【ラクしてきれいな家】④浴室:水滴を残さず大掃除回避
浴室や洗面所の真の敵、それは「水滴」である。たかが水滴、されど水滴。放置すると徐々に取れない水垢や落ちないカビに成長していく。
鏡の真っ白なウロコに苦戦した人は少なくないだろう。私もそうだった。なんといっても、元・汚部屋住人だから。
年季が入ったウロコは何しても落ちない。紙やすりで落としても、表面に細かい傷がついて、余計に汚れがつきやすくなったりする。
あいつの正体は水滴の蓄積なのだ。水のミネラル分やせっけんカスが、「たいしたことありませんよ」という顔をして、いつのまにかガンコな地層を作ってしまう。
じゃぁ、水滴を残さなければいいのでは?
そして私は「浴室に水滴を残さずにあがる」というワザを編み出した。
今夜も半裸のスケキヨで
浴室から上がる前に、バスタオルで髪・体を拭き、そのバスタオルを体にひっかけ、顔にはシートマスクを貼り付けて、私はお風呂の水滴を切る。半裸のスケキヨ(by『犬神家の一族』)みたいなので、見た目はコワい。
シャワーだけの時は、スクイージーで壁と床をざざーっと水切りする。5分もかからない。最後に鏡や水栓金具、シャワー金具など、金属や光るところだけタオルのバスマットで拭いて上がる。

お風呂につかった時は、バススポンジにボディソープをつけて浴槽を洗う。ついでに、壁や床もざざっとこする。このボディソープというのがポイントで、お風呂洗剤だと体につくとかぶれそうなのと、ボディソープのほうが掃除のハードルが私的に下がるからだ。
泡を流したら、シャワー後と同じようにスクイージーで浴室全体をざっくり水切りする。
カビの胞子は見えないけれど天井にいて、浴室のカビを育てると聞き、天井も週一で水切りするようになった。うちの浴室は天井が低いので、そんなに苦じゃない。
ちなみに、半裸のスケキヨでそんなことをするのは、一度浴室を出たら、面倒になってやらないからだ。冬場は寒いので、その時だけ浴室暖房をかけたりする。
今の家は住んで6年目だが、毎日の水滴対策が奏功して、お風呂の壁も鏡も水栓金具もピカピカのままだ。

ただ、めんどくさい時は水切りを雑に済ませたり、深酒した時はメイクだけ落として風呂キャンすることもある。だって人間だもの。
あとは、カビ対策に2カ月に一度「防カビ燻煙剤」も使っている。バルサンみたいなやつだ。これで黒カビは何年も目にしていない。
洗面台も排水口もちょこっと掃除
洗面台も水が飛んだのを見つけたら、洗面所のタオルでサッと拭く。洗面台の鏡は特に水滴跡が目立つ。ここがきれいだと洗面所全体がキレイに見える。


水滴ではないが、浴室の排水口のフタに残る髪の毛やゴミは、お風呂上りにティッシュでつまんで捨てる。排水口の受け皿はステンレス製に変えている。溜まったゴミを捨てやすくするのと、ぬめりが溜まらないようにだ。
また、洗うのが面倒という理由で、浴室の排水口の蓋は外してしまっている。
こう書くと潔癖症や極度のきれい好きと思われがちなのだが、実際は逆だ。「あとで大掃除をしたくない」からだ。その場で小さい動作ですむなら、そっちのほうがマシ、という理屈だ。
タオルを統一するとホテルライク♪
水回りに欠かせないタオル。私はタオルを同系色で揃えるのが好きだ。今は家の中のトーンにあわせて、サンドベージュで統一している。
フェイスタオルとバスタオルは厚手タイプで、洗濯の時は乾燥機にかけてふわふわに仕上げている。顔や体を拭くたび、心地よくて気持ちが上がる。そう、ちょっとホテルライク。
バスマットもタオル地のもので、同じサンドベージュ。タオル地にしているのは、先にも書いたようにお風呂上りに足だけでなく、水栓金具や鏡を拭きたいからだ。

タオル類は1年~1年半おきにすべて買い替える。フェイスタオル7枚、バスタオル3枚、タオルバスマット2枚で生活をまわしている。一人だと余裕ある枚数だが、娘が泊まりにきたりするので、このくらいがちょうどいい。
タオルを統一すると、各場所にかける時に、この色はこっち、この柄はあっち、これは来客用、という判断や手間がなくなるのもいい。
浴室、洗面台、タオル。毎日目にする場所だから、汚れを見て見ぬふりすると、気持ちが少しずつ重くなる。少しの手間でそのノイズがなくなれば、大掃除からも解放される。私はこうして家と自分の機嫌をとっているのだ。

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浴室もキッチンも、きれいを保つコツは“気合い”ではなく、汚れをためない仕組みだと思っています。
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