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2026年5月の山行まとめ|深南部の核心から裏銀座へ。憧れの稜線をつないだ5回

静かな山には、
いつか歩いてみたいと思い続ける場所があります。

5月は、そんな山ばかりでした。

深南部の核心部。
一度は歩いてみたかったダイヤモンドトレール。
丹沢最高峰の蛭ヶ岳。
そして残雪の裏銀座。

景色を求めていたというより、
ずっと気になっていた場所へ、自分の足で届きに行った一ヶ月。

歩いた距離以上に、
「つながった感覚」が残る5月でした。


■ 今月の数字

山行回数:5回
総距離:188.3km
総累積標高:16,605m

振り返ると、
過去の月と比べてもかなり大きな数字になりました。

ただ印象に残っているのは距離ではありません。

どの山行も、
「いつか歩きたい」と思っていた場所だったこと。

数字以上に、
記憶に残る稜線が多かった5月でした。


■ 今月歩いた山行5回

① ダイヤモンドトレール40km|花と人に出会った関西遠征

深南部を予定していましたが、
林道状況の変化で計画変更。

その代わりに歩いたのが、
以前から気になっていたダイヤモンドトレールでした。

大和葛城山のツツジ。
金剛山のニリンソウ群生地。
そして40kmを超えるロング縦走。

静岡の山とは違う空気や文化に触れながら、
景色も花も楽しめた一日でした。

距離:40.8km
累積:3,132m

▶ 詳細記事はこちら
【大阪・奈良・和歌山】ダイヤモンドトレール40.8km|金剛山・大和葛城山と春の花を巡るロング縦走

▶金剛山で眺めた花情報はこちら
【金剛山】春の花を探して歩く|ニリンソウ群生地と山芍薬・ヤマトグサ


② 千頭山〜池口岳|深南部の核心へ

念願だった柴沢小屋。

増水した沢。
揺れる吊り橋。
そしてダルマ崩れ。

景色よりも、
ひとつひとつの判断が強く印象に残った山行でした。

深南部らしい静けさと緊張感。

歩いた後も何度も思い返したくなるような、
濃い二日間でした。

距離:34.7km
累積:3,674m

▶ 詳細記事はこちら
【南アルプス深南部】千頭山〜池口岳|柴沢小屋とダルマ崩れを越える34km縦走


③ 蛭ヶ岳をピストン|富士山とヒルカレー

ヒルトンでヒルカレー。

大倉から塔ノ岳、丹沢山を経由し、
蛭ヶ岳を往復しました。

富士山を眺めながら続く主脈の稜線。

歩いた先に待っていたヒルカレー。

人気の理由を実感できる、
気持ちの良いロングコースでした。

距離:27.1km
累積:2,399m

▶ 詳細記事はこちら
【丹沢】蛭ヶ岳|ヒルトン27km日帰りピストン・富士山とヒルカレーを楽しむ丹沢主脈縦走


④ 黒法師岳〜丸盆岳|深南部ゴールデンルート

今回の目的は、
最高条件の丸盆岳を歩くことでした。

日の出に合わせて歩いたバラ谷ノ頭。

黒法師岳から続く笹原。

そして丸盆岳から見渡す深南部の山々。

何度も歩いてきた場所ですが、
今までで一番良いと思える景色でした。

距離:47.6km
累積:4,478m

▶ 詳細記事はこちら
【静岡・深南部】黒法師岳〜丸盆岳|寸又峡から47.6km周回・過去最高クラスの笹原絶景


⑤ 野口五郎岳|残雪の裏銀座

5月最後は北アルプスへ。

北アルプス三大急登のブナ立尾根を登り、
残雪の裏銀座を歩いてきました。

槍ヶ岳。
鷲羽岳。
水晶岳。
赤牛岳。

そして夕暮れと日の出。

気が付けば2日間で3回も山頂へ。

それだけ居心地の良い場所でした。

距離:28.8km
累積:3,885m

▶ 詳細記事はこちら
【北アルプス裏銀座】野口五郎岳|残雪のブナ立尾根を越えて。3度登った山頂で見た絶景


■ 5月の比較

最長距離:黒法師岳〜丸盆岳 47.6km
最大累積:黒法師岳〜丸盆岳 4,478m

いちばん緊張した場所:ダルマ崩れ
いちばん花が印象的だった山:ダイヤモンドトレール
いちばん景色が印象的だった山:丸盆岳
いちばん「また行きたい」と思った山:野口五郎岳


■ 5月の季節メモ|来年の参考に

【花】

大和葛城山のツツジ:
5月上旬は満開手前。十分綺麗だったが、あと数日でピークという印象

金剛山のニリンソウ:
見頃。群生地は圧巻

深南部のシロヤシオ:
蕎麦粒山周辺で開花開始

ミツバツツジ:
深南部各所で見頃

【ヒル】

深南部低標高帯では活動開始
黒法師岳周辺ではまだ大きな被害なし
6月以降は本格対策が必要

【残雪】

野口五郎岳:
標高2,200m付近から残雪あり

上部は雪渓主体
ルート選択が重要

【天候】

朝の空気が澄む日が多く、
遠望が非常によく効いた

丸盆岳や野口五郎岳では、
春としては珍しいほど展望条件に恵まれた


■ 今月の振り返り

5月は、
「景色を探した月」

というより、
「行きたかった場所へ届いた月」
でした。

柴沢小屋。
千頭山。
丸盆岳。
野口五郎岳。

名前だけ知っていた頃から考えると、
どれも遠い場所だったと思います。

でも、一歩ずつ歩いていると、
いつの間にかその場所へ届いている。

山は、
遠くを見る趣味でもありますが、

振り返ると、
どれだけ歩いてきたかを教えてくれる趣味でもあるのかもしれません。

5月は、そんなことを感じた一ヶ月でした。


■ はじめての方へ

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条件と判断をテーマにした山行記録を書いています。

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「どう判断したか」も残しています。

これまで歩いてきた山や完登記録はこちらにまとめています。

▶ 自己紹介記事を読む
自己紹介|はじめての方へ


▶ 先月のまとめはこちら
2026年4月の山行まとめ|雲海・アカヤシオ・祈りの山を歩いた山行4回


6月は梅雨の季節。

歩ける日が減る時期ですが、
だからこそ条件が揃った一日は特別になります。

次はどこへ行こうか。

また地図を眺めながら、
一座ずつ歩いていこうと思います。

これまでの山行記録はこちら
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次は、また別の山の記録で。

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