3月に劇場に戻ってくる!?『暗殺教室』を見直すならこのお正月でしょ!!
こんにちは、うみです🐬✨️
漫画編集者を目指している大学生です。
今日はお正月に読み返してほしい作品を紹介します!!
『暗殺教室』
みなさん、『暗殺教室』って知っていますか?
この作品は2012年7月から集英社の週刊少年ジャンプで連載されていた作品です。単行本は全21巻で完結しています。
進学校である私立椚ヶ丘中学校で「エンドのE組」とされる落ちこぼれの生徒たち。彼らの担任となったのはマッハ20で移動することのできる「怪物」でした。この怪物は1年後爆発し、地球を破壊してしまいます。怪物の暗殺期間は1年。対象者の先生と暗殺者の生徒たちによって展開される青春”暗殺”アクション!!
公式サイトは以下です!ぜひご覧ください!!😀
2015年・2016年には連載に加えてアニメ化・実写映画化もされ人気が盛り上がり、累計発行部数は2700万部を超えています。そのため名前は知っている、あるいは昔読んでいたという方も多いのではないでしょうか。そして今年でアニメ放送10周年を迎えたことから、現在「10周年プロジェクト」が始動しています!
このお正月、時間があるうちに『暗殺教室』を見直しませんか??
主要登場人物
①潮田渚

『暗殺教室』の主人公。中学校3年生の男子としては細身で小柄なビジュアルに加え、性格は温厚であるため一見戦闘力が低いように思われるが、「暗殺」の才能は誰よりも秀でている。殺せんせーの弱点をメモしている。
②殺せんせー

渚たちの所属するクラス、3−Eの担任。登場当時、本名が明かされなかったため、渚のクラスメイトの1人に「殺せない先生」として「殺せんせー」と名付けられる。
マッハ20の移動速度とほとんどの攻撃の通用しない体、独特の触手を持つ超生物。1年後に爆発するとされ、地球を破壊できるエネルギーを持つとされる。笑い声は「ヌルフフフフフフ。」顔の色は感情によって変化する。
この他にも個性豊かなクラスメイトたちがいるのですが、詳しくは下の公式サイトのキャラクター紹介を御覧ください!!
『暗殺教室』の面白さ
『暗殺教室』をおすすめしたいのは主に3つのおもしろさからです!!
①「学校」×「暗殺」の組み合わせ
一般的に人を殺すことは「悪」とされているこの社会で人を殺す「暗殺」という行為と、「善」の生き方を教育する「学校」の相反する2要素の組み合わせってすごく独創的ですよね。しかも『暗殺教室』は作品全体を通して明るい世界観を保っているんです。「殺意」を持つことを容認し、「暖かい殺意」を先生に向ける、そんな歪さが読者を惹きつけていると思います。
そして「才能」という言葉もこの作品ではキーワードだと思います。一般的に人より秀でた点のことを「才能」と形容されますが、舞台のE組は「エンドのE組」と言われるように勉強が中心である学校において「才能のない」と分類される生徒の集まりです。しかし、殺せんせーを殺そうとする1年の中でそれぞれの強み、「才能」が勉強にとらわれないことが描かれます。無意識のうちに勉強の優劣で人間の価値の優劣が付きがちな教育現場でE組のような「才能」を認めてもらえるのは実際の学生も求めることではないでしょうか。
②キャラクターの年齢設定
主人公の渚たちは椚ヶ丘中学校の3年生。中学校3年生です。まだ義務教育期間です。うみは作者の松井氏は高校が舞台となることが多い少年漫画の中で、あえて中学生3年生に年齢を設定したと考えています。
中学3年生って子どもと大人の狭間だと思うんですよ。高校に入ったら自分で決断できることも増えて、一人で生きていくことも理屈では可能になります。でも中学生はバイトも行うことができないため、1人で社会で生きていく能力がありません。親の保護下にありながらも親からの「卒業」も近い年齢を狙って設定したのでは無いでしょうか。
加えて高校生になってくるとひねくれてある程度倫理観のぶっ飛んだ人物が出てきます。しかし中学生はまだ純粋さが通じる年齢です。加えて舞台の椚ヶ丘中学校は私立中学。キャラクターはある程度裕福な環境で育って来ています。そのような設定の上で物語を展開することで思考の根本に「教育」上で良いとされる倫理観が備わっており、「淀みのない純粋な殺意」のような歪なものが出来上がっているのだと思います。
③読んだ後の満足感
この作品は読み始める時にもうゴールが分かっていることがとても特徴的です。「卒業」という終わりのはっきりとしている中学校3年生(更に中学校なら進路が多様でみんながそれぞれの道を歩みだすことが明確)から物語が進み、実際に物語は卒業で完結します。しかし最終話にあるようにキャラクターたちそれぞれの人生はそこから続いていきます。
中学校はあくまで義務教育であり、全員が同じような内容の教育を受けます。そこから自分の夢に向かって専門性の高い教育を受けていきますが、『暗殺教室』の登場人物もそれぞれ自分の夢を追って「一人の人間」の輪郭がはっきりしていきます。
物語が終わってもそれは終焉ではない。その先に無限大の未来が開けている、という展開を示し完結した『暗殺教室』は読んだ後の満足感が半端ないです、、、!!
まとめ
今日は『暗殺教室』を紹介しました。うみは小学校2年生の時にこの漫画を人生で初めて買ったので思い出がとても深いです。当時読んだ時は「エンドのE組」のエンドの意味すら分からずただ難しい漫画でしたが(当時は青い鳥文庫の児童図書くらいをぎりぎり理解できる人間だったので)、大学生となる今読み返すとあの頃大人に見えた渚たちはまだまだ子どもだったことに驚きを隠せません。
連載が始まってから13年。アニメが始まってから10年。作品は変わっていませんが、読者側は10年も経ちました。3月に劇場版が公開される今、読み返して自分の受け取り方の変化にも気付いてみてほしいです!!
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