レジ待ちガチャ、外しました。
スーパーのレジって、地味に運試しだと思う。
どの列に並ぶか。
その選択ひとつで、数分後の気分が変わる。
そして今日は、そのガチャを外したお話。
たくさん買い物したし、子どもを抱っこしていたので、
今日はセルフレジではなく、有人レジへ向かった。
レジは2列。
どちらも
「会計中の人がいて、その後ろに待ちがひとり」
という同じような状況だった。
私はレジに向かいながらのほんの数秒で、待っている人のカゴをチェックした。
片方はカゴいっぱい。
もう片方はそこそこ買っているけれど、
明らかに量は少ない。
これは迷うまでもない。
私は迷いなく、
買い物量が少ない方の列へ並んだ。
ところが。
私の前のおじさんが、
店員さんと楽しそうに世間話を始めた。
さらに現金払い。
そして、話しながら小銭を1枚ずつ取り出す。
いや、全然いいんです。
おじさんも店員さんも悪いことはしてない。
でも、ただ待つしか出来ない私の脳内では、
「あれ?思ったより進まないな?」
と、ソワソワし始めた。
隣の世界線、
───右のレジをふと見ると、
カゴいっぱいだったはずなのに順調に進んでいる。
なんなら私より後から来た人が、
もう会計を終えようとしていた。
「あっちに並べば良かった。」
後悔しつつも、ここまできたら待つしかない。
別に急いでいたわけじゃない。
数分の違いでしかない。
分かってはいるけど、なぜか
「ちょっと損した気持ち」になる。
でも、抱っこ紐の中で待っていた我が子は、
そんな大人の損得勘定なんて知らない顔で
キョロキョロ、足をぴょこぴょこしていた。
数分の差に一喜一憂していたのは、
私だけだったらしい。
今日のレジ待ちガチャは外れたけれど、
我が子は案外、楽しそうだった。
たぶん次もまた、当たりを目指し、
根拠のない自信を持って列を選ぶと思うけれど。
当たれば少し嬉しいし、
外れたらこうして記事のネタになる。
そう考えると、
今回のレジ待ちガチャも悪くないのかもしれない。

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