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【アニメ】『天幕のジャードゥーガル』シタラのモデルとは?私たちと「民族」

こんにちはうみです🐬✨
漫画編集者を目指す大学生です。
今日は7月からのアニメ『天幕のジャードゥーガル』という作品について紹介したいと思います!

 前の記事では日本の室町時代を舞台にした『World is dancing』を紹介しましたが、今回はモンゴル帝国が領域を広めつつある時代を生きるトルコとモンゴルの人々を描いた作品で、この作品もうみ的にはすごく興味深かったです…!!!😍😍(うみが歴史を割と好きなこともありますが……)


『天幕のジャードゥーガル』とは?

 『天幕のジャードゥーガル』とはの作品です。作者は氏でこの7月からアニメ放送がスタートしました。舞台は先ほど述べたようにモンゴル帝国が勢力を拡大している時代です。主人公のシタラはイラン出身の奴隷であり、教養のある主人に仕えて充実した生活を送っていました。しかし、そのような日常は突如終わりを告げます。大切な人を次々と失い、環境が変化する中でも聡明に、そして強かに生きるシタラの姿を描いたこの作品から目が離せません!!

公式サイトはこちらです!ぜひご覧ください😍😍

気付いたところ

①文化の再現度の高さ

 この作品は実在する史実上の人物をモデルに書かれている為ということもありますが、アラビア半島付近とモンゴルという2つの異なった文化を高い再現度で表現しています。主人公のシタラはアラビア地域の出身なのですが、最初はバザールを彷彿とさせる市場の描写や、窯場で穀物を引く様子の描写があります。私たちが「アラビア」と聞いて想像するようなアラビアンナイト的な雰囲気で物語を描くのではなく、その地域に生きる人々の生活までを含めて描写していることが非常に印象に残りました。

 また、あるきっかけからシタラはモンゴルで生活をします。その際も今アラビアの地域で言ったように「モンゴル=遊牧」という一つのイメージに縛られず、どのように動物をさばいて、どのように宴会の席でご飯を食べるのかというような部分まで描かれていて、アニメを観るだけでも、とても興味深かったです。

②イスラム教の表現

 二つ目は宗教に関連することなのですが、主人公の住む地域はイスラム今日の信仰が中心の地域です。このアニメを観ている中でうみはいくつか大学で勉強した内容を思い出しました。(うみは文化人類学、というある地域の慣習を調べて周辺地域との関連性を見つけていくような研究をしています!)

 私たちは「イスラム教」と聞いたときにどのようなイメージを有するのでしょうか。「怖い」といったような感情を抱く方もいらっしゃると思います。イスラム教は多くの学派に分かれており、過激な政治活動を行う人々が存在することは事実です。しかし、イスラム教の教えは「唯一神への信仰」なんです。信仰のために日々の修行の一環として規律を作っており、個人によって信仰というものへの解釈は変化していきます。

 これが分かるのが1話です。髪の毛を隠すスカーフが枝に引っかかってとれたシタラはそのままムハンマドと呼ばれる少年に話しかけました。少年は「イスラム教の女性が髪を出したまま出ちゃだめだよ」と言いますがシタラは「あなたはまだ子供だし、私も子どもよ」と言い返し、ここで個人の解釈には幅がある事が分かります。
 また、使える奥さんは手袋をして顔以外の肌の露出をできる限り減らしていますが、主人公のシタラや、他の奴隷の女性たちは手は素手のままで描写がされています。家事をするのに手袋が不便という理由からかもしれませんが、それでも場合によって選択できるような解釈があるのではないかと考えました。

「ジャードゥーガル」とは?

 ジャードゥーガルとはペルシア語で「魔術・呪術的儀式を行う存在」を表します。『天幕のジャードゥーガル』という作品名の英名が『A Witch’s Life in Mongol』であることからも、「魔女」という言葉を指していると考えられるでしょう。まだうみもアニメから見始めて、何が「魔女」である理由なのかはわかりませんが、見続けながらまた記事にまとめられたな良いなと思います!😍😍


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