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例の曲、めっかった!|半年かけて辿り着いたレコードオンリーの1曲

昨年の12月26日、大阪・Club Circusで田中フミヤがかけていた曲が、ついに見つかりました。

これは、クラブでエア録りしていた動画。
その中に偶然フルレングスで収録されていた1曲に、心底惹かれました。
そこから捜索が始まりました。

まずはSHAZAMを試しましたが、結果はヒットせず。

次に、動画を拡大し、奥で回っているターンテーブルのラベルを手がかりにしました。

手前の盤より回転が速いことから45回転の12インチだろうと推測。
暗がりの中、白い吹き出しのような、雲のようにも見える模様、そして文字らしき痕跡。
ラベル色は緑かグレー。

この限られた情報を頼りに、Discogsを総当たりで調べ始めました。
Deep House
Vinyl
Master Release
などの条件を軸に、新しい順から“それっぽいラベル”をひたすら試聴していきます。時にTech HouseやHouseへジャンルを切り替えながら。
なかなか決定打は見つかりません。

並行してRedditやDiscogsフォーラムにも投稿しましたが、有力な特定には至らず。

さらに、Bass CultureやAll Day I Dreamなど“雲のようなイメージ”に近いレーベルも調べましたが、音像が少し違うため除外。

音の雰囲気からEUではなく、USの気がしていたので、今朝からDiscogsでUSに絞り、かつ単独ミュージシャンじゃない可能性もあると思い、Variousに限定して、再度細かく見ていきました。

30枚ほど試聴しながらチェックした中で、一枚それっぽいラベルを見つけました。

Various – Fetish Sampler Vol. 1

ラベルの雰囲気はかなり近い。
雲のように見えていた白い枠は実は「星」かもしれない。
しかし試聴しても該当曲ではありませんでした。

ただ、音の質感は非常に近い。

そこでレーベル全体を調べ直すことにしました。
Fetish Recordingsのリリースを新しい順から確認したところ。

おや?
このラベルの雰囲気。
そしてJoey Youngman?

さっきのコンピにも確かこの名前があった。

そう思い、すぐに作品ページを確認しました。

Artist : Joey Youngman
Title : Jujubeats EP
Label : Fetish Recordings
Cat No : FR020
Year : 2008

さっそく、試聴リンクを聴きました。

……これだ。

Murda on the Mountaintop

まさにこの曲でした。

半年かけて、ようやくたどり着いた瞬間でした。

様々なレコード店や、DJ、海外のTrack IDコミュニティにも依頼しました。ですが、最終的には自分の手で辿り着くことになりました。
(やっぱり自分で見つけた方がうれしいもんね)

SHAZAMでヒットしない理由は、やっぱりレコードオンリーの楽曲だったからのようです。いまだにレコードでのプレイにこだわり、この辺りの音を現場でちゃんとプレイする田中フミヤの真骨頂だと思いました。
2008年のディープハウスというのも、絶妙なラインです。

さぁ次は、このレコードを手に入れるターンです。

Discogsマーケットプレイスを見ると…。
£21.00~£65.00、直近の販売価格も€35.00。
日本までの送料考えると12インチ1枚で、1万円越え。
そりゃ高すぎます。

日本国内でも、今日(2026年5月24日)時点で、新品・中古ともに販売されている様子はありません。

唯一、ヤフオクで今年2月17日に1,000円で落札された履歴だけが残っていました。

2月といえば、まさに探していた最中の出来事でした。
※これを落札された方、2倍の2,000円で売ってください(願)

先日レコード店で言われた「見つかってからが大変だよ」という言葉の意味を、今まさに実感しています。

もしこのレコードをお持ちの方で、手放してもよいという方がいらっしゃれば、ぜひお譲りいただけると嬉しいです。


とはいえ、見つかってから何度もYouTubeで聴いていますが、単体で聴くとそこまで悶絶するほどではない気もしています。
ましてや、音楽として10,000円以上払う価値は僕には見出せません。

クラブでの空気や、田中フミヤのミックスの中で鳴っていたことに強く影響されていたのかもしれません。
いわゆる“試聴マジック”だったのでしょうか。

それでも、ここまで来たらレコード盤で欲しいです。

次回「カバオくん、例のレコード安くめっかったよ!」編をお楽しみに!

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