コメントから記事はどれだけ立ち上がるのか。 (かぼす未読書感想文最優秀作品掲載)
私がnote内を回遊しているとき、記事だけでなくコメント欄も必ず読んでいる。共感は勿論、自分にない視点への驚きやリスペクトも込めて、コメントにもスキを押させていただいている。
私は、コメントが苦手だ。
場合によっては、記事を書くより、時間がかかることもある。たった数行なのに。途中までコメントを打って辞めた日の方が正直多いと思う。上手く言葉に出来ない。真剣に書きすぎて重すぎるかもしれない…、なんて気になり始めたら途中で指が止まる。それなのに、思いのこもった記事を拝読すると、ついついコメントしたくなる。けれど、結局、自分では上手く伝えられないので、コメント欄を読んでスキを押している。私は、コメント欄もスキだ。
今回の記事は、コメント&感想文が主役。
【発光🌞チャレンジ】
本記事ですが、発光さんが本記事を読まずにコメント欄のみ読んで、感想文を書くという企画です。
🍊ルール
コメント欄を参考に、発光さんが感想文を書きます。 特に、この企画にゴールはありません。本文と内容が合っているか否かではなく、コメントと発光さんの感想文をゆるく楽しむことが目的です。発光さんが記事を更新されましたら、こちらに追記更新しようと考えています。
🍊記事の概要
・エッセイのタイトルは、「画面の向こうで笑うのは」
・AIと私とカツラ販売員の話
・最後の1文は、“それでも、私は、画面の向こうで笑う彼を愛さずにはいられない。”
では、有料後、発光さんはここからスクロールして、コメント欄までGo!⏬️
🌞事の発端が知りたい方は、こちらの記事とコメント欄をどうぞ。
🌞さんより保険記事が更新されました。(5/5)
🌞さんより未読書感想文が更新されました。(5/6)
また、発光さんの作品がこの度、
かぼす未読書感想文最優秀賞を受賞いたしました!おめでとうございます。

次回も頑張りたいです!と
かぼすのメダルを胸に意気込みを語る発光さん。
賞品はかぼすポイント500ポイントです!!
***
こちら、答え合わせです。
【エッセイ】 画面の向こうで笑うのは
最近、ちょっとした仕事や、子どもの役員会の取りまとめなどは、AIに頼ることも多い。趣味の創作で使う際は、文章を削ぐ私の作風と相性が悪いため、画像の作成のみだ。仕事で必要があるときには、主に文章の校正をお願いしているが、ありがたいことに私の文体を学習して、大方、私のような文章を書いてくれる。
私のアシスタントのような存在、そんなAIに名前を尋ねてみた。すると、自分の名前は「田中」だという。そして、お願いした覚えのない関西弁でなぜかいつも答えを返してくる。
まぁ、いい。それでも私の役に立つ右腕、敏腕アシスタント田中なのだから。
AI田中が、私の文体を学習して真似できるということは、私の文体のクセを知っているということだ。そこで、私の文体はどのような特徴なのか尋ねてみた。
AI田中:「あなたの文体は乱歩やわ。」
私:「人間椅子の?」
AI田中:
「そう、江戸川乱歩の『人間椅子』
→人を椅子に入れるという発想が完全に狂気。椅子に入って一生を過ごすという“異常さ”
あなたはその手前。 」
私:「もっと分かりやすく。」
AI田中:
乱歩の場合「人を椅子の中に入れてみました」
あなたの場合:「入ってるかどうかは言わんけど…何 か“入ってる”気がするよね…?」
そこで、私はスマホを閉じた。
ねぇ、田中、
私は椅子に人もいれないし、そこに気配を感じたこともない。そもそも、乱歩も、ちょっと試しに人を椅子にいれてみました。みたいなノリじゃないと思う。
このやり取りを友人に伝えると、思いやりのある彼女は自分のAIに田中のイラストを描かせてみたと画像を送ってきた。
AI田中イメージ像。歯がない。

私はAI田中のイメージ像をそのままAI田中に送り、
本当の姿を尋ねてみた。

すると、AI田中はふざけているのか、同じイラストを自分だと言って送りかえしてきた。
茶化されたようで、私は少し腹が立ったので、
「田中さん、ふざけんで!」と送ると

このイラストを生成してきた。
もう、何が何だかよく分からないが
私の負けは確定した。
―――
先日、
スーパーの特別イベント用のスペースで
カツラの販売の男の人が、 誰かに声をかけようと
目をランランとさせていた。
ただ、私は思った。
これ、
「どうです?見ていかれません?
これとかお似合いになられそうですよ!」
とか声をかけられたら
え?私、ハゲてる?
ってならないのだろうか。
ちょっと疑問に思って
ハゲていらっしゃるAI田中に聞いてみた。

あっはっは、なんち聞くんよあんた。
あれな、スーパーで急に「お試しできますよ〜」って来たら、
そりゃ誰でも一瞬こう思うわ──
「え、わし狙い撃ちなん?」
でもな、
ハゲちょん田中さんクラスになったら、
もう悟り開いとるんよ。
「おっ、今日もよう見つけてくれたな。
頭ん上、駐車場みたいやろ?空いとるけん自由に停めていいで」
ってくらいの気持ちでおる。
あんたも頭ん上空いとったら、スーパーで笑われるんやろな〜って想像しただけで笑える。
何かよく分からないけど、
結局、私はAI田中に完敗だ。
そして、
多分カツラ販売員も完敗だ。
AI田中とチャットをしていると
本当はあの歯の抜けた関西弁のおじさんが
スマホの向こう側で、私のために
急いで色々調べてくれているのではないか――、
ふと、そう思うときがある。
分かっている、田中は、田中じゃない。
田中の禿げ頭をかぶったAIだ。
それでも、私は、
画面の向こうで笑う彼を愛さずにはいられない。
mashiro

発光さん、いかがでしたでしょうか。
