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【第一部】ラジぽて縁結び編

4月11日(土)。時刻は午前7時。コニシ木の子、えむのマイトン、モスキート エリの三名は、横浜駅で合流した。
目的地は埼玉県。コニシ木の子のラジオ出演と、アローンシアター谷英美さんのファンパーティに出席するためである。本記事は、「#なんのはなしですか」における当日の行動を、三部構成で記録したものである。

ラジぽて縁結び
⸻不毛の絶景、その先。

コニシ木の子のラジオ出演が決定した。「#なんのはなしですか」と、舞台公演を行う女優・谷英美さんによる紹介だった。番組名は「ラジぽて縁結び」。数日前、この知らせを受けた我々は、ラジオ収録に同席することとなった。コニシ木の子が公共の電波に乗る ⸻いわゆるNGワードを封じ込める為に願い出たと言っても過言ではない。
到着予定は収録の一時間前。コニシ木の子は、揺れる車内でこう言った。⸻「ねぇ。見て、ツルツル」。そこには、不毛の絶景が広がっていた。この日、コニシ木の子の頭の中は、俳優モードなのだろう。本日最初の一枚はコレである。

目のやり場に困る①

⸻縁を結べない我々が到着した場所

到着したのは「霞ヶ関」。事前に共有されていた住所をもとに、駅を降りた我々は意気揚々と埼玉の地へ踏み出した。畑や民家が広がり、次第に生活の気配が濃く広がる。「おっ、今年菜の花食べた?」「あぁ、まだ食べてないですねぇ」。季節は、いつのまにか春に変わっていた。気分はハイキングである。

そんな中で、不意にマイトンはこう言った。「コニシさん、こんな所にスタジオあります?」「いや、事務所的な感じなんじゃないかなぁ。メール来たし」一抹の不安と、完全に声の気配を消した景色の中で、google mapはある民家の前で突然こう告げる。

“到着しました”と。

ウーーン、ウーーン ……近くで椅子のビスを打つ音だけが、我々の「常識」を破壊していく。駄菓子菓子、住所は合っている、はずだった。

「え?押す?」
インターホンを前に、何度もわたしたちを確認するコニシ木の子。

その姿にマイトンは目を背け、わたしも鳴り出した電話を片手に、無言のまま指先だけで「早く押せ」と突きつけた。 ⸻雑な付き人である。

つい15分前の我々。推しパティシエのクッキーに舌鼓。あんたら、クッキー食べてる場合じゃないぞ。

ピンポーン。

音は、音のまま、その場に取り残された。
「誰も出ないんだけど」。薄ら笑いを浮かべるコニシ木の子。その視線の先には、何もない。
⸻それにしても。ここは、どこなんだ。

目のやり場に困る②

未登録地点FM775ナナコライブリーエフエム

壮大な迷子の末に、我々は遂にスタジオに到着した。汗だくである。我々は静かに首を垂れた。「謝罪取締役」の大人が三人に増えた瞬間である。いつかコニシ木の子はこう言っていた。“肩書きは、人を育てる”と。その言葉が脳内を反芻する。

未登録地点には、新たに「朝霞台」が追加された。

のちに明らかになる真実。
Google Mapが指し示したのは、ディレクターさんの「プライベート」。あの一時間の遅刻は、伝説を作るための「最短の回り道」であったに違いない。わたしたちの、大好物である。ほんとうに、感謝しかない。

目のやり場に困る③眩しい。

スタッフのみなさま、あたたかく、穏やかに迎えてくださり、ありがとうございます。(今後とも、よろしくお願い致します。深々)

密着・ラジオ収録現場に潜入

コニシ木の子は、ブースに。わたしたちは、ご厚意に甘え、スタジオ内で見学することに。コニシ木の子は、なれたように着席した。長めのマイクや並ぶ機材。時を刻むモニター。台本を片手に、打ち合わせが始まる。

左からコニシ木の子・
右MC松本さん・奥にディレクター白井さん

MC松本さんの美しい声色に、慣れた段取り。曲の合間にはさっと白井さんの「欲しいトーク」の指示が尺と共に差し込まれる。「なんのはなしですか」の世界観を惜しみなく汲み取ってくださる質問内容と、嬉しそうに回答するコニシ木の子が印象的だ。

