。

蝶槍付近は樹林帯になり、
縦走路で唯一雪が多い区間でした。

ここではアイゼンを使用。

蝶ヶ岳までの稜線

▶ 常念岳を“冬に東尾根から”歩いた記録はこちら
厳冬期23kmの持久戦、その先に見えた槍ヶ岳


雷鳥との出会い

縦走路では雷鳥にも遭遇。

小さなオスとメスが並んで歩いていて、
思わず見入ってしまいました。

雷鳥のオスとメス

蝶ヶ岳

最後のピーク

蝶ヶ岳。

槍ヶ岳と穂高の稜線を正面に眺められる
人気の展望ポイントです。

多くの登山者が休憩していました。

穂高連峰~大キレット~槍ヶ岳

コース状況・注意点

残雪期のため冬道を通る区間がありました。

冬道ポイント

・燕山荘直下は直登
・蛙岩は中央の穴を通過
・大天井岳直下は直登

アイゼン使用区間

・合戦小屋〜燕山荘手前
・常念岳下部〜蝶槍手前
・蝶ヶ岳〜三股下山途中

ピッケルは使用しませんでした。

※2024年5月時点


振り返り

初めて歩いたパノラマ銀座。

ずっと槍ヶ岳と穂高の稜線を眺めながら歩ける、
とても贅沢な縦走路でした。

▶ この縦走で出会った景色をまとめています
→ パノラマ銀座の絶景記録はこちら

また違う季節にも歩いてみたいと思います。
快晴の2日間、素敵な山行になりました。

実際に翌年、雪が消えた6月後半にも同じ稜線を歩きました。
花が増え、稜線の雰囲気も大きく変わっていて、同じパノラマ銀座でもまったく別の山旅のようでした。

▶︎【北アルプス】燕岳〜大天井岳〜常念岳〜蝶ヶ岳|6月のパノラマ銀座テント縦走3日

▶ 同じ常念岳を厳冬期に東尾根から歩いた記録もあります
条件が変わると、まったく違う山になります

今回のルートは、私が実際に歩いて良かった北アルプス5コースのひとつです。

絶景縦走から岩稜ルート、北アルプス最深部の山旅まで、実体験をもとに紹介しています。

▶ 私が北アルプスで歩いて良かった5コース|絶景・岩稜・最深部まで実体験で紹介


おわりに

静岡の山を中心に、
毎週末、稜線を歩いています。

派手な山よりも、
静かな山・深い山・条件を読む山行が好きです。

これまでの山行記録はこちら
▶ マガジン「一座ずつ、山行記録」

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次は、また別の山の記録で。

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