【美容つれづれ日記】① 美肌:女医さん取材でタバコをやめた話
肌がきれいと言われる。
言ってくれる人の優しさはもちろんあるだろうが、月に一度以上の頻度で誰かに言われるので、「肌がきれい」を自認している。ピコトーニングに通っているし、美容医療の力も借りている。だから「何もしていません」と言うつもりはない。むしろ、いろいろしている。
ただ、私が肌のためにいちばん大きく生活を変えたのは、高い化粧品を買ったことでも、美容医療を始めたことでもない。それはタバコをやめたことだ。
タバコで呼吸していた頃
私は23歳から31歳ごろまで、相当なヘビースモーカーだった。
当時、「マイルドセブン」というタバコを毎日1.5箱~2箱吸っていた。仕事が忙しく、締切に追われる中で、タバコは休憩であり、気分転換…というより、もうタバコで呼吸していた。この先の生涯、お酒とタバコどちらかしか選べないと言われたら、食い気味に「タバコ!」だった。
変わるきっかけは、「ニコレット」という禁煙補助ガムのタイアップ企画で、女医さんに取材したこと。そこで、喫煙がビタミンCを消耗し、コラーゲン生成を阻害し、血流を悪くし毛細血管を痛め、肌の衰えを加速することを聞いた。
単に「美容に悪い」のではなく、「間違いなく早く老ける」と知って、ようやく腹落ちした。
それからほどなくして、タバコをスパッとやめた。ニコレットもいらなかった。言葉が頭ではなく心に刺さると、人は動ける。私にとって禁煙は、美容のために生活を変えた最初の大きな経験だった。
▼タバコに依存していた頃の話
肌は毎日の生活で育てるもの
それから肌への考え方が少し変わった。肌は高い化粧品をひとつ使えばどうにかなるものでも、年に数回の特別なケアで帳尻が合うものでもない。毎日の生活習慣の中で維持するものと思うようになった。
完璧な生活はしていない。酒席の日もあるし、カップヌードルを食べる日もある。それでも、最低限ここだけは荒らさない、というラインは決めている。だから、風呂キャンする日があっても、化粧だけは必ず落とす。

食事では毎食たんぱく質を摂るようにしている。肉や魚、卵、チーズ、ヨーグルト、牛乳、プロテイン、納豆、豆腐。肌も髪も爪も、材料がなければ作れない。
スキンケアは基本的なことを毎日やる。外に出ない日も日焼け止めを塗る。メイクを落とす。お風呂上がりの浴室を掃除する5分でシートマスクを貼る。クリームを塗る。面倒な時は化粧水と美容液だけで寝る。

美容医療はオプション工事
もちろん、美容医療は効くが、それだけで肌がきれいに見えるわけではない。生活の土台や体の中身が荒れていれば、どんな施術をしても効果は限定的になるだろう。私にとって美容医療は魔法ではなく、生活の土台の上に乗せるオプション工事に近い。
美容とは「自分を雑に扱わないこと」なのかなと思う。これからも人に会い、仕事をし、外に出て、たまにはときめいて、鏡を見たときに「まあ悪くない」と思えれば上出来だ。
だから私は今日も、日焼け止めを塗る。たんぱく質をとる。そしてどんなに疲れていても、化粧だけは落として寝る。そのご褒美が、誰かにふと言われる「肌がきれい」という褒め言葉なのだ。

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肌はいきなり高い施術から始めなくても、タバコをやめる、生活を整える、お金のかけどころを考えるところから変わると思っています。美容の費用対効果、70kg時代からの“きれい見え”、美容医療でマイナスをゼロに戻す話はこちらに書いています。
タバコをやめるまでや、お酒・買い物に依存してヤバかった話も書いています。
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