【株価と金融政策5】株価の重要性
私自身の株式投資の経歴を世に出す前に 株価と金融政策について振り返りました。
4.株価の重要性について
次は株価の重要性について記述します。前回までを振り返ると金融政策とは株価を上昇させることになります。なぜ、株価を上昇させることが重要なのでしょうか?前回までの話から一言で言ってしまうと「国家経済の成長のため」ということです。具体的には次の通りかと思います。
①企業の評価を上げる
株価が高いということは、投資家がその企業の将来性や収益力を高く評価しているというサインです。企業価値(時価総額)が上がれば、企業は社会的な信用力も増し、取引先や金融機関との関係も有利になります。
②資金調達がしやすくなる
株価が高ければ、新株発行(増資)による資金調達が効率的に行えます。つまり、少ない株数の発行で多くの資金を集められるため、成長投資やM&A(企業買収)などを積極的に進めやすくなります。
③既存株主への責任
企業は株主の出資によって運営されています。株価が上がれば、株主の資産価値も増えるため、株主利益を守るという経営者の責任を果たすことにつながります。逆に、株価が低迷すると、経営に対する批判や株主からのプレッシャーが強まります。
④敵対的買収の防止
PBRが1倍を大きく下回るような低評価の企業は、敵対的買収の標的になりやすいです。株価が企業価値に見合った水準に保たれていれば、そのリスクを減らすことができます。
⑤従業員の士気向上
企業によっては、ストックオプションなど株価に連動する報酬制度を採用しています。株価が上がれば社員のモチベーションが向上し、優秀な人材の確保や定着にもプラスに働きます。
要するに、株価は企業にとっても投資家にとっても経済活動を円滑に進めるための重要な指標なんですね。
最後に1989年バブルと2020年代相場の決定的な違いについて簡単に下表にまとめておきます。日本国自体は過去の反省から学んで、株価は手堅く上昇しているようにも思えます。ただし、世界は30年前より複雑につながっておりまた不確実性が高いことから、いち個人がサラリーマンをやりながら株式で大きな利益を上げるのはリスキーなことだと思います。専門家でもリスクを背負っていることに変わりはないと思います。なので、自身の許容範囲を明確に決めて投資をしていくことが賢明でしょう。

ここまで株価の変遷や金融政策について述べてきました。当初予定の「私の株式投資」とは少し離れてしまっていましたので、ここまで(1)~(5)の話を抜き出して別記事を起こしたいと思います。
次回からいよいよ「私の株式投資」について記事を作成したいと思います。
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