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【銀魂】『銀魂』に完璧キャラがいないのはなぜ?「マダオ」の役割

記事の冒頭で述べたように、マダオとは「まるでダメなオッさん」という言葉を略称したものであり、作中で神楽が長谷川泰三というキャラクターを呼んだ呼び方のことです。

こんにちは、うみです🐬✨️
漫画編集者を目指している大学生です。
今日はうみが最近再熱している『銀魂』についての記事です!


 うみは一つの作品にハマるとその作品の情報を調べ続けます。2か月から3か月、ある程度調べつくしたところで冷静になって上がってくる、タチの悪い飽き性(?)ヲタク人間です。

 しかも最新の作品よりも少し昔の作品にハマることが多いので、よく流行に置いて行かれます…。でも!!!今回の銀魂は映画化があったことから、うみにしては珍しくタイムリーなハマりだと思っています笑。


過去にも『銀魂』に関する記事を書いているので合わせて読んでいただけると嬉しいです🥰🥰



アニメを観て気づいたこと

 『銀魂』っていつみても面白いですよね。
 小学校の時に漫画が友達の家にあってところどころ読んでたんですけど、少年漫画よりも当時読んでたコロコロコミックに近くて小学生のうみにもわかりやすいので、よく読んでました。

 漫画は持っていなかったので最近あまり読んでなかったのですが、最近アニメと漫画を並行しながら2回目を見始めてしっかりとハマりました。

小学校の時に笑っていた、いい意味のくだらない面白さは変わらず、キザだと思っていたキャラクターのセリフが心に刺さるようになって、面白さが倍増してます。アニメも、もうすぐ一周目が終わりそうですが、そのアニメを観ている中で気づいたことを紹介します😊😊


「マダオ」とは

 記事の冒頭で述べたように、マダオとは「まるでダメなオッさん」という言葉を略称したものであり、作中で神楽が長谷川泰三というキャラクターを呼んだ呼び方のことです。

 長谷川さんはもともと幕府の高級官僚でしたが、他の星の皇子を殴ったことからクビになりました。そして最愛の奥さんにも逃げられました。そのため今はフリーターで職を転々としており、(タクシー運転手、寿司屋、トイレ清掃員など)作中でもトップレベルに不幸に巻き込まれることが多く、結果としてやっと就いた職をクビになることも多いです。


『銀魂』のキャラに完璧な人物がいない

 読んでいて気付いたのは銀魂のキャラクターって完璧な人がいないんですよね。作中ではキャラクターの格好良いところも描かれているんですが、ダメな部分もしっかりと書かれています。

(例)坂田銀時(銀さん)

 この物語の主人公、銀さんですね。簡単にキャラクターの紹介をすると、かぶき町で「万事屋銀ちゃん」を営む人物です。白い天然パーマの髪の毛に、甘党・無気力であることが特徴として描かれることが多いですが、昔は「白夜叉」の二つ名で恐れられていた攘夷志士でした。

<格好良い面>

『銀魂』第281話「さらば死神」より

 銀さんは強いことからも、映える戦闘シーンも多い事に加え、シリアスな場面で発する言葉には名言が多くあります。

<ダメな面>

『銀魂』2年目OP「銀色の空」より

これはアニメではなく、OPの映像の1シーンです。

 みなさん今までに、この表情で鼻をほじるジャンプ主人公って見たことありますか。しかもOPの映像で。作中は他にも、銀さんが二日酔いになっていたり、ドラえもんの歌を熱唱したり、酒に酔って6股疑惑がかけられたり、と少年漫画の主人公らしからぬ「ダオ」さを感じる描写が数え切れないほどされています。

 このことは他のキャラクターにも当てはまります。神楽、新八、土方さん、沖田、桂などの人間のキャラクターはもちろん、たまのような一般的に完璧とされるからくり(現代語ならAIロボット)にさえも、格好良いシーンが描かれていながら、どこかに残念な面があります。人間だけならまだしも、からくりにまで残念な面を作る設定には何か目的があるように思えます。


完璧キャラがいないのはどうして?

 このことに関して単行本の質問コーナーで空知先生が「キャラのゴミ箱の中身が分かる」ようなキャラを目指しているという記述がありました。(「」中の内容ですが、単行本を自分では持っていないので正確ではないと思います。確認でき次第修正します。すみません。)

 この事から分かるのは、一貫して『銀魂』はどこかに存在しそうなキャラクターを目指しているんですよね。

少年漫画の主人公って「友情・努力・勝利」を基にした少年の設定に、毎日努力をしてボスを倒す展開が定番だと思います。

一方『銀魂』は残念な部分が多くて、毎日くだらないことをして、たまに事件が起こったりして「友情・努力・勝利」とは言えないエピソードも多くあります。しかし、だからこそ『銀魂』のキャラクターは「人間らしさ」を感じると考えられます。

毎日高い目標を立てて、それに向かって努力し、いつも正義のヒーローである人はそうそういません。だからこそ、自分の身近にいそうな存在として描くことでより行動や言葉が私たちに響くのではないでしょうか。

まとめ

『銀魂』は完結が近づいても伏線回収のラッシュなどの話をまとめていく行動をしませんでした。だからこそ読者は銀さんたちの「万事屋」は話が完結してからもどこかで存在しているような気持ちになります。この終わり方がうみはとても大好きで、だからこそいつ読んでも面白い理由だと考えています。

『銀魂』は1話読切のエピソードも数多くあります。気になる話を久しぶりに見てみてはどうでしょうか!


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