・#なんのはなしですかの広がり
・集まる記事の内容や回収について
・活動内容
・未来への展望
・どうしようもないコニシ木の子のおしゃべり

など、全2回にわたる番組の内容は爆笑必死である。谷さんについて、コニシ木の子から語られる場面もまた、良い。コニシ木の子と、松本さんとの噛み合ってるようで、お互いズレた視点が番組を最高に盛り上げる。

見学という名の監視(渉外の仕事は多い)
途中何度かNGトークにバツ印を送る。

メッセージ数は、番組内過去最高

届いたリスナーからのメッセージ数は過去一番だったとか。応募してくださったメールは、番組側、コニシ木の子が全て目を通されている。
※放送回では、訳のわからないメッセージが、バンバン採用されております。心当たりのある方、アナタですよ‼︎(笑)コニシ木の子も大喜び。

今回は二本取り。質問の内容や、
回答のボリューム確認をするコニシ木の子。

MC松本さん
⸻未公開トークは終始「なんのはなしですか」

「もやもやさまぁ〜ず」に二度の出演をなされているMC松本さんは、川越を拠点にラジオMCを勤める帽子屋さんであり、カフェのオーナーさま。柔らかい物腰の中から、突然舞い降りる「フェアリー感🧚」。音声版「#なんのはなしですか」は、ここでも繰り広げられる。

コニシ木の子:「松本さん、海の上とか、歩けちゃいますよね」
MC松本さん:「えぇ、タイミングが合えば」
コニシ木の子:「書いてくださいよ、タグつけて」

このフリートーク版「なんのはなしですか」な世界観は広がり続け、白井さんからストップが入る場面も(笑)コニシ木の子と、路地裏の魅力を最大限に引き出してくれる話術に感謝。

そんな気になる松本さんのInstagramはコチラ。

MC松本さんpresents「なんのはなしですか」
ある日、私のお店にオジサンが三人来店したんですよ。ここは妖精にしか見えない店って説明したら、「俺たち妖精じゃなくてゴブリンだよなぁっ」て。天然系、なんのはなしですか👒

予行練習のマイトン。


「#なんのはなしですか」ポーズは、MC松本さん考案のもと、突然採用。みんなもやってみてね。

MC松本さん考案のハンドサインは、路地裏必修。耳で聴く「なんのはなしですか」ポーズはコチラ。

FM775ナナコライブリーエフエム
ラジぽて縁結び
金曜日 21:30〜21:59
コニシ木の子出演
5月1日(金)、15日(金)

開幕、僕らの時代。
⸻「なんのはなしですか」中身ゼロの座談会。

効率や正解を求める世界から一番遠い場所で、わたしたちは最高に純度の高い「ご縁」を掴み取っていた。白井さんのご好意で、谷さんのパーティまでカフェでドーナツをご馳走に。そこで始まる「僕らの時代」 ⸻なんのはなしですかver。

コニシ木の子:「いっつも何か起きてるよね」
マイトン:「ほんとうに。ネタがつきませんね」
白井さん:「歯車がガチっとハマる。そんな時に、案外人生転がっていくもんなんですよ」
コニシ木の子:「本当変な人多い。マイトンもなんでここにいるんだかわかんないもんなぁ」
マイトン:「そうですね、でも京大って変な人多いっすよ」⸻ (一同笑い)アンタが一番変人だということは誰もがすでに知っている。もう、言わないが。

役に立たないものだけが、わたしたちを一番遠くまで連れていくのだ。埼玉に刻まれた、史上最も「くだらない」この入り口は、このあと第二部へとつづく。

おわりに

「ラジぽて縁結び」は、東武東上線の沿線にある街同士のご縁を結び、埼玉県を制覇していこうと野望を掲げている番組です。

コニシ木の子編

えむのマイトン編


ナナコライブリーエフエムの皆様。ディレクターの白井さま、MCの松本さま。
この度は、ラジオ収録に同席させていただき、誠にありがとうございました。温かく迎え入れてくださり、安心してその場にいることができました。「#なんのはなしですか」が音声として広がる瞬間に立ち会えたことを、嬉しく思います。本記録は、その一日の出来事の一部です。また、どこかでご一緒できる機会がありましたら幸いです。


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