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【第三部】情熱の最前線:一枚に懸けるわたしたちの挑戦編

これまでのあらすじ。
4月11日。コニシ木の子、えむのマイトン、モスキート エリは埼玉県川越という街で中身ゼロの冒険を繰り広げていた。不毛の絶景に目を焼き、人んちのインターホンで精神を削り、女優の魂に鼻水を垂らしたこの日。埼玉の神様は、まだ我々に「まともな結末」を許してはくれなかった。ーー絶対零度と化したマイトン、コニシ木の子の策略、そしてそれに翻弄されるモスエリ。第三部、完結編――本当の『なんのはなしですか』が、ここにある。

第1章 救うべきは、京大卒のプライドか。それとも、失われた遊び心か。

時は3月末。コニシ木の子とわたしは、横浜某所で密談をしていた。

「この前、京大卒の男が『コニシさんて、なんであんなにティッシュ字検定推すんですかね』って言ってたわ」

話題の中心は、路地裏界きってのインテリ、京大卒のマイトンである。珈琲イベントで行われるワークショップ「ティッシュ字検定」の開催が決まっていた。吹けば飛ぶような企画の名は、TWE(ティッシュ字検定)。だが、マイトンは全然ノッてこなかった。このイベントのキーマン、なのにである。

「彼は変わってしまった。それが、ただ悲しい」

わたしは目頭を押さえ、上目遣いで言った。

「エリ。ティッシュ字検定が面白いって、私と一緒に証明してみないかい?」ーーその力強い言葉に、わたしは静かに頷いた。

第2章 マイトンの拒絶

「ティッシュ字検定ワークショップ」。
かつてそのムーヴメントの渦中にいた男は、わたしたちの申し出をアッサリと否定した。これが証拠である。

絵文字で誤魔化せると思ったら大間違いだぞ
👓マイトン🍄コニシ木の子☕️masaru

何かしら理由をつけてマイトンは責任の所在を投げる始末。この後のLINEも酷い有様だった。正論は、時としてエンターテインメントの敵になる。そして、その指先は、まだティッシュの温もりを知らない。事態は、最悪の方向に向かっていたのである。「ティッシュ字検定師範」として立って欲しい我々と、絶対零度の鉄壁マイトンとの戦いがこの時、幕を開けた。

第3章 モスエリの空振り

わたしの視界に、一枚のティッシュが宙を舞う。
それは風に流されたのか、自発的に飛ぶことを選んだのか。どうせゆくのなら、そこには意志があるほうがいい。わたしは、ティッシュ字を無邪気に楽しむ本来のマイトンの姿に戻って欲しかった。当初の純粋な行動を綴りたいと思う。


【tissue1】
わたしは、マイトンを誘い出した。ティッシュ字検定の買い出しデートのためである。(計2回)数種類のペンの前で、わたしの心はルン、と鳴る。”感じるより、触れるのだ”これは、わたしから彼への処方箋だった。

モスエリ:「マイトンさん、いろんな色あった方が絶対いいよね♡種類もたくさんっ、何がいいかな??」

わたしは、マイトンの瞳を覗き込んだ。だが、レスポンスは鈍い。マイトンの右手に持つ漢方のビニル袋が、かすかに音を立てる。

マイトン:「ペンなんてそんなにいらないですよ。どうせ、みんな飽きてどこかに行ってしまうんだから」ーー沈黙。


【tissue2】

ある日閃いたわたしは、意気揚々とグループラインにこの画像を投稿した。特製スタンプである。マイトンの指先を想像した。ワクワクが止まらない。ーーそして早速、返信が来た。

コニシ木の子「®️ついてる!師範が押すんだよ。認定って」
マイトン:「僕、スタンプ押すの苦手なんですよね」

ーー振られ始めて3回目。わたしはもう、お大事になんて言えなくなっていた。恋より切ない、ティッシュ越しの片想いだ。


第4章 ハニートラップ始動

横浜の密談では、より具体に迫っていた。コニシ木の子はツラツラとナニカを言っている。半分以上は理解できなかった。だが、これだけはわかった。

1、メディアに評価してもらう
2、モスエリ、インナーカラーを入れろ

わたしは速やかにメディア各所に企画書を手配し、美容室の予約を入れ、ペールピンクの魅惑をまとった。マイトンはインナーカラーが大好きなのである。計算高いピンク。それは、理性への宣戦布告である。試しにコニシ木の子にその画像を送る。返信は、こうだ。「サラサラ歌劇団だね」と。どうやら、無駄な時間を過ごしたようだ。


第5章 J:COM襲来

4月11日。白井邸前から振り返る。
コニシ木の子は、既視感のある表札に震える指を伸ばしていた。わたしは彼に「早くしろ」と無言の圧力で指を差し、背を向けたが、突如、ポケットから「ワンワン!」と着信音が吠えた。嬉しい報告に思わず笑みがこぼれる。「あ、ありがとうございますぅ♡」自分でも驚くほどの猫なで声が出た。京大卒の不安げな顔を尻目に、交渉を続ける。

ペールピンクを意識した仕草。
モスエリ最大限のハニートラップ。

わたしの企画書に目を通したメディア担当者さまから質問が入る。“見どころは?”と。わたしは、はっきりと、こう告げた。

「ーー珈琲と、ティッシュ字です」

マイトンの眉間がぴくりと動いたことを、わたしは見逃さなかった。猫なで声ひとつで、世界はティッシュ字に染まる。

4月29日、国分寺で開催される珈琲イベント。「春のにわにはでコーヒーの花を咲かせよう」。その模様がJ:COMさま『ジモトトピックス』で放送されることが決まったのである。

社会的信頼と不審者一歩手前、外圧に翻弄された絶対零度の男が、同じ時空で軽やかに同居した瞬間である。

放送情報
• 放送番組: J:COM「ジモトトピックス」
• 放送期間: 5月9日(土)〜1週間予定

4月より放送圏東京5市から10市へと拡大中。

第6章 マイトンの覚醒

「エリさんの、ありがとうございます。を聞いた時、”終わった”と思いました」マイトンは後にこう振り返る。

「見どころティッシュ字検定って言ってましたよね?気持ち悪くなってきました」

いつになく多弁なマイトン。ここからは、最後の総仕上げである。コニシ木の子は、この日のラジオ出演の際にこう語る。「ティッシュ字検定師範」として、メディア出演することをサラリと公言したのだ。コニシ木の子の嬉々とした表情に、マイトンは静かに項垂れている。この風景は、京大卒の男が一人で葛藤する最後の瞬間だ。もう恐るな。あとは、師範と呼ばれる覚悟だけだ。

おわりに

これは、わたしの出したJ:COMさんへの企画書の一部である。

■取材対応可能者
• masaru (lace flower coffee本イベント主催)
• コニシ木の子(「#なんのはなしですか」主宰/元大関KONISHIKIマネージャ一)
• マイトン(コミュニティ運営・渉外担当/京都大学出身)
•モスキートエリ(本企画・コミュニティ関係者)

ちなみに、わたしはマイトンにだけ、顔出しの許可をとっていない。正解なんて、ないのだ。そこにティッシュがある限り。
わたしは、今日も髪をかきあげながら、誰かのありとあらゆる場所をティッシュで拭っている。これは、「フラフラフフフ」と魅惑のペールピンクを纏う女の、最後のハニートラップである。


ここからは、TWEの練習です。
準備はいいか?


Say!!


道ゆく人にTWE‼︎


今度は英語でT-W-E‼︎


しっとり静かにTWE‼︎



お好み焼いてもTWE‼︎


もはや一年前からTWE‼︎


覚醒したぞ‼︎TWE!!


ティッシュと共に生きる、ティッシュ字検定師範えむのマイトンのワークショップ
4月29日国分寺「にわには」で。

3.7作 デザイン最高


To be continue…。
#なんのはなしですかは、総合表現エンターテイメントです。


※尚、「ティッシュ字検定」の原案は本田すのう氏である。


掲載情報

ぶんじch
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LIVING多摩

JR東日本のwebサイト「中央線が好きだ。」


当日取材予定
ジモトトピックス| J:COMチャンネル


おねがい

4月29日のイベントに合わせてみなさまの描いたティッシュ字を集めています。過去の作品でも、新しいものでも、滲んでいても、破けていてもOKです。記事にUP、また郵送でご協力いただけると幸いです。できれば現物で、「にわには」に飾れたら最高だと思ってます。ご連絡お待ちしております♡

masaruさんの珈琲
優谷さんの朗読、楽しみにしてます!

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